子供部屋に間仕切り壁をつくると、どれくらい費用が必要?

「子供部屋を最初から間仕切っておくか、それとも広い1部屋にしておいて将来必要になったときに間仕切るのかで迷っています。あとで必要な費用も気になるので、それなら最初から間仕切っておいた方がいいかなとも思うのですがどうでしょうか?」

読者さんからこのような質問をもらいました。

確かに子供部屋の場合、最初から間仕切っておく方がいいのか、それとも後々必要になった時に間仕切るようにすればいいのか迷いますよね。

今回の質問のように最初から間仕切っておくのか、それともあとで間仕切るかはよく聞かれる質問の1つです。

 

そこで今回は、子供部屋をあとで間仕切った場合、どれくらいの費用と手間が必要になるのかについてお話したいと思います。

費用と手間が分かれば子供部屋を作るときの大きな判断材料になるので、ぜひ参考にしてくださいね。

子供部屋の間仕切り壁

wall

子供部屋をつくる時、子供部屋を最初から間仕切っておくのか。

それとも将来、子供の成長に合わせて必要になれば間仕切るのか。

 

冒頭でご紹介した通り、この2つは結構迷いますよね。

 

最近の傾向では、最初は間仕切りの無い広い子供部屋をつくることが都市部を中心に多く見られます。

都市部の場合では子供部屋に取れる広さが4.5帖+収納くらいなこと多く、細かく区切ってしまうと家の中が狭く見えてしまうこともありますし、将来の生活スタイルに合わせて家を変えられるように可変性を持たせるために最初は間仕切りの無い子供部屋にするケースが多いんですね。

 

特に、お子さんが同性の場合は間仕切りなしの部屋にされる方が多く、性別が違っていてある程度大きくなっている場合は最初から間仕切っておくことが多いです。

 

では、あとで間仕切り壁をつくって子供部屋を分ける場合、どのくらいの手間と費用がかかるのでしょうか?

次に子供部屋の間仕切りの費用について見ていきたいと思います。

間仕切り壁の費用

費用

まず、子供部屋を間仕切る場合ですが、特別な用意は必要ありません。

もちろん、最初からどこで間仕切るか決めておくと、照明やスイッチの位置であったりコンセントの位置が変に偏ることがないのでオススメですが、間仕切り壁くらいならあらかじめ下地を入れておかなくてもつくることができるので、比較的簡単な工事で間仕切り壁を作ることは可能なんですね。

 

具体的に間仕切り壁をつくる場合、間柱と言う普通の柱よりも厚みが薄い柱を、天井裏にある野縁という木材で留めて構造材としていきます。

そしてその間柱に石膏ボードと言われる壁の下地材を打ち付けてクロスを貼ればできあがりです。

結構簡単ですね。

 

間仕切り壁をクロスでなく珪藻土などの塗り壁で仕上げても大丈夫ですし、部屋が狭いので壁厚をできるだけ薄くしたいという場合は、もっと壁厚を薄くつくることもできます。

 

費用で言うと、工事をする工務店にもよりますが、10万円も予算を見ておけば十分なことがほとんどです。

(工務店のアフターサービスなら5万円くらいでやってくれるところも。また、壁の仕上げをこだわったり、柱や梁などの構造材を入れてしっかり間仕切り壁を作れば費用は高くなります)

時間も子供部屋に間仕切り壁を入れるくらいであれば数時間もあれば十分です。

 

実際に家を建てる時に壁をつくると、子供部屋をつくることが多い2階の場合、1mにつき大体2万円から3万円くらいすることが多いので、家を建てる時に間仕切り壁をつくっても後で間仕切り壁をつくっても、あまり大きな価格の差は無いんですね。

(詳細見積もりを出している工務店や、壁一枚〇〇円で見積もりを出している工務店の場合、間仕切り壁を無くすと壁の費用がマイナスになりますが、家一式〇〇円という見積もりの場合、壁が減っても金額が安くならないことがあるので要注意。必ず確認してくださいね。)

 

このように価格の面では最初に壁を付けても後で壁を付けてもそんなに大きな差はないので、価格よりも子供部屋をどう使うかで子供部屋を間仕切るかどうか決めるのがオススメです。

最初から子供部屋を間仕切るという方も、あとで子供部屋を間仕切るという方も、さらにはどちらにするか迷っている方にとっても、間仕切りの費用が分かっていると判断しやすくなるので、ぜひ覚えておいてくださいね。

間仕切り壁を取る

大工

間仕切り壁をつくった子供部屋も、お子さんが大きくなって家を出ると、間仕切り壁がいらなくなってくることもあります。

元の広い1部屋にしてご夫婦が別々に寝るための寝室に使ったり趣味の部屋に使うといった、今までとは違う使い方をするケースが出てくるんですね。

 

では、さきほどつくった間仕切り壁を取った場合はどうなるでしょうか。

 

間仕切り壁を取るのは比較的簡単です。

つくった壁を解体すれば元の広い一部屋に戻すことができます。

気になる部分と言えば、間柱を留めていた部分や床のビスの跡が残ってしまうところでしょうか。

 

間仕切り壁を取り除く場合、クロスや床の張り替え無しで簡易的な補修で大丈夫なら、数万円で間仕切り壁を取り除く事が可能です。

間仕切り壁をつくる時に、将来壊す可能性が高いことを伝えておくと、ビス跡が目立たないように工事もできます。(多少強度は落ちることがありますが)

また、家ができてからしばらくたっているので、その機会にクロスの張り替えをしてみるのもいいですね。

家のメンテナンス費用はどれくらい必要で、修繕するタイミングはいつがいい?

 

家を建てた時から間仕切り壁をつくっていた場合、構造的に必要な柱が壁の中に入っていたりするので、もし壁を取り除く可能性があるなら、家の設計時に伝えておくのがポイントです。

家具で間仕切る

子供部屋を間仕切る場合、壁を作るのではなく家具で間仕切るという方法もあります。

家具で間仕切ることで収納量も確保しつつ、間仕切りが必要なくなった時にも簡単に広い部屋に戻すことができるんですね。

 

家具で間仕切る場合の方法は色々あり、動かせる可動収納を使って子供部屋を仕切ることもあれば、置き家具を置いて間仕切りをしたり、造作で収納を作ってしまうという方法もあります。

高さも様々で、天井までしっかり仕切ることもあれば、天井部分はオープンにしておいて生活空間だけ仕切るということもあります。

これは部屋の明るさや風通しを確保するという間取りの影響を受ける場合や、どれだけ子供部屋のプライバシーを確保するかなどそれぞれの家庭の教育方針によって変わってきます。

 

このように将来家具で間仕切りする場合の注意点としては、家具を置くスペースを最初に想定した上で子供部屋の家具の配置や広さを決めておくということ。

いざ間仕切り収納を置くとなった時に扉が邪魔になってしまったり、スイッチが収納に隠れてしまうなんてことは避けたいですよね。

そのため、子供部屋を将来間仕切る場合はどのような方法で間仕切るかをある程度想定しておくとスムーズです。

まとめ

今回は子供部屋の間仕切り壁をつくった場合の、具体的な費用と手間についてみてきました。

新築時とあとで間仕切り壁をつくる場合、そんなに大きな金額の差はないので、子供部屋をどう使うかで間仕切りをつくるかどうか決めるのがオススメです。

 

家はずっと同じではなく、住む人の年齢や生活スタイルによって必要なものは違ってきます。

柔軟な使い方をして、より家を有効活用して楽しみたいですね。

では。

 

子供部屋についてはこちらもご覧ください。

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子供部屋に間仕切りを付けると、費用と手間はどれくらいかかる?

  • こども部屋に間仕切り壁をつくる場合、10万円あれば十分なことがほとんど。
  • 間仕切り壁を取り払うのも、数万円あれば可能。
  • 新築時に間仕切り壁をつくるのと、そう大きな金額の差はないので、子供部屋をどう使うかで間仕切りの有無を決めるのがオススメ。