シューズクロークをつくるなら絶対に知っておきたい5つのこと

closet

外で使う色んな物を収納できるシューズクローク。

 

シューズクロークとは、名前のとおり靴をメインに収納するだけでなく、傘やアウトドア用品など外で使う物を入れておける収納のことを言います。

シューズクロークという呼び名の他に、土間収納やシューズクローゼットと呼ばれることもあります。

基本的にはシューズクロークには外で使う物を入れるので、シューズクロークは玄関の横につくることがほとんどです。

 

こんな感じですね。

シューズクローク

中にはシューズクロークをウォークスルーにしてしまって、シューズクロークから家の中に上がれるようになっている家もあります。

 

このように最近ではシューズクロークがある家がかなり増えてきましたが、シューズクロークをつくる時に何も考えずにつくってしまって後悔するなんてことも同じように増えています。

では、シューズクロークをつくる時には何に気をつければいいんでしょうか?

今回はシューズクロークについて詳しく見ていきましょう。

シューズクロークの大きさ

シューズクロークをつくる時、まず気をつけたいのがシューズクロークの大きさです。

 

木造住宅の場合、基準となる寸法が91㎝となることが多く、シューズクロークも同じ寸法を使ってつくられる事が多くあります。

ちなみに、先ほどのシューズクロークがある図面もそのようなつくりになっています。

 

では、シューズクロークの大きさのどこに注目すればいいのでしょうか?

それは、シューズクロークの幅です。

 

木造住宅の場合、91㎝が基準となるとお伝えしましたが、その基準でシューズクローゼットをつくると、実際に使える幅は75㎝ほどになります。

75㎝というと一般的な廊下の幅くらいの大きさです。

shoes2

シューズクローゼットに何も置かないのであれば問題ないのですが、シューズクローゼットには普通、靴を置くことになるので、靴を置くための棚が必要になってきます。

そのため、棚を除いた幅は約30㎝ほどになってしまうんですね。

30㎝となると普通に歩くのは難しく、カニ歩きのように移動する必要が出てくるくらいの幅です。

ちょっと狭いですね。

 

入口付近であれば大きな問題はありませんが、奥に物を置いたり取り出したりするのは結構大変。

奥まで行きにくいから、取りあえず手の届く範囲に物を置いて、シューズクロークの奥は物置なんてことにもなりかねません。

そのため幅があまり取れないシューズクロークは、入口を真ん中あたりにもってきて奥へあまり行かないで済むようなつくりにしてあげるか、幅を少し広げてあげるのがオススメです。

幅を広げる場合は、20㎝ほど広げてあげるだけでかなり動きやすくなります。

 

また、シューズクロークの幅を1m50㎝くらいにしてあげると、片面に靴を置くだけでなく、通路を挟んで反対の壁にも物を置けるようになるので、かなり使いやすいシューズクロークにする事も可能です。

シューズクロークの扉

シューズクローゼットの扉

シューズクロークをつくる場合、意外と悩むのが扉を付けるのかどうかという点です。

シューズクロークは玄関の横につくることが多く、ゆとりのある玄関でないと、下手をするとシューズクロークの扉と玄関にある靴がぶつかってしまう何てことが起こることがあるんですね。

そのため、シューズクロークには扉をつけない方や、暖簾やロールスクリーンなどを付けて目隠しにするというケースも多くあります。

 

ただ、どうしても扉を付けてスッキリさせたいという場合もありますよね。

そんな場合はシューズクロークの扉は引き戸にするのがオススメです。

引き戸であれば玄関の靴と干渉することもありませんし、雨の日など湿気やニオイが籠りがちな日は開けっ放しにして換気するなんて事も可能になります。

 

反対に、シューズクロークで1番避けたいのは入口にドアを使うことです。

シューズクローゼットは外から帰ってきた時に使う場合や、外に出かける時に使う場合の2パターンありますが、ドアの場合は開き勝手が固定されてしまうので、例えば外から帰ってきたときは使いやすいけども、外出する時は使いにくいなんて事が起こる可能性が高くなってしまいます。

このような影響が出るケースでは、シューズクロークにドアを使うのは避けておきたいですね。

 

ちなみに、最初はオープンなシューズクローゼットをつくったけども、後でどうしても扉を付けたいとなった場合、比較的安価で簡単につけやすいのがウエスタン扉を付けるという方法です。

ウエスタン扉とは、西部劇でよく見る酒場の入口で使われている内側にも外側にも開く両開きの扉のことですね。

足元から天井まで扉をつけなくても、目線として見える部分に扉をつくれば良いので、比較的簡単につけることができます。

シューズクロークの窓

家の窓3

シューズクロークをつくる場合、必ず必要という訳ではありませんが、窓があると日中でも明かりが入るので電気を付けずにシューズクロークを使えるので便利です。

シューズクロークに窓を付けない場合でも、玄関とトータルに考えてできる限り明るさは確保しておきたいですね。

真っ暗な玄関というのは、思っている以上に辛気くさい雰囲気になってしまいます。

 

また、シューズクローゼットで意外と気になるのがニオイです。

できれば開けられる窓、もしくは換気扇を付けてあげると完璧ですね。

もちろん、シューズクローゼット単体でなく、玄関全体で換気できるとベストです。

 

なお、シューズクローゼットに換気扇を付ける場合に気をつけたいのが、換気扇の給気口の位置です。

外から見た時に、玄関扉のすぐ横に給気口があると見た目にも良くないので、見えない位置に給気口をもっていきたいですね。

シューズクロークの位置

土間収納

シューズクロークをつくる場合、気をつけたいのがシューズクロークの位置です。

シューズクロークは基本的に収納なので、あまり見せたいものではないですよね。

 

人は第一印象で8割は決まると言われていますが、家もドアを開けた時の最初の印象次第で家に対する印象はかなり変わってきます。

そのため、玄関のドアを開けて真っ先に目に飛び込んでくる場所にシューズクロークをつくるのはできるだけ避けたいですね。

 

玄関を開けた時は、「おっ!」と目を引くものをアイキャッチとしてつくってあげられるとベストです。

シューズクローゼットをウォークスルーにする場合

ウォークスルーシュークローゼット

シューズクロークをウォークスルーにすることで、通常の玄関の他にシューズクロークを通って家の中に入れる間取りもよく見かけます。

簡単に言うと、来客用の玄関と日常使いの玄関があるという訳ですね。

場合によっては複数の動線をつくってあげることで、「シューズクローク」 → 「パントリー」 → 「キッチン」というような動線にすることも可能になります。

その間取りは動線が考えられていますか?家の間取りと動線について

 

より生活しやすいスタイルに合わせることができるんですね。

 

では、ウォークスルーのシューズクローゼットをつくる場合に注意したい事とは何でしょうか?

それは、玄関、シューズクローゼットそれぞれにある程度の広さが取れているかという点が重要なポイントになってきます。

 

ある程度限られたスペースに、言ってみれば2つの玄関をつくることになるので、下手をするとどちらも幅が狭い残念な玄関となってしまう可能性があるんですね。

シューズクローゼットをウォークスルーにする理由として、メインの玄関はスッキリしておいて、靴が散らかりやすい家族用の玄関は別にしておきたいということが多いですが、メインの玄関は小さくて見栄えがせず、さらには日常使いの玄関も変に小さくて使いづらいという、どっちつかずの結果になってしまう間取りも見受けられます。

 

そのような場合は、いっそのこと玄関を広く取りウォークスルーを止めるだけで、ゆとりのある素敵な玄関に早変わりすることが本当に多いです。

もし、ウォークスルーのシューズクローゼットにすることで小さな玄関が2つできた場合、本当にそれでいいのか一度振り返ってみるのも良いですね。

何度も言いますが、ウォークスルーのシューズクローゼットは玄関の幅がどれだけしっかり取れているか確認するのがポイントです。

まとめ

今回はシューズクローゼットをつくる時の注意点をご紹介してきました。

シューズクローゼットがあると玄関がスッキリするのでとても重宝しますが、玄関という家の顔になる部分あるので何となく適当につくってしまうと、後で後悔しやすいポイントとも言えるんですね。

 

シューズクロークのポイントを押さえながら、ぜひあなたにあったシューズクロークをつくってくださいね。

では。

 

玄関についてはこちらも参考にしてください。

汚れが目立たない玄関タイルって何色?建築士がお答えします

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広い玄関土間のある家ってどうなの?土間の使い方と3つの注意点

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今日の問題解決

シューズクロークをつくる時は、何に気をつければいい?

  • シューズクロークはできるだけ動きやすい幅にする。
  • 扉をつけるなら引き戸がオススメ。暖簾やロールスクリーンも有り。
  • ニオイがこもりやすいので、明かり取りを兼ねた換気用の窓か換気扇があるとベスト。
  • 玄関に入った時にできるだけ目につきにくい場所に。
  • ウォークスルーにする場合は、幅がちゃんと取れているか確認する。