対面キッチン(ペニンシュラキッチン)

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対面キッチンはどれがおすすめ?対面キッチンのメリット、デメリットと後悔しない選び方

「キッチンを対面キッチンにしようと思うのですが、対面キッチンにも色んなキッチンがあるので迷ってしまいます。おすすめの対面キッチンがあれば教えてもらえないでしょうか?」

読者さんよりこのような質問をもらいました。

確かに、キッチンっていろんな種類があるので、どれがいいのか迷ってしまいますよね。

特に対面キッチンは料理をしながらリビングにいる家族と話せたりキッチンから家の中を見渡すことができるので人気のキッチンですが、一言で対面キッチンと言ってもその種類は数多くあります。

 

そこで今回は、数ある対面キッチンの中でも人気のキッチンのメリットとデメリット、さらには対面キッチンを選ぶときのポイントについてご紹介したいと思います。

ちょっとした家づくりの裏話もありますので、ぜひキッチンを選ぶときの参考にしてくださいね。

対面キッチンとは

対面キッチン

キッチンには大きく分けて「壁付けキッチン」と「対面キッチン」の2つの種類があります。

壁付けキッチンはその名の通り壁に向かって設置されているキッチンの事で、家族と話しながら料理をするのには向きませんが、集中して料理をしやすいという特徴があります。

その一方、対面キッチンはダイニングやリビングを見渡せるように配置されたキッチンのことで、家族とコミュニケーションが取りやすいのが大きな特徴です。

 

では、具体的に対面キッチンのメリットについて見ていきましょう。

対面キッチンのメリット

対面キッチン1

それではまず最初に対面キッチンのメリットについて見てみましょう。

対面キッチンの代表的なメリットとしては次のようなものがあります。

 

家族の様子を見ながら料理ができる

対面キッチンの最大のメリット、それは家族の様子を見ながら料理ができるということです。

対面キッチンはLDに向かって開けているので、会話したりお子さんの様子を見ながら料理をすることが可能なんですね。

 

開放感がある

対面キッチンはオープンなキッチンなので開放感があります。

その開放感も、後述するアイランドキッチンのように大きく開いたキッチンにすることもできれば、手元を隠して程よく開放感を出すなど調整することも簡単です。

あなたに合った最適な開放感のキッチンを選びたいですね。

 

キッチン内を動きやすい

キッチンを使う場合、シンク、コンロ、冷蔵庫の距離が2〜3歩以内に収まると移動距離が短くなり料理がしやすくなりますが、対面キッチンは背面に冷蔵庫や食器棚を配置できるので移動も楽チン。

また、キッチンと食器棚の間に少し余裕を持たせれば、家族で料理をする場合も余裕のある広さにすることができます。

効率的に動けるというのは毎日の家事を考えると大きなメリットですね。

使いやすい対面キッチンの間取り

対面キッチンのデメリット

ここまで対面キッチンのメリットについて見てきましたが、対面キッチンにはデメリットもあります。

次に対面キッチンのデメリットについても見ていきましょう。

 

ニオイが広がりやすい

対面キッチンはオープンな開放感が魅力のキッチンですが、オープンな分だけ調理の際のニオイも広がりやすくなります。

そのため、家全体の換気や風通しという面もしっかり意識しておきたいですね。

 

意外と場所を取る

対面キッチンはオープンなキッチンなので場所を効率的に使っているように感じますが、実は壁付けキッチンと比べると対面キッチンの方がスペースが必要になります。

そのため、コンパクトな家の場合は壁付けキッチンにした方がリビングやダイニングを広く取れる事も多いんですね。

対面キッチンにすることで、他のスペースに無理が無いかどうか。

この部分は確認しておきたいですね。

(目安として、LDKに16帖以上あれば問題なく対面キッチンにできることがほとんどです)

対面式キッチン VS 壁付けキッチン どっちにする?あなたに合うキッチンの選び方

対面キッチンの種類

対面キッチンと一言でいっても、実は対面キッチンにはいくつかの種類があります。

それではこれまで見てきた対面キッチンのメリット、デメリットを踏まえた上で、対面キッチンにはどのような種類が有るのか、またどんな特徴があるのか見ていきましょう。

あなたに合うのはどの対面キッチンでしょうか?

アイランドキッチン

対面キッチン(アイランドキッチン )

アイランドキッチンとはキッチンの名前にアイランドという言葉がつく通り、キッチンと壁が接する部分が無く、部屋の中で島のように独立しているキッチンの事をアイランドキッチンと呼びます。

アイランドキッチンは見た目のインパクトも大きいので、対面キッチンというとアイランドキッチンを思い浮かべる方も多いと思います。

アイランドキッチンは、いわゆる対面キッチンの代名詞ともいえる存在なんですね。

 

そんなアイランドキッチンの1番の特徴はその開放感です。

アイランドキッチンには壁など視線を遮る物が近くにないので、キッチンとは思えない程の開放感があるんですね。

 

さらに、壁が無くて島のようになっているという事は、キッチンの周りをクルクルとまわることができます。

実際にダイニングテーブルへ料理を運ぶときなど、自由に最短距離で移動できるというのはかなり移動の自由が広がり便利なもの。

そのため、食事の準備、片付けがしやすいんですね。

また、友達を呼んでホームパーティーをする時なんかでもアイランドキッチンは複数人で作業ができるので、準備や片付けがしやすくなります。

その他、料理をする時以外にも、アイランドキッチンの向かい側はカウンターとして簡単な食事スペースとしてや、収納、飾り棚として使う事もでき、キッチンを360°使えるのも大きな特徴です。

 

そして最後に、アイランドキッチンには基本的にお洒落なキッチンが多いということ。

どのキッチンメーカーもアイランドキッチンは上級グレードに位置するのでお洒落なキッチンが揃っています。家の雰囲気に合わせてアイランドキッチンを選ぶのも楽しいですね。

 

その一方、存在感のあるアイランドキッチンを設置するにはかなり広いスペースが必要になります。

よくある失敗例として、狭いLDKにアイランドキッチンを配置してしまって、キッチンの存在感が大きくなり過ぎてアンバランスなLDKになってしまうなんてことも。

アイランドキッチンは開放感が魅力ですが、その分、まわりの環境にアイランドキッチンをいかに自然に馴染ませるかが大切になってくるんですね。

特にLDKの広さがあまり取れず、ソファに座った時に視線のすぐそばに大きなアイランドキッチンが目に入ってしまうようなレイアウトにしてしまうと思ったよりも圧迫感を観じてしまうので注意が必要です。

 

さらにはアイランドキッチンの場合、手元が丸見えです。

キッチンの上を常にキレイにしておかないと、せっかくのアイランドキッチンなのに生活感が丸出しの残念なキッチンに・・、なんてことにもなりかねません。

その他、アイランドキッチンはクルクルと回れるのはメリットですが、小さなお子さんがいる時はお子さんがキッチンの中に入ってきやすいというデメリットもあるので、熱い物を持っているときや包丁を持っているときなどはお子さんの居る場所には気を配っていたいですね。

 

このようにアイランドキッチンは魅せるキッチンとしてはダントツでオシャレなキッチンと言えますが、それだけ存在感がありよく目につくキッチンとも言えます。

アイランドキッチンはお洒落な反面、生活感も目立ってしまうキッチンなんですね。

アイランドキッチンにする場合は、この辺りもしっかり考慮しておくと後で失敗したということを減らす事ができます。

 

アイランドキッチンを選ぶ時のアドバイス

アイランドキッチンは対面キッチンの中でもインテリア性がとても高いキッチンなので、まずはデザインが気に入るかどうかがアイランドキッチンを入れる時の大きなポイントになります。

例えばステンレスの質感が好きならトーヨーキッチンというように、いろんな特徴のアイランドキッチンがあるので好きなデザインを探してみるのも楽しいですね。

対面キッチン(アイランドキッチン)2

また、LDKがあまり広くないけどもアイランドキッチンにしたいという場合は、造作やオーダーメードで少し小ぶりのアイランドキッチンを作るのも1つの方法。

既製品のアイランドキッチンは大きいものが多いですが、オーダーメードで作れば部屋に合ったサイズで作るのも可能です。(価格は既製品と同じくらいでも作れるので、結構おすすめです)

プロおすすめのキッチンのつくり方と選び方4選

 

アイランドキッチンは対面キッチンの中でもかなり特徴の強いキッチンです。

そのため憧れだけではなく、しっかり使いこなせるかどうか(いつも奇麗にしておけるかなど)を一度よく考えてみるとアイランドキッチンを選んだ時の失敗がとても少なくなりますよ。

(アイランドキッチンの価格の目安:高い)

アイランドキッチンで後悔しないために知っておきたいメリットとデメリット

ペニンシュラキッチン

対面キッチン(ペニンシュラキッチン) 

Photo:https://www.dai3.co.jp/_old_hp/rbayakyu/24th/times/news28.htm

上の画像のようなキッチンの事をペニンシュラキッチンと呼びます。

パッと見た感じはアイランドキッチンと似ていますが、ペニンシュラキッチンとはアイランドキッチンの左右どちらかが壁にくっついた対面キッチンの事を言います。

ペニンシュラとは半島という意味で、島(アイランド)が壁にくっ付いたから半島(ペニンシュラ)という訳ですね。

代表的な対面キッチンというと先ほどのアイランドキッチンとなりますが、実はアイランドキッチンよりもペニンシュラキッチンの方が実際にキッチンとして採用されるケースが多いんです。

 

その理由としては、アイランドキッチンはスペースの関係上、間取りにかなり制約ができてしまいますが、ペニンシュラキッチンは片方を壁に付けることができるのであまり間取りの制約を受けずいろんな家で採用しやすいという点。

具体的にはペニンシュラキッチンは一般的なキッチンの広さを確保した間取りであれば採用することができますが、アイランドキッチンにする場合はアイランドキッチンを入れる前提で間取りを作る必要があるので、同じ対面キッチンでも間取りの制約にかなり違いがあるんですね。

そのため開放感のあるキッチンにしたい場合、アイランドキッチンよりも手軽に入れることができるペニンシュラキッチンが選ばれるケースが多くなります。

このように、ペニンシュラキッチンは開放感と必要なスペースのバランスが良いので対面キッチンとして採用しやすいキッチンなんですね。

 

また、ペニンシュラキッチンはコンロの横に壁があるのでアイランドキッチンよりも油汚れに強いという特徴を持ちつつ、アイランドキッチンの持つ開放感や作業スペースの広さも持ち合わせているキッチンです。

このように、ペニンシュラキッチンはアイランドキッチンの良い所を残しつつ掃除に強いという面も持っているので、かなりバランスの良い対面キッチンなんですね。

 

では、そんなペニンシュラキッチンのデメリットは何かと言うと、アイランドキッチンと比べると存在感や開放感は多少落ちてしまうという点です。

また、アイランドキッチンはキッチンのまわりをクルクルまわれますが、ペニンシュラキッチンは壁にくっ付いているのでクルクル回ることはできず、機動性は落ちてしまいます。

その他、アイランドキッチンと同じように手元が丸見えなので、どれだけキッチンを奇麗にしておけるのか。また、どれだけニオイがこもらないようにできるかもペニンシュラキッチンでは重要なポイントです。

 

ペニンシュラキッチンを選ぶときのアドバイス

アイランドキッチンとペニンシュラキッチンで迷った時は、キッチンにどこまで存在感を持たせるのかが、アイランドキッチン、ペニンシュラキッチンどちらにするかの大きな分かれ道になってきます。

一方、ペニンシュラキッチンの方が一般的な対面キッチンよりもデザイン性が高いので、キッチンにちょっとこだわりたいという場合に選びやすいキッチンと言えます。

ペニンシュラキッチンは機能性とデザインのバランスがちょうど良い対面キッチンなんですね。

 

ちなみに、ペニンシュラキッチンの壁を下の写真のように作ればアイランドキッチンと同じようにクルクル回れるようになり、アイランドキッチンとほぼ同じメリットを維持しつつ、汚れにも強いキッチンにすることもできます。

対面キッチン(ペニンシュラキッチン)2

また、ペニンシュラキッチンはバリエーションが豊富ですが、アイランドキッチンよりも価格は抑えぎみなので、予算面でも選びやすい点も魅力の1つです。

(ペニンシュラキッチンの価格の目安:中くらい)

ペニンシュラキッチンで後悔しないために知っておきたいメリットとデメリット

I型キッチン(対面キッチンタイプ)

対面キッチン(Ⅰ型キッチン)

Photo:https://www.lixil.co.jp/lineup/kitchen/

I型キッチンとはコンロからシンクまでが横一直線に並んでいるキッチンの事を言います。

一般的な住宅で一番よく使われている対面キッチンがI型キッチンなので、I型キッチンを使ったことがあるという方がほとんどだと思います。

そしてI型キッチンとこれまで見てきたキッチンの大きな違いは、手元を隠せるかどうかということ。

I型キッチンの場合は基本的にキッチンの前にカウンター(腰壁)が必要なので、手元が丸見えにならないんですね。

キッチンって結構いろんな物を置きますよね。

洗剤やらフキン、まな板、スポンジ類などなど・・。水気を含んでいたりして1回使うごとに片付けるのはかなりの手間になってしまいます。

これまで見てきたアイランドキッチンやペニンシュラキッチンの場合はキッチンの上に置いた物はすべてリビングから見えてしまいますが、I型キッチンの場合は手元のカウンターの高さを高めに設定する事で、キッチンまわりの生活感やゴチャゴチャ感を隠す事ができるんですね。

 

せっかくカウンター(腰壁)があるなら、ちょっと凹みをつくってあげて調味料置き場にするというのも良いですね。

調味料置き場をつくるとこんな感じです。

対面キッチンの調味料置き場

さらには、対面キッチンのコンロ前に壁があれば油はねをかなり防ぐ事もでき、I型キッチンはアイランドキッチンのデメリットをかなり減らしてくれるキッチンになり、掃除の面でも優れたキッチンと言えます。

このようにⅠ型キッチンはアレンジ次第でよりあなたに合った対面キッチンにすることができます。

キッチンカウンターの効果的な作り方3選

 

その一方、型キッチンはキッチンの前にカウンターや壁ができるので、アイランドキッチンのような圧倒的な開放感は無くなる点が挙げられます。

また、見た目もどちらかというと普通のキッチンという感じが強くなるので、キッチンの見た目にこだわる人には物足りないと感じる事があります。

 

そのため、I型キッチンの場合はキッチンまわりをどんな感じで仕上げるかでキッチンの印象は大きく変わってきます。

キッチンの使い勝手を重視したいけどもお洒落な感じのキッチンにもしたいという方は、ぜひキッチンまわりをこだわってみてください。きっとお洒落なキッチンができますよ。(例えばタイルを貼ったりニッチやブックシェルフをつくったり等々、いろんな方法が考えられます)

ちなみに吊戸と呼ばれるキッチン上の収納は開放感が少なくなるので吊り戸は付けない方が見た目は断然キレイです。

キッチンに吊り戸棚は必要?吊り戸棚が合うキッチンと使いやすい吊り戸棚にする方法

 

I型キッチン(対面キッチンタイプ)を選ぶときのアドバイス

I型キッチンは日常の使い勝手良さを考えた場合、これまで見てきたアイランドキッチンやペニンシュラキッチンよりも使い勝手が良いので、家事に時間をかけたくないという場合やキッチンの中をそこまで見せたくないという場合はとても使い勝手の良いキッチンです。

また、キッチン前の腰壁の高さなど、アイデア次第でアレンジしやすいキッチンなので、あなたオリジナルの対面キッチンにするのも比較的簡単にできるのも良いですね。

 

その一方で、出来るだけ開放感を出したいという場合「I型キッチンはどうかなぁ」と迷う事も多くなります。

そんな方のために、I型キッチンで開放感を出す方法もいくつかあるのでご紹介しておきますね。

 

I型キッチンで開放感を出したい場合、アイランドキッチン風につくる。これが一番開放感が出る方法です。

例えばこんな感じですね。

対面キッチン(I型アイランド)

I型キッチンの周りを壁ではなく腰壁で囲むだけでアイランドキッチンに近い開放感を出しつつ、手元も隠せるようになります。

(ちなみに、キッチンの床をタイルにした時のメリットとデメリットはこちらをご覧ください)

キッチンの床をタイルにした時のメリットとデメリットを解説します

 

同じように、コンロの前に壁をつけないだけでもペニンシュラキッチンと同じくらいの開放感にすることができます。

こんな感じですね。

対面キッチン(Ⅰ型キッチン)2

上の画像はキッチン前のカウンター(腰壁)を高めに設定しているので、開放感を出すならカウンター(腰壁)を低めに。手元を隠すなら高めに設定すると効果的です。

対面キッチンは開放感を出せば出すほど、汚れは飛びやすくなってしまいます。

開放感と使い勝手のどちらを重視するかを調整できるのがI型キッチンの特徴なので、上手く活用したいですね。

ちなみに、ガスコンロとIHコンロではIHコンロの方が油とびは少なくなります。

 

また、I型キッチンは一番よく売れているキッチンなので価格は抑えめになっており、キッチンにそれほどお金をかけずに対面キッチンにしたいという場合は有力な選択肢となります。

(I型キッチンの価格の目安:安い)

セパレート型キッチン(Ⅱ型キッチン)

対面キッチン(Ⅱ型キッチン)

セパレート型のキッチンというのは上の画像のようにシンクとコンロを別々に分けたキッチンの事を言います。

キッチンが2つに別れるのでその形からⅡ型キッチンとも呼ばれます。I型キッチンは真っすぐ1列なのでI型。2列になるのでⅡ型キッチンという訳ですね。

Ⅱ型キッチンの場合、通常はコンロ側が壁付けキッチンに、シンク側が対面キッチンという配置になるのが一般的です。

 

このようにセパレート型キッチンはキッチン自体が2つにセパレートされているので、これまで見てきた対面キッチンとは少し違った特徴があります。

たとえば、セパレート型キッチンはシンクとコンロが分かれているので、シンク、コンロそれぞれの横に作業スペースを設ける事ができるようになるのは大きなメリットになります。

キッチンで料理する時に作業スペースがどれくらいあるかって結構重要ですよね。

実際にキッチンの作業スペースが広いと、料理の効率が上がってとても便利になりますし、作業スペースが広いセパレート型キッチンは何人かで作業するのにとても向いた作りになっています。

セパレート型キッチンで友人など複数人でワイワイ料理するのも楽しいですね。

 

また、コンロ側が壁付けキッチンになっているので油汚れに強く、シンク側で作業する時には対面キッチンのメリットを受けることができるなど、壁付けキッチン、対面キッチンそれぞれを楽しむことができるのもセパレート型キッチンの特徴です。

壁付けキッチンのメリットとデメリットって何?失敗しない壁付けキッチンの作り方

 

その他、キッチンをコンロ側とシンク側2つに分けることによって、キッチンの幅は通常のキッチンよりも短くすることができます。

そのため、例えば都市部のコンパクトな土地でキッチンの幅があまり取れないときなど、通常のキッチンが配置できない場合でも設置することができるので、特殊な形状の家でも使いやすいキッチンと言えます。

 

その一方、セパレート型キッチンのデメリットを見てみると、キッチンがシンク側とコンロ側に分かれているので、食材や鍋などの移動に手間がかかる事がデメリットとなります。

また、熱い鍋を持って振り返ったら子供がいたなんて事になると危ないですよね。

このように、セパレート型キッチンはシンクとコンロが分かれるため、食材やキッチンの周りに人がいるかどうかなど意識することが増え、慣れるまで時間がかかってしまうのがデメリットといえます。

 

セパレート型キッチンを選ぶときのアドバイス

家を建てる時、セパレート型のキッチンに絶対したいという方は、実際にはあまり多くいらっしゃいません。

では、どうしてセパレート型のキッチンにするかと言うと、キッチンが2つに分かれることで間取りの自由度が広がるからです。

特にコンパクトな土地の場合などは、普通のキッチンだけしか選択肢が無いのか、セパレート型のキッチンも選択肢に有るのかで、間取りの可能性はかなり変わってきます。

例えば、I型キッチンを入れるには横幅が足りないけども、セパレート型のキッチンにすればLDKがキレイにまとまるという事があるんですね。

そのため、セパレート型のキッチンも選択肢として持っていると、理想の間取りになる可能性が高くなります。

狭小地や小さな敷地に家を建てる時に注意する5つの事

 

その他、セパレート型のキッチンにする場合、コンロとシンクを使いやすい距離に配置するのがポイントとなってきます。

シンクとコンロが別々なので、振り返った時に作業がしやすい距離感が重要なんですね。

また、キッチンによってシンクの形が違うことが多いので、複数人で作業をすることが多い場合はキッチンのシンクの形もしっかり押さえておきたいですね。

(セパレート型キッチンの価格の目安:中)

対面キッチンで後悔しないために

対面キッチン(アイランドキッチン)3

対面キッチンにする場合はどんなキッチンを選ぶのかも重要ですが、対面キッチンから何が見えるかというのも大きなポイントになります。

キッチンの前に立った時、気持ちよく料理を作れそうかどうかというのが重要なんですね。

例えば、家の中を見渡せる位置にキッチンがあれば伸び伸びとした気持ちで料理をすることができますし、家族の様子も分かるので料理をしていて孤独感を感じることも少なくなります。

また、料理しながら庭を眺められるようなキッチンであれば、料理をしていても気持ちがいいですね。

このように、対面キッチンにする場合、キッチンに立った時に何が見えるか次第で、キッチンの価値が大きく変わってきます。

 

一方、私は間取りで悩みや不安がある方へ向けて間取り診断を行っていますが、意外とよく見かけるのがせっかくアイランドキッチンにしたのに、キッチンの真ん前がただの壁という間取りです。

お施主さんがアイランドキッチンを希望されたので「とりあえずアイランドキッチンを入れて作った間取り」になってしまってるんですね。

せっかくのアイランドキッチンなのに、目の前に通路を挟んで壁になっているだけだと、何のためのアイランドキッチンか分からなくなってしまいます。

 

壁を眺めながら料理をしても開放感もありませんし、楽しくもありませんね。

(例外として、いつもTVを見ながら料理をしたいという方は壁があると壁掛けTVにできます)

 

キッチンから何が見えるかというのは結構見落としがちなポイントで、家が完成するまで気付かないということも多いです。

対面キッチンにするなら、キッチンに立った時に何が見えるかを一度意識してみてくださいね。

これからの対面キッチン

それでは最後に、今後の対面キッチンはどうなっていくのかも見てみましょう。

日本はどちらかというと、昔からキッチンは家の裏手のような場所にあることが多く、キッチンがメインと言う考え方はあまり芽生えてきませんでした。

ただ、最近ではマルシェで食材を買ったり、オーガニックな食材が増えたりなど、思い思いの好きな食事材を買って家で調理し、それを気のおけない友達や家族でワイワイと囲みながら楽しむというケースが増えてきています。

料理を家事と捉えるだけではなく、料理そのものを時には「楽しみ」の一部にするスタイルが増えているんですね。

 

以前は外で外食というのが贅沢というのことが多かったのですが、最近ではこの流れはかなり変わってきています。

子供がいても楽しめる気楽さや、手作りのアットホーム感に価値を感じられる方が増えてきているのも大きな原因の1つです。

「モノ」が溢れるようになった今、ただレストランで料理を提供してもらうのではなく、自分も参加して「コト」を楽しむというライフスタイルが今も、そしてこれからも主流になっていくことは自然な流れになってきているんですね。

 

今はまだ、キッチンを中心にするという家は少ないですが、日本も北米のようにオープンなキッチンを囲みながら、皆でワイワイと素材や食事を楽しむようにより変化していくように感じます。

そこまで最初から準備するのは難しくても、料理という「コト」自体を楽しめるような対面キッチンを作っておけると、ずっと料理を楽しむことができそうですね。

まとめ

今回は対面キッチンについて詳しく見てきました。

対面キッチンとひとことで言っても、アイランドキッチンのようなオープンなキッチンもあればスタンダードなI型キッチンもあったりと色んな種類があるんですね。

 

最後にキッチンについてあまり知られていない話を1つご紹介したいと思います。

 

間取りや生活にかなり影響するキッチンですが、間取りの作成依頼をする時にはどのキッチンにしたいのか、おおよその検討をつけておくのがベストです。

理由は「I型のキッチンにしようと思っていたけど、後でやっぱりアイランドキッチンにしたくなった」となると、間取り自体が大きく変わってくるからです。(アイランドキッチンからI型キッチンに変更など、キッチンが小さくなる分には大きな影響はありません。)

それほどキッチンの形って重要なんですが、その割にそれぞれのキッチンのメリットとデメリットをあらかじめ教えてくれるというのはほとんど無いんですね。

そのため、あらかじめどのキッチンにしたいのかを少しでもいいので考えておく。

これがバランスが取れた家にするためにかなり重要な事なんですね。

 

それぞれの対面キッチンにメリットとデメリットがありますし、選ぶキッチンによって間取りのレイアウトも違ってきます。

メリットとデメリットを踏まえた上で自分に合う対面キッチンを考えてみるのも楽しいですよ。

 

あなたもぜひ理想の対面キッチンを手に入れてくださいね。

では。

 

壁付けキッチンについてはこちらをご覧ください。

壁付けキッチンのメリットとデメリットをご紹介します

キッチンについてはこちらも参考にしてください。

キッチンのレイアウトはどれが良い?あなたに合った使いやすいキッチンにする方法

間取りで見る使いやすいキッチンと冷蔵庫の配置4選

キッチンに吊り戸棚は必要?吊り戸棚が合うキッチンと使いやすい吊り戸棚にする方法

キッチンのサイズや大きさはどれくらいが使いやすい?キッチンを使いやすくする方法

キッチンのゴミ箱はどこに置く?お洒落なキッチンにする方法

キッチンの床をタイルにした時のメリットとデメリットを解説します

おすすめの食器棚やカップボード、4選。あなたはどれがお好みですか?

プロおすすめのキッチンのつくり方と選び方4選

キッチンカウンターの効果的な作り方3選

キッチンのゴミ箱の位置を決めるためにチェックしておきたい4つのこと

木製キッチンってどうなの?あなたに合った木製キッチンを選ぶ方法

家の内装が気になる方はこちらも参考にしてください。

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O型建築士

地域の工務店で1,500万円〜5,000万円の物件を年間20棟ほど携わる建築士。 家の設計の他、 工務店に向けた設計セミナーを開催。 今までに訪れた工務店の数は200を超える。 趣味は工務店と温泉巡り。 一緒に素敵な家を建てていきましょう! プロフィール詳細はこちら

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