子育てしやすい間取りにする12の方法

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家づくりをしようと思う方で多いのが、お子さんが生まれたり幼稚園に入るからなど、お子さんがキッカケで家づくりを始める方です。

やはり、「伸び伸びと育って欲しいから」とか「学区が決まってから引越すのはかわいそうだから」など、お子さんの影響というのはかなり大きいんですね。

 

そんな家づくりに影響の大きい子育てですが、家づくりにはどのように活かしてあげればいいのでしょうか。

今回は、子育てしやすい間取りであったり、お子さんのに良い影響を与える間取りについてご紹介したいと思います。

それではどうぞご覧ください。

LDKは居心地よく

鉄の階段

家を建てる場合、LDKに家族が自然と集まるようにしたいという方がほとんどではないでしょうか。

子供がすぐ部屋に閉じこもって会話もままならない・・、なんていうのは避けたいですよね。

オープンな空間に家族がいればちょっとした変化にも気付いてあげやすくもなりますし、やはり身近にいろいろ話せる人がいるというのは、思っている以上に楽しいことですし幸せなことです。

では、人が自然に集まるLDKにするにはどうすればいいでしょうか?

答えを簡単に言うと、居心地のいい空間にするということです。

居心地を良くするにはいろんな要素が必要になってきます。

日当りや風通しが良いこともそうですし、動線もくつろぐ場所は落ち着かせるなどメリハリをつけた動線計画が必要です。

くつろいでいるのに周りをウロウロされてイライラする・・、なんてことになると、居心地のいいリビングにはなりませんね。

その間取りは動線が考えられていますか?家の間取りと動線について

 

広さも広い方がゆとりがありますが、広さよりも重要なのは居心地のいいサイズ感を重視した方が居心地の良い空間となります。

LDKがあまり広くないのに大きな家具を置いたら見た目もゴチャゴチャして居心地いい空間になりませんし、ムダに広く取って何も使わないスペースばかりでも掃除の手間だけ増えて居心地の良さにはつながってきません。

居心地は間取りでつくった環境にインテリアをいかに上手く組み合わせるか決まってくるので、家づくりの段階から家具の大きさも考慮に入れておくなど、LDKという空間をトータルで見ておくことが重要なんですね。

 

また、インテリア性の高さももちろんですが、常にふれる所なので使う素材もできるだけ優しい物を使えるとベストです。

おしゃれな家は皆使っている!おすすめ無垢フローリング12選【保存版】

 

それでは次にLDKにあると良い物や間取りのポイントについて見ていくことにしましょう。

 

ダイニング近くのカウンターデスク

学習机を買っても、小さな子供が1人で部屋にこもって勉強というのは中々想像がつきにくいですね。

やはり子供は人の気配のするところの方が好きですし、イキイキしてきます。

家をつくるならそんな環境で勉強できるようにしておきたいですね。

 

子供の勉強スペースを考える時に役に立ってくれるのがダイニングスペースです。

近くにお母さんがいることも多いので、安心しながら勉強ができるんですね。

分からないことがあれば気軽に聞けるので、分からないことを早めに解決するクセをつけることもできます。

 

ダイニングに勉強スペースをつくる場合、ダイニングテーブルを少し大きめにしてダイニングテーブルをデスク変わりにする方法もありますし、カウンターデスクを設けるという方法もあります。

カウンターデスクはパソコンを置くスペースを兼ねてもいいですね。

 

カウンターデスクをつくる場合に注意しておきたい点として、どのような用途に使うかを明確にして奥行きを決めるということです。

小学生の小さな頃に学校の宿題で使う程度であれば奥行きは少なくても問題ありませんが、中学、高校生や大人が使うとなると、ある程度の奥行きがあった方が何かと使い勝手が良くなります。

さらには同時に何人使うことがあるかも考慮に入れると、順番待ちで使いたい時に使えないという事態をさけることもできます。(あまり幅を取れない場合は、ダイニングテーブルもデスク変わりにすると便利です)

また、近くに書類を入れられる収納があると散らかりづらくなりスッキリしたスペースにすることができます。(カウンターの下に置いてもいいですね)

 

このようなカウンターデスクを作る場合はお母さんがいつも近くにいる可能性が高いダイニングが一番便利ですが、人が近くにいたり人から見える場所であれば他の場所でも問題ありません。

勉強したいと思えたりその場所にいようと思えるような場所が重要なんですね。

 

悪い例を挙げると、例えば2階の廊下など誰もいない場所にカウンターデスクをつくっても、つくるだけムダになってしまう可能性が高くなってしまいます。

わざわざそんな場所で勉強したいと思う人はあまりいないんですね。

 

カウンターデスクを作る場合は、そこに座って勉強や作業をすることが楽しかったり便利なのか考えてみると、失敗することがなくなります。

 

手伝いのしやすいキッチン

最近は対面キッチンのようにオープンなキッチンが多くなりました。

オープンなキッチンにすることで、料理をしながら子供に目を配れるようになるんですね。

 

また、オープンなキッチンは料理を身近なものに感じるので、料理のお手伝いがきっかけで料理や食べる物への関心にもつながってきます。

そのため子供が手伝いしやすいキッチンを目指したいですね。

今では手伝いができないほど狭いキッチンというのはほとんどなく2人くらいは作業できるスペースは確保されていることが多いので、あとは明るいキッチンにするなどキッチンにいて楽しいと思えるような間取りにするのがポイントになります。(意外とキッチン周りは暗くなりそうな間取りを見かけることが多いです)

 

ちなみに私の実家はキッチンが独立してあったため、料理を身近に感じるということは全く無く、大人になり家の設計をするようになってから料理を始めて苦労したので、オープンなキッチンで料理を身近に感じられる子供がうらやましいです(笑)

 

タタミコーナー(和室)

畳コーナー

LDKとつながったタタミコーナーや和室も、子育てにあると便利です。

赤ちゃんのおむつ替えや子供の昼寝、子供の遊び場に使うことができますし、区切ることができるようにしておけば、客間として使ったり洗濯物の一時置きスペースなど様々な用途に使うことができます。

その他には、タタミを知らない大人になって欲しくないということで、タタミのスペースを作る方もいらっしゃいます。

タタミを五感を使って感じられるようにしてあげるんですね。

 

また、タタミコーナーや和室を作る場合、タミコーナーに段差をつけておもちゃの収納場所にしてしまうのもいいですね。

子供が自分自身で自分の物を片付けるスペースをつくってあげることで、片付けを覚えるキッカケにすることができます。

 

身近なところに本棚

LDKなど身近なところに本棚があるというのも意外と重要です。

知りたいと思った時に子供が調べることができるからなんですね。

また、家族がどのような本を読んでいるのかなど、家族全体での情報の共有や知識の共有も本棚があることで簡単にできるようになります。

 

本棚には本だけでなく図鑑や辞書、地球儀などを置くスペースも兼ねてあげると、より身近に知的好奇心を満たせるのでオススメです。

「何だろう」「何でだろう」と思った時にそのままで終わるのでなく、その先に繋がるようにしておくのが重要なんですね。

 

季節の物を置くスペース

大人になると日々の忙しさの中でいつの間にか季節が過ぎてしまい、気付けば1年が過ぎていたなんてことも多いですが、少なくとも子供のうちに季節感をしっかり感じられるようにしたいですね。

季節の物を置くか置かないかだけでも季節の感じ方はかなり違ってきまし、お客さんに対しておもてなしの気持ちも育てることができます。

季節の物を置く場所はLDKの一角や玄関など、目にふれやすい部分にある方が効果的です。

 

大きな時計

LDKに大きな時計を1つ置いてあげるのも有効です。

「おじいさんの時計」という歌があるように、時計は家の中の象徴にもなってくれるんですね。

家の中に印象的な時計があることで、個人ではなく家族と時間を共有しているという意識も育てることができます。

 

伝言ボード

コルクボードや黒板など、家族で情報を共有したい事や連絡事項などを書いておける場所をつくるのも効果的です。

人間の頭というのはとても忘れやすいものです。

あらかじめ重要な要件は書き残しておくというクセをつけることで、忘れ物を減らしたり連絡忘れなどのミスがない大人となるキッカケにもなります。

 

リビング階段

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リビング階段の一番のメリットは、家族がリビングで顔を合わせる事が増える事です。

リビングを通らないと2階に上がることができないので、必然的に家族が顔を合わせる機会がふえるんですね。

そのため家に誰がいるのか把握しやすいですし、お子さんが夜勝手に出歩くのをかなり防ぐ事ができます。

 

一方、リビング階段は子供が友達を連れてきても部屋へ行くのに必ずリビングを通るので、休みだからといってあんまりラフな姿でいると少し恥ずかしいことも。

リビングはパブリックな場所ともなるので、多少の緊張感は持っておく必要があるんですね。

もちろん、家族が顔を合わせるリビング階段はメリットが大きいですが、この辺りがストレスになるかどうかで、リビング階段にするかどうかは決めたいですね。

 

使い勝手のいい水まわり

基本的に水まわりはまとまっている間取りの方がいいですが、特に子育てを考えた場合は水まわりの使い勝手は重要になってきます。

 

キッチンと水まわりが近いのはもちろんですが、洗濯物を干す動線も考慮しておきたいですね。

水まわりが1階で2階に洗濯物を干す場合は、水まわりと階段が離れ過ぎていないかも間取りのポイントになってきます。

 

動線以外にも、家族の人数が多かったり女性が多い家族構成の場合は洗面を2ボウルにしたり2カ所に洗面台を設置するのも効果的です。

朝の渋滞を緩和することができるんですね。

 

ちなみに浴室は洗い場と浴槽のどちらを広くするか迷った場合、浴槽よりも洗い場が広い方が親子でお風呂に入った時に使いやすいです。

 

可変性の高い子供部屋

子育てを考えた場合、子供部屋は子供が小さいうちは1つの広い部屋として使い、子供の成長に応じて部屋の使い方を変えていくのがオススメです。

子供の成長とともに、必要な部屋も変化していくんですね。

 

後から間仕切るのは比較的簡単ですが、柱等を入れて最初からガッツリ部屋を分けてつくってしまうと、後で壁を取り壊すのは構造上の観点からも大変になります。

部屋を分けるか分けないか迷った時は、あとで必要になったら壁を作るくらいのスタンスくらいのほうが応用が利きやすいと言えます。

 

ちなみに子供部屋の壁はいろんな物を貼付けても目立たないようにしておけば、子供が壁を自由に使うことができます。

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回遊動線

 

家の中の動線について見てみると、昔はサザエさんの家のように襖で部屋が仕切られていることが多く、家の中を回遊することができていました。

自分でどのルートを通るか選ぶことができる行き止まりが少ない間取りだったんですね。

 

子育てを考えた場合、家の中の動線もできるだけ行き止まりの無い回遊できる動線にできるとベストと言えます。

回遊できると単純に楽しいので感覚を刺激してくれますし、間取りに合わすのでなく自分で最前の移動方法を考えるキッカケともなってくれます。

 

もちろん、回遊動線にする必要のない間取りもありますが、回遊動線にした方が便利になりそうな間取りの場合は、積極的に回遊動線をつくっていきたいですね。

 

まとめ

今回は、子育てと家のことについて見てきました。

やはり子育てと家づくりについて考えると、いろんな事が出てくるんですね。

それだけ子育てと家づくりは深い関係があると言えます。

 

最後に1つ、家づくりと子育てについて私がよく見かける話をご紹介して、今回の話を締めたいと思います。。

 

子育てをしていると、少しの時間でいいので1人の時間が欲しいと思われる方もいらっしゃいます。

特にお子さんが小さい頃や、お子さんが何人もいるご家庭の場合に、奥さんだけのスペースをつくって欲しいと希望されることが多いです。

やはり子育てに一生懸命で気が休まる時間が取れないので、自分だけの空間を少しでいいので持ちたいと思われるんですね。

それだけ子育てに身も心もすり減らされている状態とも言えます。

 

私もそのような要望があった時は奥様の書斎スペースをつくってきました。(キッチンの近くが多いです)

 

ただ、数年してご自宅を訪ねると、最初は奥さまの書斎スペースを使っていたけども最近は使っていないという方が多くいらっしゃいます。

子育てに慣れたのと、お子さんが大きくなって手がかからなくなってきたので、1人で書斎にこもる時間をつくる必要がなくなってきたからなんですね。

そのため、キッチンの近くならパントリーなど他の用途に変更される方もいらっしゃいます。

 

このように、子育てがキッカケで人によっては1人になるスペースも欲しいという方もいらっしゃいますし、人によっては全く必要無いという方もいらっしゃいます。

ただ、子育ては年月が経つごとに変わっていく物なので、それに合わせて家の中も変えていくことができます。

家づくりの段階で言えることは、「子育てをする中で必要と思う物はつくるけども、子育てに関する場所は作り込みすぎないこと」。

これにつきます。

 

子供の成長に合わせて、家も変えていけるようにしておくのが重要なんですね。

子育ての時間はいつか終わりがきますが、あなたの生活はその家でずっと続いていきます。

子供が変わるように、家もあなたの生活に合ったように変えていけるものなんですね。

 

子育てだからと思い詰めず、「こんなのがあれば楽しいな」とか「こんなのがあれば便利だな」ということを取り入れつつ、「子育てが終われば変えても楽しいな」くらいのスタンスで考えてみると、家は将来に渡って楽しませてくれるものになるのでオススメですよ。

そんな楽しい良い家づくりをしてくださいね。

では。

 

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