ペニンシュラキッチンで後悔しないために知っておきたいメリットとデメリット

あなたはペニンシュラキッチンという名前のキッチンを聞いたことがありますか?

ペニンシュラキッチンはパッと見た感じアイランドキッチンに似ていますが、キッチンの左右に壁がなく島のように独立しているのがアイランドキッチン。

キッチンの左右どちらか一方が壁にくっついたキッチンがペニンシュラキッチンとなります。

(冒頭の画像のようなキッチンがペニンシュラキッチンです)

ペニンシュラとは半島という意味で、アイランド(島)が壁にくっ付いたから半島(ペニンシュラ)という訳ですね。

ちなみにアイランドキッチンはこのようなキッチンです。

アイランドキッチン

Photo:https://www.lixil.co.jp/lineup/kitchen/alesta/case/

このようにアイランドキッチンとペニンシュラキッチンは見た目は似ていますが、それぞれ違った機能を持ったキッチンとなります。

今回はそんなペニンシュラキッチンのメリットとデメリットについて見ていきたいと思います。

ペニンシュラキッチンのメリット

ペニンシュラキッチンの1番のメリットはオープンキッチンとしての開放感を持ちつつも、油汚れなど日常使いの汚れにも強いと言うバランスの良いキッチンであることが挙げられます。

それでは、ペニンシュラキッチンの具体的なメリットについて見ていきましょう。

 

ペニンシュラキッチンの開放感

普通に対面キッチンを設ける場合、キッチンはリビングの方に向いていてもコンロの前が壁になることがほとんど。

こんな感じですね。

ペニンシュラキッチン4

Photo:https://www.lixil.co.jp/lineup/kitchen/alesta/case/

一方、ペニンシュラキッチンはアイランドキッチンと同じようにコンロの前は壁でなくオープンになっているので、対面キッチンの中でもより開放感のあるキッチンとなります。

そのため、料理をしながらリビングにいる家族やダイニングで宿題をするお子さんの様子を見たりなどキッチンにいながらコミュニケーションを取るのも簡単ですし、ペニンシュラキッチンは作業スペースも広いので家族や友達など何人かで料理するのも楽しいですね。

このオープン感はアイランドキッチンやペニンシュラキッチンだからこそと言えます。

 

ペニンシュラキッチンは汚れにも強い

アイランドキッチンの場合、周囲に壁がないので見た目もオープンでスタイリッシュではあるのですが、その分、油汚れなどを防ぐ物も無いと言う点はデメリットと言えます。

その一方、ペニンシュラキッチンの場合はキッチンの片方が壁になっているので油汚れが床に飛び散るというのを防ぎやすいようになっています。

キッチンというのは見た目も気になりますが、日々使うものなのでどれだけ汚れに強いかというのも大切なポイントなので、少しでも汚れに強いのはありがたいですよね。

 

また、コンロの横だけでなくコンロの前の油とびも気になる場合は透明な油はねガードもオプションで付けられることがほとんどなので、油跳ねが気になる場合は取り付けておくと安心。

このような感じで透明なので、それほど目立たない点も良いですね。

ペニンシュラキッチン3

出典:https://www.lixil.co.jp/lineup/kitchen/alesta/case/

上の画像の油はねガードはコンロの前全部についていますが、もっと高さを抑えた物もあるのでお好みで選ぶことができるのも便利です。

 

ペニンシュラキッチンは間取りの制約が少ない

アイランドキッチンの場合、キッチンの両サイドの通路スペースを確保するためにLDKに通常以上の広さが必要であったり構造的な制約が出やすいものですが、ペニンシュラキッチンの場合は普通の対面キッチンと同じくらいのスペースがあれば設置できるのも大きなメリットと言えます。

大きいキッチンを入れたけども、その分LDKが狭くなり使いづらくなってしまってはせっかくのキッチンがもったいないですよね。

ペニンシュラキッチンはアイランドキッチンに近い開放感がありつつ、間取りの制約がほとんどないのも大きな魅力です。

 

また、キッチンの片方が壁に付いているので換気扇もアイランドキッチンに比べて豊富に選べるのもペニンシュラキッチンの魅力の1つ。

デザイン性が高いだけでなく排気量も大きい物など選択肢が増えるので、あなたに合った換気扇を選びたいですね。

 

このように、ペニンシュラキッチンはアイランドキッチンに近い開放感を持ちつつも、アイランドキッチンではデメリットになりやすい部分もカバーできるキッチンとなっているので、とてもバランスが良いキッチンと言えます。

キッチンの価格もアイランドキッチンほど高額ではないので、比較的取り入れやすいのもペニンシュラキッチンの特徴です。

ペニンシュラキッチンのデメリット

ペニンシュラキッチン2

Photo:https://www.lixil.co.jp/lineup/kitchen/alesta/case/

ペニンシュラキッチンはバランスの良いキッチンですが、その一方でデメリットもあります。

それでは、ペニンシュラキッチンのデメリットについて見ていきましょう。

 

開放感、汚れ防止機能は他のキッチンに劣る

ペニンシュラキッチンのデメリットとしては、開放感や汚れ防止機能は他のキッチンよりも劣ってしまうという点が挙げられます。

キッチンの開放感や存在感であればアイランドキッチンの方がどうしても高くなってしまいますし、汚れについても一般的な対面キッチンの方がコンロやシンクの前に壁がある分、汚れには強くなります。

 

ペニンシュラキッチンは開放感と汚れの強さのバランスが良い分、それぞれ飛び抜けた性能を持っている訳ではないので、開放感や汚れがとても気になる方にとっては他のキッチンの方が合っている場合があるんですね。

 

ペニンシュラキッチンは手元が見えやすい

ペニンシュラキッチンはアイランドキッチンと同じように手元が丸見えになってしまうので、どれだけキッチンをキレイにしておけるかで見た目は大きく変わってきます。

折角のオープンキッチンですが、キッチンの上にいろんな物が置かれているとどうしてもうるさく見えてしまうんですね。

そのためキッチンの上はキレイに物を置くかキッチンの収納の中にしまうなど、どれだけキッチンをキレイにしておけるかがペニンシュラキッチンにした場合はとても重要になってきます。

ペニンシュラキッチンを選ぶポイント

ペニンシュラキッチンを選ぶ方は、キッチンの開放感や見た目重視でアイランドキッチンとペニンシュラキッチンで迷う方。

普通の対面キッチンでは開放感が少なく感じるのでペニンシュラキッチンも選択肢に、でも汚れや使い勝手を考えると普通の対面キッチンかなぁ、という風に迷われる方の2つに分けられるケースが多いです。

 

アイランドキッチンとペニンシュラキッチンを迷った場合は、キッチンにどれだけの存在感を持たせるのか。

この部分がアイランドキッチンとペニンシュラキッチンの分かれ道になります。

私(建築士)の経験上だと、間取りにこだわられる方はアイランドキッチンを選ばれる方が多いように感じます。

そのため、間取りだけでなくキッチンも含めた一体の開放感を出すことの優先順位が高いのか。

それともLDK全体のバランスを見ながらできる限り開放感のあるキッチンにしたいのか。

上記のどちらを重要視するかでアイランドキッチンにするのかペニンシュラキッチンにするのかが分かれてきます。

 

ちなみに、ペニンシュラキッチンの壁を下の写真のように作ればアイランドキッチンと同じようにクルクル回れるようになり、アイランドキッチンとほぼ同じメリットを維持しつつ、汚れにも強いキッチンにすることもできます。

ペニンシュラキッチン

よりペニンシュラキッチンをアイランドキッチンに近づける場合はオススメの方法です。

 

次に、ペニンシュラキッチンと一般的な対面キッチン、どちらにするか迷った場合についても見ていきましょう。

ペニンシュラキッチンと一般的な対面キッチンを比べた場合、ペニンシュラキッチンの方が対面キッチンよりもデザイン性が高いので、キッチンにちょっとこだわりたいという場合に選びやすいキッチンと言えます。

 

その一方で、普通の対面キッチンを選んで手元が見えにくくしつつ、反対のダイニング側に造作収納やカウンターを付けてペニンシュラキッチンのようにするという方法もあります。

簡単に言うと、ペニンシュラキッチンは形が決まった物を入れる事になりますが、対面キッチンはアイデアや方法次第でアレンジが効くようになります。

例えばキッチンの前に壁を立ち上げて手元を隠すだけでなく、調味料置き場などを設けると言うこともできるんですね。

ペニンシュラキッチンと一般的な対面キッチンで迷った場合は優先順位が何なのか。

例えば開放感と広い作業スペースが魅力であればペニンシュラキッチンの方が合っていると言えますし、開放感を持ちつつも毎日忙しいので汚れやキッチンの中はあまり見えたくないというのであれば一般的な対面キッチンにしてアレンジも楽しむのも良いですね。

アイランドキッチンやペニンシュラキッチンと言う名前だけにとらわれるのでは無く、キッチンに何を求めるのか、何をしたいのかというのを考えてみるのが、あなたに合ったキッチンへの1番の近道となります。

 

その他、キッチン全てで共通する事ですが、キッチンは食洗機や浄水器、コンロなどの機材の他に、扉の面材のグレード次第で価格は大きく変わってきます。

面材はほぼ見た目だけのことになるので、予算との兼ね合いになった時は面材のグレードを調整してみるのも1つの方法です。

まとめ

今回はペニンシュラキッチンについて見てきました。

ペニンシュラキッチンは開放感、汚れの強さのバランスがとてもよく取れたキッチンですし、間取りの制約が無いのも大きな魅力の1つです。

その一方でバランスが良い分、開放感や汚れの強さなどに特化した場合は他のキッチンの方が優れた性能を発揮してくれるケースもあります。

 

あなたがキッチンで何を重要視して何の優先順位が高いのか。

その部分が見える事で、あなたに合った最適なキッチンが見えてきます。

ぜひ一度キッチンについて考えてみる事で、あなたに合った最適なキッチンを選んで毎日の家事を楽しくしてくださいね。

では。

 

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