おしゃれな白い家にするにはどうすればいい?外観と内装を白にする時のポイント

「家の中や外を白をベースにした白い家にしたいと思っているのですが、夫が白は汚れるからという理由であまり乗り気ではなく白い家にするか迷っています。白い家を建てる時のポイントや注意点があれば記事にしてもらえないでしょうか?」

読者さんよりこのような質問をもらいました。

 

白い家というのは今も昔も人気の家の1つで流行り廃りも少なく、いつの時代でも白というのは家でよく使われる色となっています。

その一方、白という目立つ色だからこそ意外と失敗しやすい色でもある点は注意が必要です。

そこで今回は白い家を建てる時のポイントや注意点について詳しく見ていきたいと思います。

白い家が気になる方や、家の色で迷っている方はぜひご覧ください。

白い色はこんなにある

白い色とひとことで言っても白い色にはいろんな色があります。

上の画像に並べているのもそれぞれ色味が少し異なっていますが、一言で表すと全部「ホワイト」となります。

このように白は明るさが違ったり色味が違うだけで見た目は結構変わってくるんですね。

 

そんなホワイトの呼び名の例をいくつか挙げるとすると

  • スノーホワイト  :雪のように白い真っ白な白色
  • オフホワイト   :真っ白に近いが、少し色味の入った白色
  • パールホワイト  :少しグレーの入った白色
  • アイボリーホワイト:わずかに黄みのある白色

このあたりが代表的な白色になります。

それでは「白」の色味がいくつも有るというのを頭に入れた上で、白い家の特徴について見ていきましょう。

白い家の特徴

白を外観に使った場合

白い家

Photo:https://www.muji.net/ie/madonoie/

白い家と言うと、外観に白を使った家をイメージする方も多いのではないでしょうか?

それだ白い家というのは印象的で記憶に残りやすい色なんですね。

 

そんな白い外観の家の魅力はシンプルながら色んな家に合わせやすいということです。

モダンな印象の家にする場合は家の形をスタイリッシュにすることでモダンな家にすることができますし、少し洋風のかわいい印象の家にする場合は外観に曲線を使うことでやわらかい印象の家にすることができます。

このように白い家というのはどんな間取りの家にも合わせやすいので、外観で使いやすい色と言えます。

また、一部に黒などの濃い色や木目を使った時も白というのは上手くマッチするので、外観のアクセントを入れやすくいろんな表情を作ることができるのも白い家の特徴です。

(白に似たような色をアクセントに使うと中途半端な見た目になるので、濃い目のものをアクセントに使うのがオススメです。また、外壁だけでなく軒裏や玄関ドアなどにアクセント色を入れるのも効果的です)

白い家2

Photo:https://www.vegahouse.biz/blog/190628/

一方、白い色は膨張色と言って実際よりも大きく見えるという特徴もあります。

そしてその膨張色の影響で家の外観が実際よりも大きく見えてしまい、圧迫感を感じたり間延びして見えたりしてしまうことも。

(縦長、横長の家の場合は影響は少ないですが、正方形に近い家ほど間延びしたように見えたり大きく感じやすくなります)

そのため、白い家にする場合は家を建てる前に外観パースなどでどのように見えるかは必ず確認しておくのがとても大切なんですね。

また、間延びして見える場合は白にアイボリーを足してワンランク明度の下げた色にすることで膨張色の影響を抑えることもできるので、選択肢の1つとして頭に入れておくと便利です。

 

その他、木目や濃い色でアクセントを付けずにあくまで白い家にこだわる場合は、外構工事でシンボルツリーを入れて緑を差し色に入れたり、門柱などに色濃い物を使うなど、白い色がより引き締まるようにしたいですね。

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あとは、外壁を白い家にする場合で気になるのが汚れについて。

やはり白色というのは汚れが付きやすく、特に窓や換気扇の外につけるフードの雨だれなどが目立ちやすくなります。

そのため、白色の外壁にする場合は汚れの付きにくい外壁材や自浄作用がある外壁材を使ったり、雨だれが出にくいようにするなどの対策を取っておくとメンテナンスの回数を少なくすることができます。

ただ、外壁は紫外線を常に浴びる場所で経年による劣化が必ず起きてしまう部分なので、定期的なメンテナンスは忘れずに行いたいですね。

(汚れた白い家ほど古く見えてしまうので)

白を家の内装に使う場合

それでは次に、内装を白い家にした場合の特徴について見ていきましょう。

白色を内装に使った時のメリットとしては、部屋が広く見えるということ。

外壁の時は扱いに少し困る白が持つ膨張色という特徴も、家の中で使うことで部屋の中が広く見えるという効果があるんですね。

 

また、内装で使う白は部屋の中の名脇役となってくれます。

たとえば、部屋の一部に差し色を入れてアクセントにした場合はアクセント部分を際立たせてくれますし、フローリングの色との組み合わせ次第で色んな表情の部屋を作ることができるようになります。

また、家具も色んな家具と合わせやすいというのも良いですね。

白は内装で使う素材の魅力を引き出し、そして上手くまとめてくれる役割を果たしてくれます。

 

その一方、白は使う材料によって見え方や受ける印象というのは違ってきます。

たとえば壁や天井を全て真っ白にしてしまうと無機質でのっぺりした病院のような印象の部屋になってしまうので注意が必要です。

また、白は光の反射率も高いので白すぎると疲れる要因ともなります。

そのため、部屋全体を白にする場合も床は木目が付いたフローリングを選んだり、壁や天井は少しトーンを落とした白を使うなど、バランスを取ることが大切になってくるんですね。

白い内装の家

Photo:https://sumai.panasonic.jp/sumai_create/hint/0114cat003.html

その他、壁に白を使った場合は表面の質感でも受ける印象は変わってきます。

表面がツルツルで凸凹が無い素材を使う場合、少し硬い印象を与えることになるのでモダンな内装の家にする時以外は使いすぎには注意しておきたいですね。

そのような場合は床は無垢のフローリングを使って硬い印象を柔らかくするなど、全体のバランスを整えるようにしたいですね。

 

また、表面に凸凹がある素材を壁や天井に使った場合は光の反射が複雑になり、深みのある印象の部屋にすることができます。

そのため、白い内装の家にする場合は塗り壁を使うのも好相性ですよ。

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最後に白を内装に使った場合の汚れについて見てみましょう。

内装に白を使った場合、外壁と同じように汚れはやはり目立つようになります。

そのため、水回りなど汚れが付きやすい場所は汚れが拭き取りやすい素材に、またスイッチ周りなど手垢が付きやすい場所の周辺は汚れが拭き取りやすい艶あり塗装にしたり、巾木は白を使わないようにするという方法もあります。

ただ、お子さんがいる家などはどうしても汚れやすくなってしまうので、細かい汚れは気にしないようにして何年かに1度は壁紙の張り替えや塗り壁の再塗装をするというように割り切ってしまうのもいいかも知れませんね。

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まとめ

今回は白い家について詳しく見てきました。

白という色には独特の特徴があり、使い方によって家の印象というのは大きく違ってきます。

白の特徴を上手く使うことで家の魅力を高めることができますし、反対に白すぎて圧迫感があったり落ち着かない家になってしまうケースもあるなど、シンプルながら意外と使い方が難しい色なんですね。

 

ただ、白の特徴を知っておくことで白い家にして失敗したというケースを防ぐことができるようになります。

ぜひ今回の内容を参考に、素敵な白い家を作ってくださいね。

では。

 

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