その間取りは動線が考えられていますか?家の間取りと動線について

動線

あなたは、動線という言葉を聞いた事がありますか?

実は昨日、遠くに住んでいる友人に画像付でこんな質問をもらいました。

 

「間取りをつくってもらったんだけど、この家って使いやすいかな?」

 

間取りを見ると、「動線」がかなり気になったので、その内容を伝えました。

 

最近では、住宅の本や雑誌に「動線」という言葉がよく出るようになったので、「動線」という言葉もだいぶ浸透してきました。

「動線」とは家の中で人がどのように移動するかを表した物のことです。

やはり家の中ではスムーズに移動したいですよね。

 

このように家づくりの中では「動線」というのはかなり重要なのですが、「動線」の使い方や考え方について説明してくれるものは、あまり有りません。

そこで今回は、「動線」を有効活用して良い間取りにする方法を勉強していきましょう。

それではどうぞ。

動線って何?

登場人物紹介

10田中さん:家づくりをはじめたばかりの人。

4 のコピー 喜瀬川さん:なぜか建築に詳しい人。田中さんの師匠的存在。

 

家を建てたい 田中さん
あっ!!こんにちは喜瀬川さん。探しましたよ!
なぜか建築に詳しい 喜瀬川さん
あら、田中君どうしたのよ、テンション高いじゃない。
家を建てたい 田中さん
間取りをつくってもらったんです。見てるのが楽しくて。
なぜか建築に詳しい 喜瀬川さん
良かったわね。いいじゃないの
家を建てたい 田中さん
間取りを見てるのは楽しいんですけど、この間取りでいいのか分からなくて・・。
なぜか建築に詳しい 喜瀬川さん
だから私を探してたのね。いいわ、見せてご覧なさい
家を建てたい 田中さん
ドキドキ
なぜか建築に詳しい 喜瀬川さん
・・・、微妙な間取りね。動線があんまり考えられていないのが原因よ。
家を建てたい 田中さん
動線?動線って何ですか?
なぜか建築に詳しい 喜瀬川さん
家の中での人の動きを表した線の事よ
家を建てたい 田中さん
線、ですか?
なぜか建築に詳しい 喜瀬川さん
家事動線って聞いた事ないかしら?
家を建てたい 田中さん
何か聞いた事あります。
なぜか建築に詳しい 喜瀬川さん
例えば家事動線なら、「洗濯」→「洗濯物を干す」→「洗濯物を取り入れる」→「洗濯物を片付ける」という流れが代表的な家事動線ね。
なぜか建築に詳しい 喜瀬川さん
家事動線の良い家は、この流れがスムーズにいくように考えられているの。
家を建てたい 田中さん
なるほど。
なぜか建築に詳しい 喜瀬川さん
家事動線を意識して、さっきの図面を改めて見てみるといいわ。
家を建てたい 田中さん
ほんとだ、洗面所から遠く離れた位置に階段があって、階段から遠く離れた位置に洗濯物を干すバルコニーがあります。
なぜか建築に詳しい 喜瀬川さん
そうね。家事動線の事を考えると、洗面所が1階なら、できるだけ洗面所の近くに階段が欲しいわね。
なぜか建築に詳しい 喜瀬川さん
例えば、こんな感じね

 

動線

 

家を建てたい 田中さん
ほんとだ、洗面所からすぐ階段を登れるんで楽ですね。洗濯物を抱えて家の中をグルグルしなくて済みます。
なぜか建築に詳しい 喜瀬川さん
水まわりの近くにキッチンや家事スペースがあると、より効率的な家事動線になるわ。
家を建てたい 田中さん
動線って大事なんですね。
なぜか建築に詳しい 喜瀬川さん
そうね。間取りがあるなら、一度朝起きてから夜寝るまでにどういう動きをするのか線で書いてみると分かりやすいわよ。線が長い程、動きが多い家ってことね。
家を建てたい 田中さん
ボクやってみます!
なぜか建築に詳しい 喜瀬川さん
ところでその間取りはどうしたの?田中君、土地もまだ決まってないでしょ。
家を建てたい 田中さん
住宅会社に行ったらくれました。ボクの理想の間取りだって。
なぜか建築に詳しい 喜瀬川さん
・・・、要望も聞いてないのに、田中君の理想の間取りなんて分かるはずないじゃないの。
家を建てたい 田中さん
はっ!!そう言えばそうですね・・。何だったんだろう、この間取り。
なぜか建築に詳しい 喜瀬川さん
田中君、冷やかしっぽいから、適当な間取りくれたんじゃないの。
家を建てたい 田中さん
ガーン!!

まとめ

今回は住宅の動線についてお送りしました。

人の動線を意識する事で、ボンヤリとしていた「間取りの使いやすさ」「使いにくさが」分かるようになります。

動線が間取りを評価する大きなポイントなんですね。

 

また、今の生活で不自由している動線があるなら、間取りの希望を言う時に「この動線を良くして欲しい」と伝えるのはとても効果的です。

設計者は動線を意識した間取りをつくりますが、すべての動線が短い間取りをつくる事はできません。

何かが近ければ、他の部屋が遠くなってしまうからなんですね。

そのため、優先順位の高い動線が分かれば、そこを中心に間取りをまとめる事ができるので、理想に近い間取りができあがります。

ぜひ試してみてくださいね。

 

ちなみに、私が初めて動線という言葉を聞いたのは今から10数年前にバイトしていた居酒屋の研修でした。

「お客さんの動線がどうのこうの、動線を意識してどうのこうの」みたいな話を研修で教わりました。

そしてお客さんの動きを意識していたそのお店は、店舗が増えていつの間にか上場するまで成長しました。

動線を意識することで、居心地が良い空間をつくる事ができていたんですね。

 

皆さんもぜひ、動線を意識して居心地良い空間をつくってくださいね。

では。

 

家づくりで失敗したくない!そんな方こそ、間取りが重要です。

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動線についてはこちらも参考にしてください。

あなたの間取りは大丈夫?洗濯の家事動線を考えたバルコニー

間取りについてはこちらもご覧ください。

良い家を建てる秘訣!それは本当に必要な物ですか?

廊下のない間取りにするための5つのポイント

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子育てしやすい間取りにする12の方法

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家づくり、土地探しに必要な情報はこちらにまとめています。家づくりの参考にどうぞ。

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今日の問題解決

動線って何?

  • 家の中での人の動きを表した線の事。
  • 起きてから寝るまでを動線で書き込むと、間取りの善し悪しが分かる。
  • 優先したい動線があるなら、設計者に伝えると効果的。