衣装部屋を家につくると家がスッキリする3つの理由

あなたは普段着ている服をどこに収納していますか?

家づくりをする時、服の収納場所をどこにするかについて悩んでいる方は結構いらっしゃいます。

せっかく家を建てるのであれば家事の負担は少しでも軽くしたいものですが、服の収納をいろんな場所に作れば、服を収納する時にそれだけいろんな場所に洗濯した服を持っていく必要も出てくるなど、いろいろと悩ましい部分が出てくるんですね。

また、収納が少なければ服を詰め込みすぎて「アレはどこ?」「コレがない」というようなことも起こってしまいます。

 

このように衣類の収納や管理というのは意外と手間になってしまうのですが、そんな時に役に立つのが衣類専用の収納となる「衣装部屋」。

衣装部屋というと豪邸のようなイメージで、普通の家でつくるのはちょっと・・?

実はそんなことありません。最近では一般の住宅で衣装部屋をつくるケースは結構増えています。

それだけ衣類をまとめて収納したいというニーズはかなりあるんですね。

 

そこで今回は衣類収納の悩みを吹き飛ばす、服専用の収納「衣装部屋」について詳しく見ていきたいと思います。

収納が気になる方はぜひご覧ください。

衣装部屋って何?

衣装部屋

家の衣装部屋とは、簡単に言うと家族全員の衣類を全部しまっておく部屋の事です。

ウォークインクローゼットを衣類しか収納しない部屋にしたといった方がイメージしやすいかもしれませんね。

 

では、ウォークインクローゼットと衣装部屋の具体的な違いは何なんでしょうか?

衣装部屋とウォークインクローゼットの違いは、衣装部屋は服に特化した部屋というところです。

 

衣装部屋ではただ服をしまうだけでなく、服も衣装部屋の中で着替えられるようにスペースに余裕を持たせることが多く、鏡など服を着替えるのに必要な物も設置することがほとんど。

さらには外出に必要なカバンや小物などを置く場所もあると衣装部屋がさらに便利になります。

 

衣類に関する全てが詰まっている部屋。

それが衣装部屋なんですね。

 

それでは次に、衣装部屋がある家のメリットを見てみましょう。

衣装部屋のメリット

着替えが楽になる

服

衣装部屋の一番のメリットは、衣装部屋があると着替えが楽になるという事です。

 

たとえば、世のお父さん方は仕事から帰ってくると普通はまず着替えます。

スーツや仕事着だと家で落ち着かないですよね。

一般的な家に帰ってきてからの流れとしては、寝室でスーツを脱ぎ、服を着替えてからリビングでくつろぐというケースがよく見られます。

でも、寝室が家の2階にある場合は家に帰ってきてから一度2階に行って、そこから着替えて、さらに1階に降りてきてと、家に帰ってきてからの動線も結構長くなってしまいます。

その間取りは動線が考えられていますか?家の間取りと動線について

 

また、お父さん方だけでなく、もちろん女性の方も着替えますよね。

さらには学生さんも制服から部屋着に着替えます。

 

このように、服を着替えるのは日常でよくあるにも関わらず、各部屋で着替えるのが当たり前になっています。

でも服を着替える場所が、1階の使いやすい場所にあったらどうでしょうか?

 

2階に登り降りしなくてすむので、服を着替えるのがかなり楽になりますね。

さらに衣装部屋にカバンやバッグ置き場もつくってあげると完璧です。

また洗面室が近いとお化粧やお風呂に入るのも楽ちんですね。

 

このように衣装部屋を設けることで着替えが楽になり、動線をコンパクトにできるというのは衣装部屋の大きなメリットと言えます。

 

洗濯物を収納するのが簡単

洗濯

洗濯の動線を考えた時、洗濯物を取り込んで畳んだあと、最後に各部屋の収納に持って行く必要があります。

 

ところが衣装部屋があると、畳んだ衣服はすべて衣装部屋に持って行くだけで全て簡単に片付ける事ができます。

1カ所に服が集中することで、家事の動線がすごく楽になるんですね。

特に家族が多い場合なんかは衣装部屋はとても重宝します。

 

また、洗濯物をバルコニーで干す場合はバルコニーの近くや階段の近くに衣装部屋を配置することで洗濯動線を短くすることができますし、室内干しや庭で洗濯物を干すのがメインの場合は室内干しスペースの近くに衣装部屋があると家事を楽チンにすることができます。

せっかく衣装部屋を設けるなら、洗濯の動線も考慮した上で衣装部屋を配置したいですね。

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服の貸し借りが簡単

衣装部屋2

これは特に女性の場合に多いのですが、衣装部屋があることで服の貸し借りがしやすくなるというメリットもあります。

たとえば姉妹がいれば服の貸し借りはよくしますよね。

さらには、親御さんと娘さんの間でも服の貸し借りをしているのもよく見かけます。

最近では親子の関係が友達感覚に近くなったこともあり、服をシェアするのが普通になっているんですね。

 

また、時代も物をシェアすることが当たり前のようになってきています。

カーシェアリングやシェアハウスが普通になってきたように、家の中でも衣装部屋を設けることでシェアすることがよりスムーズにできるようになるんですね。

 

服の量が管理できる

シャツ

あなたは家の中にどれくらいの量の衣類があるかと聞かれた時、頭の中にパッと浮かびますか?

各部屋に服を収納していると具体的にどれくらいの量の衣類があるかというのは中々把握しづらいですよね。

その結果、収納量をコントロールできずに収納が溢れてしまうというケースもあります。

 

その一方、衣装部屋がある場合は衣装部屋の中を見れば、家の中にどれだけ服があるのかを一目で把握する事ができます。

衣装部屋1つで家全体の衣類の量を管理できるようになるんですね。

その結果、限りがある家の収納をより有効活用できるようになります。

 

ではここで少し余談になりますが、私が今までで面白い収納をされていると思った方の服の管理を方法をここでご紹介したいと思います。

 

その方は、服を1軍、2軍、3軍と分けていました。

良く着る服を1軍、良く着るけど衣替えで今の季節は着ない服を2軍。めったに着ない服を3軍という風に分けていきます。

そして、3軍になって1年間に1度も着なかった服は捨てるなりあげるなりして衣装部屋から無くしていきます。

そうすることで、必要な服、必要でない服の管理を行っているんですね。

 

服は引越しなどのイベントが無い限り、あまり捨てる事はありません。

新築の家を建てたあとは引越しなどそうそう無いので、放っておくと着ない服がどんどん溜まってしまいます。

そして、いつの間にか収納が足らなくなり・・。

 

これは家を建ててからしばらくすると聞こえてくる話です。

 

そうならないよう、仕組みをつくって服を管理しているんですね。

自分の服だけでなく、家族の服も同じです。

そのため、その方の家の衣装部屋はスッキリとしていて、とても明るい空間になっています。

 

また、衣装部屋は家族全員がよく使う部屋になるので、ウォークインクローゼットのようにとりあえず入れっ放しにしておくという事がとても少ないという特徴もあります。

何でもかんでも物を詰め込んでしまうと服を着替えることができなくなってしまうため、いらない物は衣装部屋に置きづらいんですね。

衣装部屋と決めたら、ついつい他の収納と同じように物を入れてしまうのでなく、衣類に特化してしまうのが衣装部屋を活用するポイントになります。

 

衣装部屋のデメリット

SW_Filipp Kozachuk

ここまで衣装部屋のメリットを見てきました。

では次に衣装部屋をつくる時のデメリットを見てみましょう。

 

衣装部屋を作るときのデメリット。

それは衣装部屋という名前にあるように1つの部屋なので、ある程度の家のボリュームが必要になってしまうということです。

特に1階に衣装部屋を作った場合、1階にLDKや水まわりなど比較的広いスペースが必要なものが集まった上にもう1部屋つくることになるので、1階がかなり大きくなる可能性がとても高くなります。

 

そのため、土地の面積もある程度の大きさが必要になってきますし、家全体のバランスも上手く見る必要があるんですね。

衣装部屋をつくって生活がしにくくなってしまっては、本末転倒となってしまいます。

 

このように、衣装部屋をつくるには土地や家の大きさの影響を受けるので、予算や間取りのトータルバランスをしっかり把握することが重要なんですね。

 

また、衣装部屋を作る場合は服を収納するだけでなく着替えも衣装部屋の中で行いたいので、衣装部屋にはある程度の広さが求められるようになります。

そのため、衣装部屋にするなら最低でも3帖ほどのスペースは必要になってきます。

さらには衣装部屋で着替えもするなら姿をチェックできるよう鏡も欲しいですよね。

壁一面を収納にするのではなく、一部は鏡を作りつけで設置したり後で鏡を置けるようにしておくなど、どのように衣装部屋を使うかというのも家の設計段階でしっかり決めておきたいポイントと言えます。

まとめ

今回は衣装部屋について見てきました。

衣類専用の衣装部屋があると、やはり片付いた家になることが多いです。

いままで何戸も衣装部屋のある家を設計してきましたが、「衣装部屋があって良かった」「衣装部屋が無い生活が考えられない」という方がほとんどです。

 

一方、衣装部屋のデメリットとしては、どの家でも衣装部屋はつくれる訳では無いという所。

要望次第で衣装部屋を取るスペースが無いことや、要望次第で衣装部屋との相性が悪くなってしまうケースもあるので、要望を伝える時に衣装部屋が取れそうかどうか事前に相談してみるのもいいですね。

 

もし衣装部屋は生活する上でとても便利なものです。

家の間取りをつくる時、衣装部屋を1度検討してみるのも楽しいですよ。

では。

 

収納についてはこちらも参考にしてください

使いやすいウォークインクローゼットの収納例をご紹介します

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衣装部屋のメリットって何?

  • 着替えが楽になる。
  • 洗濯物を片付けるのが簡単。
  • 服を家族でシェアしやすい。
  • 服の量が管理できる。