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注文住宅の内装を効果的にコストダウンするために知っておきたいこと

注文住宅を建てる場合、ついついせっかくの注文住宅だからとアレもコレもと詰め込んでしまって誰でも一度は予算オーバーしてしまうものです。

言い換えれば、予算オーバーしてから重要度の低い物を削ぎ落としていくことでよりコストパフォーマンスの高い注文住宅にすることができるんですね。

では、そんなコストパフォーマンスの高い家にするためにはどのようにコストダウンすれば良いのでしょうか?

今回は注文住宅の内装にスポットを当てながらコストダウンに効果的な場所やコストダウンしても満足度の高い家にするためのポイントについて見ていきたいと思います。

家の予算が気になる方はぜひご覧ください。

壁を少なくしてコストダウン

家の中に壁がどれだけあるかというのも家のコストに影響してきます。

壁を作るのに柱や壁などの構造材が必要になりますし、壁紙などの仕上げ材も使うことになるのでコストアップになるんですね。

その結果、壁の面積が広いほどコストが掛かるようになります。

そのため、まずは家の内装で必要のない無駄な壁が無いかどうか見てみることでコストダウンの第一歩となります。

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ただ、場合によっては壁が必要かどうか迷う時もありますよね。

そんな時は基本的に壁は作らない方がオススメです。

その理由としては、最初から壁を作ってしまうと後でいらないと思った時も取り払うのは大変になりますが、後で作るのはそれほど難しいことでは無いからなんですね。

その他、必要な時だけパーテーションで区切るという方法もあり、部屋の使い方のバリエーションも増やすことができます。

そのため子供部屋などは最初は1つの大きな部屋にしておき、必要に応じて壁を作ったり可動収納などで間仕切りするというのも効果的です。

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仕上げ材は量産品を使うとコストダウン

注文住宅の場合、内装の仕上げ材に何を使うかでも価格というのは結構変わってきます。

そしてコストダウンを目指す場合、量産品を使うとコストダウンすることができます。

(量産品とは色や柄がシンプルで大量生産してコストを抑えた製品のことを言います)

たとえば壁紙の場合は家全体を考えるとかなりの面積になってきますが、その分だけコストへの影響も大きく、量産品を使うことでかなりコストダウンすることができるんですね。

 

一方、量産品の壁紙だと安っぽく見えてしまうのでは?と思ってしまう方もいらっしゃると思いますが、実はそんなことはありません。

たとえば、「あなたの家の壁紙の柄を思い出してみてください」と言われて、はっきりと思い浮かぶ方はいらっしゃるでしょうか?

色はすぐに分かっても、柄までハッキリ覚えている方は少ないと思います。

このように壁紙というのは部屋全体を整えるものなので、色の印象は強くても柄のというのはそれほど記憶に残らないものなんですね。

そのため、壁紙に特にこだわりが無いのであればできるだけシンプルな物を選んであげると部屋を綺麗にまとめることができます。

また、全体的に量産品の壁紙を使ってコストを落としつつ、リビングの壁一面だけ高価な壁紙を使ってアクセントにしてメリハリを付けるというのも効果的です。

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建具の色は壁に合わせる

建具でコストダウン

注文住宅の内装では、建具の色やデザインも選ぶことができます。

家の中のドアや引き戸、クローゼットの折れ戸といった家の中の扉すべてを合計すると結構な数になり、建具をどのような物を選ぶのかでもコストというのはかなり変わってくるんですね。

では、建具は価格次第でどのような部分が変わってくるのでしょうか?

建具のグレードで使い勝手が変わることはあまり無く、ほぼデザインの違いになってきます。

建具にお金を掛けるということは内装の見た目にお金を掛けるという感じなんですね。

やはり見た目が高級感があるものや造作建具であったりハイドアの方が金額が高くなってきます。

ハイドアにすると部屋がこんなに変わる!ハイドアの驚くべき効果を検証します

 

一方、建具でコストダウンする場合に効果的なのが壁に合わせた白色の建具にするということです。

建具はグレードによって見た目が変わってくるため、変に色のついた建具を使うよりも壁紙に合わせて目立たない建具を選ぶと効果的なんですね。

特に、建具のグレードを下げた場合に木目調の色を選ぶと賃貸住宅に近い雰囲気の部屋になってしまうので要注意です。

そのため、建具でコストダウンする場合は壁の色に近いシンプルな建具を選びたいですね。

和室が必要か考えてみる

和室でコストダウン

Photo:http://tagle.jp/house/sks00000070021

注文住宅のコストを考える時、和室というのもコストアップの要因となってきます。

同じ広さの和室と洋室を作る場合、和室の方がコストが高くなるんですね。

フローリングと畳では畳の方が高いことが多いですし、床の間などもこだわるとコスト高の要因となります。

また、畳とフローリングを比べると畳の方がメンテナンス費用は高くなる傾向があり、ランニングコストも和室の方が高くなってきます。

 

その一方、和室があると客間や寝室に使えたりと便利なのも事実です。

コストダウンしたい時は本当に和室が必要なのか、それとも洋室で代用できるのか一度考えてみた上で和室にするかどうか決めたいですね。

新築の家に和室は必要?理想の和室を作るための7つのポイント

和室、畳コーナーの広さはどれくらい必要?2畳から8畳まで比べてみました

 

また、和室を作る場合は小上がりの和室にすることもありますが、和室を小上がりにするかどうかでもコストは変わってきます。

小上がりの和室にすると腰掛けられたり収納を作れたりと便利な反面それだけコストが上がることになるので、予算全体を見ながら小上がりの和室にするかどうか決めたいですね。

小上がりの和室ってどうなの?小上がり和室のメリットとデメリット

設備をシンプルにしてコストダウン

お風呂やキッチンなどの設備を選べるというのも注文住宅ならではの楽しみですよね。

でも、設備の場合は基本的な装備に必要なオプションを付けていくというケースが多いので、気づいたらかなりコストアップしていたなんてことも。

では、そんな設備でコストダウンするにはどうすれば良いのでしょうか?

 

たとえばキッチンを見てみると、キッチンの金額は引出しや扉などの面材をグレードアップしていくとコストがかなり上がる構造になってきます。

全く同じ装備だとしてもキッチンの見た目だけで金額はかなり変わってくるんですね。

ただ、キッチンのショールームではキッチン単体を見るので色や質感に目が行きますが、間取りで玄関からリビングへ行くのにキッチンの中が丸見えというケース以外はキッチンの中や面材はあまり見える物でも無く、キッチンの見た目にそれ程こだわりがある訳ではないならコストを抑えやすい部分とも言えます。

(キッチンの面材と食器棚の面材を合わせることも多く、キッチンの面材に良いものを選ぶとよりコストアップしやすくなります)

対面キッチンはどれがおすすめ?5つの対面キッチンとメリット、デメリット

 

ちなみに、キッチンでコストダウンする場合のオススメの色は白色のキッチンです。

建具と同じように白だと面材のグレードの差が出にくいからなんですね。

ちなみに、下の画像のキッチンは一番コストダウンしたキッチンを使っていますが、キッチン以外に少し手を加えるだけでコストダウンしたキッチンには見えなくなります。

キッチンでコストダウン

せっかくの注文住宅でただコストダウンするだけではつまらない物です。

このようにコストダウンしつつ設備本体にコストを掛けるのではなく、トータルのバランスを取るようにアレンジするのも楽しいですよ。

同じように洗面台は既製品の物を使うけども、鏡は別でお気に入りのものを見つけて取り付けるなど、既製品と他の物を組み合わせるのも良いですね。

施主支給、施主施工する

注文住宅の場合、内装で使う物の一部を施主支給、施主施工してコストダウンするという方法もあります。

たとえば施主支給であれば照明や洗面室で使う鏡などを自分で購入し、住宅会社や工務店に取り付けてもらうという形になります。

住宅会社や工務店はそれぞれの商品に利益や補償費用を足した金額をお施主さんに提示するので、誰が買っても金額が変わらない一般のお店やネットショップで売っている物であれば施主支給した方が安いということになるんですね。

 

一方、施主支給の注意点として、施主支給した物が壊れたり不具合があったとしても補償は自己責任となる点です。

通常は住宅会社が対応してくれますが、全て自分で対応する必要が出てくるんですね。

そのため、すぐに自分で取り替えできる物であればいいですが、キッチンや洗面台など不具合があると大きな工事が必要になるものは施主支給に不向きな物と言えます。

また、住宅会社や工務店によっては補償の観点から施主支給に制限を設けていたり取り付けの手数料が必要になるところもあり、施主支給も考えている場合は早めに確認を取っておきたいですね。

施主支給するなら知っておきたい、メリットとデメリット

 

そして施主支給に似たものとして、「施主施工」というのもあります。

施主施工とは簡単に言うと家が完成してから自分で作るということになります。

自分で作るので材料代だけあればいいので、DIYが得意な方にとっては施主施工はコストダウンの魅力的な選択肢となります。

では、実際にどのような場所が施主施工に向いているかというと、収納の中の棚板や可動棚などは施主施工しやすい場所と言えます。

収納の中なので家の見た目や内装に影響する場所ではありませんし、工事も複雑ではないので施主施工しやすいんですね。

このような施主施工する場合のポイントとしては、あらかじめ自分で作ることを住宅会社の担当者に伝えておくということ。

棚板を作るのであれば下地を入れておく必要がありますし、あとで工事するので仕上げ材無しにしておくなど、担当者が施主施工する場所を知っておくことでよりスムーズに施主施工できるようになるんですね。

自分で作ったものは愛着が湧くものなので、DIYが好きな方はぜひ施主施工にチャレンジしてコストダウンしてみてくださいね。

造作工事は簡単な物にする

造作でコストダウン

注文住宅の場合、生活スタイルに合わせて作り付けで家具や棚を作るというケースもよく有ります。

このような造作工事も注文住宅の魅力の1つですが、造作は作り方1つでコストが大幅に変わる部分でもあります。

 

たとえば、造作は大工工事で作れる物であれば安く作れるけども、家具職人や建具職人など、大工さん以外が作らないといけない物であればコストがグッと上がってきます

大工工事であれば家を作る過程で大工さんが作ることができますが、他の職人さんを呼ぶ必要が出てくると人件費がかなり上がってしまうからなんですね。

そのため本棚など箱型の物や棚板などは安く作ることができコストダウンに繋がってき、扉を付けたり家具のような精密な作りが必要となる物はコストが上がる要因となります。

(ちなみに、家具並の造作であれば家具屋に依頼した方が割安なこともあります)

このような事を意識しながら造作工事を見てみると、よりコストパフォーマンスの高い物にすることができるんですね。

造作(ぞうさく)であなた好みの家に!造作のポイントとオススメの造作場所

コストダウンしない方が良い場所

それでは最後に、注文住宅の内装でコストダウンしない方が良い場所について見てみましょう。

内装でコストダウンするのを一番避けたい場所は肌によくふれる場所、「床材」となります。

肌によくふれる場所は暑さ寒さを感じやすい物ですし、さわり心地というのは日々の生活の快適性に影響してくるからなんですね。

(ちなみに、家全体でコストダウンしない方が良い場所は構造や断熱など、災害から家族を守ったり生活の快適性に影響する場所、後で手を加えにくい場所です)

 

そんな床材の代表例がフローリングとなります。

フローリングは家にいる時に一番長いあいだ身体にふれている部分なので、フローリングは見た目だけでなく肌触りもよい物を選ぶのが大切なんですね。

特に無垢のフローリングは肌触りだけでなく見た目もオシャレなのでオススメのフローリングとなります。

おしゃれな家は皆使っている!おすすめ無垢フローリング12選【保存版】

 

また、これは人にもよりますが、化学物質が苦手な人やアレルギーの人が家族にいる場合は壁材もコストダウンしない方がよい場所になります。

たとえば化学物質を減らしたい場合は壁材に珪藻土や漆喰などの自然素材を使う方が効果的だからなんですね。

お子さんがアレルギーを持っている場合なんかも選択肢の1つとなります。

内装に使う壁材ってどんなものがあるの?知っておきたい壁材のメリット、デメリット

 

その他、注文住宅の内装でコストダウンしない方が良い場所を考える時に効果的なのが、それをコストダウンして家を建てるモチベーションがどれだけ変わるかということです。

たとえば、設備機器であるキッチンも人によって価値は様々です。

キッチンは一般的に20年もすれば取り替えとなるので住宅業界で見ると消耗品という扱いですが、あなたが家で使いたいと思うキッチンを入れることで毎日の料理が楽しくなり、家族皆んなが美味しいと言ってご飯を食べれるようになったり、さらには健康にも配慮したメニューにすることができたりするのであればキッチンはとても価値が高いものになりますよね。

何より、料理をしている時に楽しそうにしている姿を見ることで、家全体が明るい雰囲気になってくれます。

このような日々の生活のモチベーションに関わる部分はコストダウンしない方が良い場所となるんですね。

どの場所をコストダウンするか迷った場合は、日々のモチベーションがどうなるか考えて見ると、よりコストパフォーマンスの高い家にすることができますよ。

それはモチベーションが上がるものですか?家の優先順位で迷った時に考えたいこと

まとめ

今回は注文住宅の内装でコストダウンするポイントについて詳しく見てきました。

内装でコストダウンできるポイントいくつかありますが、コストダウンするだけではせっかくの注文住宅が寂しいものになってしまうので、全体のバランスを取りながらコストダウンしていくのが大切なんですね。

 

また、注文住宅の内装というのは当然コストを掛ければ良くすることができますが、それほどコストを掛けなくてもオシャレに見せる方法は色々あります。

内装の見え方というのは法則があり、その法則に合わせて内装を整えることで部屋をオシャレにすることができるんですね。

このような事を頭に入れておく事で、コストの影響をできるだけ受けずに部屋を綺麗に見せることができます。

新築の内装はどうすればオシャレに見える?内装を決める時の6つのポイント

 

家づくりは必ず予算がある物です。

ただ、予算の使い方次第で家のコストパフォーマンスは大きく変わってきます。

今回の内容を参考に上手くコストダウンをしつつ、お気に入りの場所は居心地の良い家を作ってくださいね。

では。

 

注文住宅のコストについてはこちらも参考にしてください。

新築の家をコストダウンするにはどうすればいい?コストダウンに効果的な場所10選

注文住宅が予算オーバーした時に効果的な5つの方法

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O型建築士

地域の工務店で1,500万円〜5,000万円の物件を年間20棟ほど携わる建築士。 家の設計の他、 工務店に向けた設計セミナーを開催。 今までに訪れた工務店の数は200を超える。 趣味は工務店と温泉巡り。 一緒に素敵な家を建てていきましょう! プロフィール詳細はこちら

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