玄関ドアの種類と、玄関ドアを選ぶ時のポイント

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家づくりをする時、玄関の扉をどのような物にするかを気にされる方は多いのではないでしょうか?

それだけ玄関はよく使う物ですし、家の外観でも目立ちやすいポイントと言えます。

その分、家づくりをされる方の注目度も高いんですね。

 

そこで今回は、玄関ドアを中心に、玄関ドアの種類と選ぶ時のポイントについてご紹介したいと思います。

それではどうぞご覧ください。

玄関ドアの種類

一言で玄関ドアと言っても、玄関ドアにはドアの形状によっていくつかの種類に分けられます。

まずは、玄関ドアの種類についてみてみましょう。

片開きドア

112-02Photo:http://www.sanwacompany.co.jp/shop/pages/concierge_112.aspx

玄関ドアの中で一番ポピュラーなのが片開きドアです。

片開きドアはよく見かける四角い物から、上の画像のように少し丸みを帯びたデザインのものまで様々なバリエーションがります。

片開きドアはシンプルな玄関扉なので、価格も一番お手頃となっており、片開きドアが標準仕様という会社が多いです。

 

片開きドアはシンプルな分、玄関ドアのデザインと色味がそのまま家の外観に反映されるので、いかに外観に合ったデザインのものを選ぶのがポイントとなってきます。

親子ドア

oyako doorPhoto:http://www.lixil.co.jp/lineup/entrance/avantos/case/

片開きドアの横に小さな扉がついたものが親子ドアです。

小さな扉も開けることができるので、広い開口部をつくることができるんですね。

 

特に車いすで出入りすることが多いなど、玄関で頻繁に大きな物を出し入れする場合や人が通る場合に大きな効果を発揮してくれます。

将来、高齢の方との同居が見込まれる場合、玄関をあらかじめ親子ドアにしておくのも良いですね。

片袖ドア

katasode doorhttp://www.lixil.co.jp/lineup/entrance/avantos/case/

玄関ドアの横に、大きなガラスが入ったドアのことを片袖ドアと呼びます。

大きなガラスがあるので、明るい玄関にしたい時に片袖ドアは効果を発揮してくれます。

 

ただ、玄関に明かりを入れるのに必ずしも片袖ドアである必要はなく、窓でも代用することができるので、間取りと外観のデザインを見ながら窓と片袖ドアのどちらを採用するかを決めたいですね。

両袖ドア

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片開きドアの両隣にガラスがついた玄関ドアが両袖ドアです。

片袖ドアをさらに明かりの面で強化した玄関ドアですね。

両袖ドアと言うと、片袖ドアにさらにプラスしてガラスがついたイメージを持ちやすいですが、実はドアの両端に細長いガラスがつくこともあり、ガラスの面積は片袖ドアとそう大きな差ないものもあるので注意が必要です。

 

片袖ドアと両袖ドアの場合、ドアの片側にガラスか、それとも両端にガラスがあるのがいいのかという選択肢になりますが、実際の現場では両袖ドアを選ぶ人はあまり見かけず、比較的レアな玄関ドアと言えます。

両開きドア

ryobiraki doorhttp://www.lixil.co.jp/lineup/entrance/avantos/case/

玄関ドアの中には、お店のように両開きで開けられるドアもあり、両開きドアと言います。

両開きドアの一番のメリットは、親子ドアも遥かにしのぐ開口部の広さです。

例えば、ガレージではなく家の中に自転車やバイクを置きたい時などは、広い開口部があるとすごく重宝しますね。

 

その他に、両開きドアはその独特の形状から、あまり普通の家には見えないという特徴もあります。

特に重厚感の有る家になりやすいので、重厚感を出したい時はデザインのアクセントとなってくれます。

玄関引き戸

hikidoPhoto:http://blog.livedoor.jp/sasa793/archives/56705239.html

玄関の建具はドアだけでなく、玄関引き戸という選択肢もあります。

 

引き戸はドアに比べて使い勝手がいい事が多いと言うお話を以前させてもらいました。

どんな建具を選べばいい?建具を選ぶときに知っておきたいポイント

 

室内なら引き戸の方に軍配が上がるのですが、いざ玄関扉になると、引き戸はそこまでオススメできなくなってしまいます。

その理由は、玄関ドアに比べて玄関引き戸は気密性が悪くなってしまうからです。

ピッタリ密閉できる玄関ドアに比べて、玄関引き戸は外壁の外に付けることになります。

そのため、どうしても隙間ができやすく、家の気密性能が落ちてしまうんですね。

 

気密性は家の性能に大きく左右するので、玄関引き戸の導入を検討する場合、家の性能を下げてもいいかどうかをしっかり考慮してから、玄関引き戸を採用したいですね。

(家ができてから、玄関引き戸が原因で気密性が悪いことに気付くより、事前に知っている方が遥かにいいので)

1分で分かる!家づくりで大事な断熱と気密の話

 

その他に、玄関引き戸の別バージョンとして、引違い戸という選択肢もあります。

昔は玄関に引違い戸を使っている家がほとんどでしたが、今では玄関ドアに押されてすっかり見かけることは少なくなりましたが、今でも引違い戸は健在です。

特に和風の家にはよく似合うので、和風の家なら引違い戸を使って外観を整えるというのもいいですね。

金属製ドアと木製ドアについて

今まで見てきたように、玄関ドアは開き勝手でいくつかの種類に分けられますが、玄関ドアの素材によっても金属製と木製のドアに大きく分けられます。

(基本的にはドアの内部に断熱材が入ってた多重構造になっており、窓と同じように、玄関ドアによって断熱性能に違いがあります)

それでは、それぞれの玄関ドアの特徴を見てみましょう。

金属製玄関ドア

steel doorPhoto:http://webcatalog.lixil.co.jp/

金属製の玄関ドアの特徴として、様々なデザインの玄関ドアを選べることが挙げられます。

金属を活かしたモダンなデザインの玄関ドアもありますし、木製の玄関ドアに見えるようなデザインの物もあるので、好みのデザインを選びやすいという特徴があります。

 

金属製の玄関ドアを選ぶ時のポイントとして、家の外観の雰囲気に合わせるはもちろんですが、あまり安っぽく見えない物を選ぶのも玄関ドアを選ぶ時の重要なポイントになります。

安っぽく見えてしまう例として、デザインがゴチャゴチャくっ付いているものや、木の色をしているので一見木製のように見えますが、色味やテクスチャーが単調な玄関ドアなどは、あまり見栄えがしない玄関ドアとなってしまうので注意が必要です。

また、玄関ドアは本体に色味があるので、あまりデザインに凝ったものよりもシンプルな造りの方が見栄えがしやすいという傾向があります。

 

その他の機能として、一部の玄関ドアでは、ガラス部分が窓のように開く仕様になっているものもあるので、間口があまりなく窓が取れない玄関の場合は選択肢に入れてみるのもいいですね。

 

また、同じ玄関ドアのシリーズでも選ぶ形や色によって価格は変わってきます。

価格が安いものほど、見た目やデザイン性が落ちることが多いですが、同じグレードの玄関ドアであれば意外と少しの金額で見た目が良い物に変えることができることがほとんどです。

毎日使う部分なので、できるだけ気に入った玄関ドアを選びたいですね。

 

金属製玄関ドアの価格については、工務店によって得意としているメーカーやグレードが違うので、得意なメーカーの玄関ドアなら安く、あまり使わないメーカーの玄関ドアなら高くなりやすいという傾向があります。

 

多くの工務店や住宅会社では、標準の玄関ドアをメーカーと交渉し安く手に入るものを6つくらい用意して、標準仕様としていることが多いです。

木製玄関ドア

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金属製のドアのように表面にシートを貼るのではなく、木がそのまま使われているのが木製の玄関ドアです。

木製の玄関ドアというとユダ木工など、木製ドアを得意としているメーカーがあり、そのようなメーカーから好みの玄関ドアを選んで入れることが多いです。

 

木製の玄関ドアの一番の特徴として、やはり木の持つ独特の味のある風合いが挙げられます。

木製の玄関ドアが似合っている家は、やはり見た目が良い家が多いですね。

 

一方、木を使っているので無垢材のフローリングと同じように傷がつくと目立ってくることが多いです。

おしゃれな家は皆使っている!おすすめ無垢フローリング12選【保存版】

もちろん、傷がついたからといって劣化して見える訳ではないので、その傷も味と感じることができるかどうか。

このあたりが木製玄関ドアを採用するかどうかの基準となってきます。

 

価格については、一般的な金属製玄関ドアよりは高く、ハイグレードな金属製玄関ドアと同じくらいの価格になることが多いです。

その他 玄関ドアのマメ知識

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Photo:http://www.ykkap.co.jp/search/img/product/01door-wire-0020_1.jpg

玄関ドアには、実は網戸も付けることが可能です。

蛇腹のようになっていて、必要な時だけ網戸にするという感じの物が多いのが特徴です。

道路のすぐ近くや、道路から丸見えの場所に玄関が有る場合は抵抗がありますが、少し奥まった位置に玄関が有る場合は玄関ドアを窓のように使うことも可能になるので、風通し用の窓が玄関に取れない場合などは網戸を検討してみるのもいいですね。

まとめ

今回は玄関ドアの種類と選び方についてご紹介してきました。

玄関ドアは毎日頻繁に使う物ですし、家の顔ともなってくれます。

生活スタイルにあった玄関扉を選びつつ、家の外観にもプラスの効果を与えてくれる玄関扉を選びたいですね。

では。

 

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