対面キッチンはどれがおすすめ?5つの対面キッチンとメリット、デメリット

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「対面キッチンってどれがおすすめでしょうか?」

読者さんよりこのような質問をもらいました。

確かに、キッチンっていろんな種類があるので、どれがいいのか迷ってしまいますよね。

特に対面キッチンは人気のキッチンですが、ひとことで対面キッチンと言ってもその種類は数多くあります。

 

そこで今回は、数ある対面キッチンのメリットとデメリット、選ぶときのポイントについてご紹介したいと思います。

ちょっとした裏話もありますので、ぜひキッチンを選ぶときの参考にしてください。

対面キッチンの種類

アイランドキッチン

Photo:http://yskitchen.co.jp/work/list/is04.php#/work/list/img/is04/a01_03.jpg

対面キッチンとは、キッチンに立った時にダイニングやリビングを見渡せるようなつくりになっているキッチンの事を言います。

キッチンで料理をしていても子供の顔を見れたり、TVを見たりできるので、最近ではかなりの割合で対面キッチンが採用されています。

家を建てるなら対面キッチンという方も多いのではないでしょうか。

ちなみに同じ対面キッチンでも、キッチンから見て壁など何も遮る物がないキッチンをオープンキッチン。キッチンの前にカウンターが付いたり下がり壁があるキッチンの事をセミオープンキッチンと呼びます。

 

そんな対面キッチンですが、大きく分けて「アイランドキッチン」、「ペニンシュラキッチン」、「I型キッチン」、「セパレート型キッチン」、「L型キッチン」の5つに分類する事ができます。

それぞれ同じ対面キッチンという括りですが、5つのキッチンそれぞれ違う特徴を持っています。

それではまず、アイランドキッチンのメリットとデメリットから見てみましょう。

アイランドキッチン

パナソニック アイランドキッチン

Photo:http://nasahome.co.jp/goods/g_kitchen/ls-l034.html

アイランドキッチンはアイランドという名前がつく通り、キッチンと壁が接する部分が無く、部屋の中で島のようになっているキッチンの事をアイランドキッチンと呼びます。

アイランドキッチンは見た目のインパクトも大きいので、対面キッチンというとアイランドキッチンを思い浮かべる方も多いと思います。

いわゆるオープンキッチンの代名詞ともいえる存在ですね。

 

では、そんな対面キッチンの代表とも言えるアイランドキッチンにはどのようなメリットとデメリットがあるんでしょうか?

詳しく見てみましょう。

 

アイランドキッチンのメリット

アイランドキッチンのメリットはいくつかありますが、その中でも一番特徴的なのはその開放感です。

視線を遮る物が近くにないので、キッチンとは思えない程の開放感があるんですね。

 

さらに、壁が無くて島のようになっているという事は、キッチンの周りをクルクルとまわることができます。

実際にダイニングテーブルへ料理を運ぶときなど、自由に最短距離で移動できるというのはかなり使い勝手が良くなります。

食事の準備、片付けがしやすいんですね。

 

また、開放感があるので人とコミュニケーションをとるのも簡単。

料理をしている時にも孤立する事がありません。

作業スペースも広く様々な方向から使えるので、家族で料理する時にもアイランドキッチンはとても便利な存在です。

料理をする時以外にも、キッチンの向かい側はカウンターとして簡単な食事スペースとしてや収納、飾り棚として使う事もできます。

 

そして最後に、アイランドキッチンは基本的にお洒落なキッチンが多いです。

どのキッチンメーカーもアイランドキッチンは上級グレードに位置するのでお洒落なキッチンが揃っています。家の雰囲気に合わせて選ぶのも楽しいですね。

また、テーブルもセットになっていてるキッチンなんかもあり、アイランドキッチンはレパートリーが多いのも特徴です。

トーヨーキッチン

Photo:http://www.toyokitchen.co.jp/ja/products/kitchen/collection/ino.html

アイランドキッチンのデメリット

それでは次に、アイランドキッチンのデメリットを見てみましょう。

まず、アイランドキッチンは圧倒的な存在感がありますが、それだけ存在感のあるアイランドキッチンを設置するにはかなり広いスペースが必要になります。

そのため、キッチンにある程度の広さがいるんですね。

狭いLDKにアイランドキッチンを配置してしまうと、キッチンの存在感が大き過ぎてアンバランスなLDKになってしまうということもあります。

 

また、アイランドキッチンの開放感の裏返しとして、油はねやニオイも部屋に広がりやすくなってしまいます。

そのためコンロの前にはオイルガードを設置したり、換気扇はパワーの強いものを設置したいですね。

(アイランドキッチンの換気扇は天井につける必要があり、換気扇の種類に限りが出てしまうのもデメリットと言えます。)

 

さらには、アイランドキッチンの場合手元が丸見えです。

キッチンの上を常にキレイにしておかないと、せっかくのアイランドキッチンなのに生活感が丸出しの残念なキッチンに・・なんてことにもなりかねません。

 

 

アイランドキッチンは魅せるキッチンと言えますが、それだけ存在感がありよく目につくキッチンとも言えます。

そのためアイランドキッチンを造るときは、いつでもキッチンをキレイにできるかどうかがポイントになってくるんですね。

アイランドキッチンはお洒落な反面、生活感も目立ってしまうキッチンと言えます。

 

アイランドキッチンを選ぶときのポイント

アイランドキッチンはキッチンとしてはかなり高価な部類に入ります。

そのため憧れだけではなく、使いこなせるかどうか(いつも奇麗にしておけるかなど)を一度よく考えてみるとアイランドキッチンを選んだ時の失敗がとても少なくなります。

(アイランドキッチンの価格の目安:高い)

ペニンシュラキッチン

ペニンシュラキッチン

Photo:http://www.dai3.co.jp/_old_hp/rbayakyu/24th/times/news28.htm

上の画像のようなキッチンの事をペニンシュラキッチンと呼びます。

アイランドキッチンと似ていますが、ペニンシュラキッチンとはアイランドキッチンの左右どちらかが壁にくっついた対面キッチンの事を言います。

ペニンシュラとは半島という意味で、島(アイランド)が壁にくっ付いたから半島(ペニンシュラ)という訳ですね。

それでは、ペニンシュラキッチンのメリットとデメリットを見てみましょう。

 

ペニンシュラキッチンのメリット

オープンキッチンと言うとアイランドキッチンを思い浮かべる人が多いと思いますが、実際にはアイランドキッチンよりもペニンシュラキッチンを使うケースの方が多いです。

アイランドキッチンはスペースの関係上、間取りにかなり制約ができてしまいますが、ペニンシュラキッチンは片方を壁に付けることができるのであまり間取りの制約を受けずいろんな家で採用しやすいんですね。

そのため、ペニンシュラキッチンを使っている家はよく見かけます。

 

また、ペニンシュラキッチンはコンロの横に壁があるのでアイランドキッチンよりも油汚れに強いけれども、アイランドキッチンの持つ開放感や作業スペースの広さも持ち合わせているキッチンです。

さらに、壁にくっ付いているので選べる換気扇も豊富な種類の中から選ぶことができます。

このように、ペニンシュラキッチンはアイランドキッチンの良い所を残しつつ掃除に強いという面も持っているので、かなりバランスのよいキッチンなんですね。

ペニンシュラキッチンはオープンキッチンにしたい人におすすめのキッチンと言えます。

 

ペニンシュラキッチンのデメリット

ペニンシュラキッチンのデメリットは、アイランドキッチンと比べると存在感や開放感がどうしても落ちてしまう事です。

一般的なキッチンの配置になってくるので、キッチンを目立たせるには少し力不足となってしまうんですね。

(反対にアイランドキッチンほど目立たなくていいという場合は、ペニンシュラキッチンは良い選択となります)

 

また、アイランドキッチンはキッチンのまわりをクルクルまわれますが、ペニンシュラキッチンは壁にくっ付いているのでクルクル回ることはできず、機動性は落ちてしまいます。

アイランドキッチンと同じように手元が丸見えなので、どれだけキッチンを奇麗にしておけるのか。また、どれだけニオイがこもらないようにできるかもペニンシュラキッチンでは重要なポイントです。

 

ペニンシュラキッチンを選ぶときのポイント

キッチンにどこまで存在感を持たせるのか。これがアイランドキッチンとペニンシュラキッチンで迷った時の大きなポイントとなってきます。

ちなみに、ペニンシュラキッチンの壁をこのようにつくればアイランドキッチンと同じようにクルクル回れるようになり、アイランドキッチンとほぼ同じメリットを維持しつつ、汚れにも強いキッチンにすることができます。

オープンなペニンシュラキッチン

また、ペニンシュラキッチンはバリエーションが豊富ですが、アイランドキッチンよりも価格は抑えやすいので、予算面でも選びやすいキッチンと言えます。

(ペニンシュラキッチンの価格の目安:中くらい)

I型キッチン(対面キッチンタイプ)

対面キッチン

Photo:http://www.lixil.co.jp/lineup/kitchen/

I型キッチンとはコンロからシンクまでが横一直線に並んでいるキッチンの事を言います。

一般的な住宅で一番よく使われているキッチンがI型キッチンです。

 

キッチンの前にカウンター(腰壁)ができるので、I型キッチンはセミオープンキッチンと呼ばれます。

壁やカウンターがあるのでアイランドキッチンほどオープンではないけども、料理をしている時にダイニングやリビングを見渡せるのでセミオープンキッチンという訳ですね。

セミオープンと言ってもダイニングに座っている人と問題なく会話できるので、対面キッチンとしての機能も問題の無いキッチンと言えます。

 

それでは、I型キッチンのメリットとデメリットについて見てみましょう。

 

I型キッチン(対面キッチンタイプ)のメリット

I型キッチンの大きなメリットはキッチンの手元を隠す事ができるという事です。

キッチンって結構いろんな物を置きますよね。洗剤やらフキン、まな板、スポンジ類などなど・・。水気を含んでいたりして1回使うごとに片付けるのはかなりの手間になってしまいます。

これまで見てきたアイランドキッチンやペニンシュラキッチンの場合はキッチンの上に置いた物はすべて見えてしまいますが、I型キッチンの場合は手元のカウンターの高さを高めにする事で、キッチンまわりの生活感やゴチャゴチャ感を隠す事ができるんですね。

さらには腰壁部分にコンセントを付けてあげれば、ミキサーなど電源がいる物を調理で使う時にかなり便利です。

 

またI型キッチンにする場合、カウンター(腰壁)の高さは自由に設定できます。

そんなに高さはいらないけどもコンセントは欲しいという場合はコンセントがつく高さに。手元を隠したいなら、キッチンに置く物で一番高さがある物を基準に設定するといったように、自分の使いやすい高さにカウンターを設定できるのもI型キッチンの魅力です。

 

せっかくカウンター(腰壁)があるなら、ちょっと凹みをつくってあげて調味料置き場にするというのも良いですね。

調味料置き場をつくるとこんな感じです。

キッチン

さらには、対面キッチンのコンロ前に壁があれば油はねをかなり防ぐ事もでき、I型キッチンはアイランドキッチンのデメリットをかなり減らしてくれるキッチンと言えます。

ちなみにコンロ前に壁をつくった時のキッチンからの眺めはこんな感じです。

I型キッチンから見た風景

I型キッチン(対面キッチンタイプ)のデメリット

I型キッチンはキッチンの前にカウンターや壁ができるので、アイランドキッチンのような圧倒的な開放感は無くなります。

また、見た目もどちらかというと普通のキッチンという感じが強くなるので、キッチンの見た目にこだわる人には物足りないと感じる事があります。

 

そのため、キッチンまわりをどんな感じで仕上げるかでキッチンの印象は大きく変わってきます。

キッチンの使い勝手を重視したいけどもお洒落な感じのキッチンにもしたいという方は、ぜひキッチンまわりをこだわってみてください。きっとお洒落なキッチンができますよ。(例えばタイルを貼ったりニッチやブックシェルフをつくったり等々)

ちなみに吊戸と呼ばれるキッチン上の収納は開放感が少なくなる上に物も置きづらいので、付けない方が見た目はキレイです。

 

I型キッチン(対面キッチンタイプ)を選ぶときのポイント

開放感は少なくて良いという場合はI型キッチンで何も問題ありませんが、出来るだけ開放感を出したいという場合「I型キッチンはどうかなぁ」と迷う事も多くなります。

ただ、I型キッチンで開放感を出す方法もいくつかあるのでご紹介しておきますね。

 

I型キッチンで開放感を出したい場合、アイランドキッチン風につくる。これが一番開放感が出る方法です。

こんな感じですね。

I型アイランド

(ちなみに、キッチンの床をタイルにした時のメリットとデメリットはこちらをご覧ください)

キッチンの床をタイルにした時のメリットとデメリットを解説します

 

同じように、コンロの前に壁をつけないだけでもペニンシュラキッチンと同じくらいの開放感にすることができます。

こんな感じです。

I型対面キッチン

Photo:http://www.lixil.co.jp/lineup/kitchen/

上の画像はキッチン前のカウンター(腰壁)を高めに設定していますね。開放感を出すならカウンター(腰壁)を低めに。手元を隠すなら高めに設定すると効果的です。

対面キッチンは開放感を出せば出すほど、汚れは飛びやすくなってしまいます。

開放感と使い勝手のどちらを重視するかを調整できるのがI型キッチンの特徴なので、上手く活用したいですね。

ちなみに、ガスコンロとIHコンロではIHコンロの方が油とびは少ないです。

 

また、I型キッチンは一番よく売れているキッチンなので価格は抑えめです。

(I型キッチンの価格の目安:安い)

セパレート型キッチン

セパレートキッチン

セパレート型のキッチンというのはシンクとコンロを別々に分けたキッチンの事を言います。

その形からⅡ型キッチンとも呼ばれます。I型キッチンは真っすぐ1列なのでI型。2列になるのでⅡ型キッチンという訳ですね。

それではセパレート型キッチンのメリットとデメリットを見てみましょう。

 

セパレート型キッチンのメリット

セパレート型のキッチンはシンクとコンロが分かれているので、シンク、コンロそれぞれの横に作業スペースを設ける事ができるようになります。

キッチンで料理する時に作業スペースがどれくらいあるかって結構重要ですよね。特に賃貸住宅のキッチンは狭い事が多いので、キッチンに広い作業スペースが欲しいという要望はかなり多いので、作業スペース重視ならセパレート型キッチンを選択しても良いですね。

実際に作業スペースが広いと、料理の効率が上がってとても便利になりますし、セパレート型キッチンは何人かで作業するのにとても向いたつくりになっています。

セパレート型のキッチンは複数人でワイワイ料理しやすい人に向いたキッチンとも言えます。

 

また、キッチンをコンロ側とシンク側2つに分けることによって、キッチンの幅は通常のキッチンよりも短くすることができます。

そのためキッチンの幅が取れないときなど、通常のキッチンが配置できない場合でも設置することができるので、特殊な形状の家でも使いやすいキッチンです。

 

セパレート型キッチンのデメリット

セパレート型キッチンはシンクとコンロが分かれているので、食材や鍋などの移動がデメリットになります。

たとえば、シンクで野菜を洗って鍋に入れるとします。その場合、野菜を洗ってザルに入れただけでは鍋に入れる時に水滴が床にポタポタ落ちてしまいますよね。反対に使った鍋を洗う時なども、まわりに人がいないか確認しないと危険です。熱い鍋を持って振り返ったら子供がいたなんて事になると危ないですよね。

このように、セパレート型キッチンは慣れるまで時間がかかってしまうのがデメリットといえます。

 

セパレート型キッチンを選ぶポイント

セパレート型のキッチンにする場合、コンロとシンクを使いやすい距離に配置するのがポイントです。

シンクとコンロが別々なので、振り返った時に作業がしやすい距離感が重要なんですね。

また、キッチンによってシンクの形が違うことが多いので、複数人で作業をすることが多い場合はキッチンの形もしっかり押さえておきたいですね。

(セパレート型キッチンの価格の目安:中)

L型キッチン

L型キッチンhttp://www.lixil.co.jp/lineup/kitchen/shiera/case/plan06.htm

L型キッチンはその名のとおりキッチンをL字型に曲げたキッチンの事です。

L字型のキッチンはI型キッチンよりも大きいので、存在感のあるキッチンと言えます。

では、L型キッチンのメリットとデメリットを見てみましょう。

 

L型キッチンのメリット

L型キッチンはI型キッチンよりも作業スペースが広く取れる上、キッチンがL字型になっているので移動が楽なのが特徴です。

広いスペースで効率的に料理をしたい場合はL型キッチンは最適なんですね。

料理をかなり好きな方はL型キッチンを選ぶ事が多いです。

 

L型キッチンのデメリット

L型キッチンのデメリットは、コーナー部分がデッドスペースとなり収納として使いにくい事が挙げられます。

キッチンメーカーごとにデッドスペースが少なくなるように工夫をしていますが、どうしもコーナー部分は使いにくくなってしまいます。

 

また、L型キッチンを設置する場合は意外とスペースが必要となってきます。

そのため、キッチンにある程度の広さが必要となり、L型キッチンにしたためにダイニングやリビングがかなり狭くなってしまうなんて事にならないよう注意が必要です。

 

L型キッチンを選ぶ時のポイント

L型キッチンはサイズのバリエーションも多いですが、一番小さいL型キッチンを選んだとしてもI型キッチンよりもスペースが必要になってきます。

そのためL型キッチンを入れるなら、少し広めの家にしておくのがL型キッチンで失敗しないポイントです。

(L型キッチンの価格の目安:中)

その他 キッチン番外編

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いろんなキッチンを見ていると、キッチンのカウンターで食事ができるように、キッチンとダイニングテーブルが一緒になっている物もあります。

その場合、ネックとなるのがキッチンのカウンターの高さ(約85㎝)とダイニングテーブルの高さ(約70㎝)が違うということです。

高さが高い椅子を使うか、キッチンのカウンターの一部を低くするなどして対応する必要が出てくるんですね。

高さが高い椅子は長時間座るのにはあまり快適ではありませんし、カウンターの一部を下げると段差ができるのでキッチンとの一体感は薄くなってしまいます。

 

このように、キッチンカウンターで食事をするのは「帯に短しタスキに長し」という状態になってしまいがちですが、そんな問題を解決する方法もあります。

それは、ダイニングやリビング部分の高さを上げてしまい、キッチンカウンターに掘りごたつのように座れるようにするという方法です。

こんな感じにしてしまうんですね。

dansa

こうすれば、高さを気にして座る必要は少なくなりますし、キッチンに立った時とリビング、ダイニングでくつろいでいる人との目線の高さが同じになるので、LDKの一体感が出るようになります。

また、LDにキッチンのカウンターの高さにピッタリあうローテーブルをつくってあげれば、必要な時にキッチンカウンターにくっつけて宴会もできるようにもなるので、大人数の集まりでも安心です。

 

このように、家の間取りのつくり方次第で、キッチンの楽しみ方は大きく変わってきます。

キッチンをどのように使って生活を楽しみたいのか。

この部分がキッチン選びで重要なんですね。

対面キッチンはどこにつくればいい?

対面キッチンにする場合、どんなキッチンを選ぶのかも重要ですが、どこにどういう風にキッチンを作るのかも重要なポイントになってきます。

では、どういう所を意識しながら対面キッチンをつくればいいのでしょうか?

 

それは、キッチンの前に立った時、気持ちよく料理を作れそうな場所かどうかということです。

例えば、家の中を見渡せる位置にキッチンがあれば伸び伸びとした気持ちで料理をすることができますし、家族の様子も分かるので料理をしていて孤独感を感じることも少なくなります。

また、料理しながら庭を眺められるようなキッチンであれば、料理をしていて気持ちがいいですね。

このように、対面キッチンにする場合、キッチンに立った時に何が見えるか次第で、キッチンの価値が大きく変わってきます。

 

一方、私は間取りで悩みや不安がある方へ向けて間取り診断というのをやっているのですが、意外とよく見かけるのがせっかくアイランドキッチンにしたのに、キッチンの真ん前がただの壁という間取りです。

お施主さんがアイランドキッチンを希望されたので、とりあえずアイランドキッチンを作ったという間取りになってしまってるんですね。

せっかくのアイランドキッチンなのに、目の前に通路を挟んで壁になっているだけだと、何のためのアイランドキッチンか分からなくなってしまいます。

 

壁を眺めながら料理をしても開放感もありませんし、楽しくもありませんね。

(例外として、いつもTVを見ながら料理をしたいという方は壁があると壁掛けTVにできます)

 

キッチンから何が見えるかというのは結構見落としがちなポイントで、家が完成するまで気付かないということも多いです。

対面キッチンにするなら、キッチンに立った時に何が見えるかを一度意識してみてくださいね。

番外編:キッチンのサイズ

キッチンの基本的な幅は2550というサイズのキッチンです。

2550とは幅が2m55㎝のキッチンという意味で、一般的な間取りに一番スッキリ収まるので2550が標準になっています。もちろん、キッチンの幅はある程度好みの幅に調整する事もできます。

 

奥行きに関してはI型キッチンで65㎝が標準です。アイランドキッチンやペニンシュラキッチンでは奥行き90㎝前後の物を選ぶ場合が多いです。

 

ちなみに、キッチンは高さも選ぶ事ができます。

ワークトップという作業台の高さは基本的には85㎝が標準ですが、もっと高くしたり低くしたり調整できるので、一番作業がしやすい高さにするのがおすすめです。今お使いのキッチンの高さを測ってみると、使いやすい高さを判断しやすいですよ。

 

実際の大きさはショールームで体験できるので、時間がある時に一度足を運んでみるのも良いですね。

これからのキッチン

キッチン

日本はどちらかというと、昔からキッチンは裏手のような場所にあることが多く、キッチンがメインと言う考え方はあまり芽生えてきませんでした。

ただ、最近ではマルシェで食材を買ったり、オーガニックな食材が増えたりなど、思い思いの好きな食事材を買って家で調理し、それを友達や家族でワイワイと囲みながら楽しむということが増えてきています。

 

以前は外で外食というのが贅沢というのことが多かったのですが、最近ではこの流れはかなり変わってきているんですね。

子供がいても楽しめる気楽さや、手作りのアットホーム感に価値を感じられる方が増えてきているのも大きな原因の1つです。

「モノ」が溢れるようになった今、ただレストランで料理を提供してもらうのではなく、自分も参加して「コト」を楽しむというライフスタイルが今も、そしてこれからも主流になっていくことは自然な流れですね。

 

今はまだ、キッチンを中心にするという家は少ないですが、日本も北米のようにオープンなキッチンを囲みながら、皆でワイワイと素材や食事を楽しむようにより変化していくように感じます。

そこまで最初から準備するのは難しくても、料理という「コト」自体を楽しめるようなキッチンを作っておけると、ずっと料理を楽しむことができそうですね。

まとめ

今回は対面キッチンについて見てきました。

対面キッチンとひとことで言っても、アイランドキッチンもあればI型キッチンもあったりと色んな種類があるんですね。

 

最後にキッチンについてあまり知られていない話を1つご紹介したいと思います。

 

間取りや生活にかなり影響するキッチンですが、間取りの作成依頼をする時にはどのキッチンにしたいのか、おおよその検討をつけておくのがベストです。

理由は「I型のキッチンにしようと思っていたけど、後でやっぱりアイランドキッチンにしたくなった」となると、間取り自体が大きく変わってくるからです。(アイランドキッチンからI型キッチンに変更など、キッチンが小さくなる分には大きな影響はありません。)

それほどキッチンの形って重要なんですが、その割にそれぞれのキッチンのメリットとデメリットをあらかじめ教えてくれるというのはほとんど無いんですね。

そのため、あらかじめどのキッチンにしたいのかを少しでもいいので考えておく。

これがバランスが取れた家にするためにかなり重要な事なんですね。

 

それぞれの対面キッチンにメリットとデメリットがありますし、選ぶキッチンによって間取りのレイアウトも違ってきます。

メリットとデメリットを踏まえた上で自分に合うキッチンを考えてみるのも楽しいですよ。

 

あなたもぜひ理想のキッチンを手に入れてくださいね。

では。

 

壁付けキッチンについてはこちらをご覧ください。

壁付けキッチンのメリットとデメリットをご紹介します

キッチンについてはこちらも参考にしてください。

間取りで見る使いやすいキッチンと冷蔵庫の配置4選

キッチンのゴミ箱はどこに置く?お洒落なキッチンにする方法

キッチンの床をタイルにした時のメリットとデメリットを解説します

おすすめの食器棚やカップボード、4選。あなたはどれがお好みですか?

プロおすすめのキッチンのつくり方と選び方4選

キッチンカウンターの効果的な作り方3選

パントリーの間取りとおすすめの収納方法7選

家づくり、土地探しに必要な情報はこちらにまとめています。家づくりの参考にどうぞ。

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今日の問題解決

対面キッチンってどんな種類があるの?

  • 対面キッチンは大きく5種類のキッチンに分けられる。
  • 島のように独立していて存在感と開放感があるアイランドキッチン。
  • アイランドキッチンが壁にくっついた形のペニンシュラキッチン。
  • 開放感はアイランドキッチンほどでは無いけども、好みアレンジしやすいI型キッチン(対面キッチンタイプ)。
  • コンロとシンクが分かれているセパレート型キッチン。
  • L字型にキッチンを配置した存在感のあるL型キッチン。
  • それぞれのメリットとデメリットをふまえた上でキッチンを選ぶと、失敗が少なくなる。