一番安く家を建てる方法をお教えします。コストパフォーマンスの高い家にする秘訣

どうすれば一番安く家を建てることができるのでしょうか?

この質問、実はかなり頻繁に聞かれる質問です。

家を建てるのであれば、できれば無駄なコストは抑えたいもの。

家のコストを抑えることができれば、その分月々のローンの負担も少なくなりますし、家具や設備などに予算を掛けることも可能になります。

 

それだけ多くの人が家を安く建てる方法に興味があるけれども、実際に家を安く建てる方法は一般にあまり知られてはいません。

そこで今回は、家を安く建てる方法の中でも「手間をかけたり使う材料の質を落としたりする事なく、一番家が安くなる方法」を建築士がお伝えします。

家のコストが気になる方はぜひご覧ください。

一番安くできる家ってどんな家?

安い家

家を安く建てる方法は1つではなく、いくつかの方法が考えられます。

たとえば「人件費を削減するために自分で出来る事は自分でする」といった方法や、「できるだけ大量生産されていて価格が抑えられている材料を使う」などなど、その方法は様々です。

具体的に人件費の削減の面で見てみると、家の内部の塗装や棚の作成といったDIYのようなものから、自分で現場管理をしてコストを削減するなどの方法があります。

ただ、DIYをするには日頃から慣れていないとかなり大変ですし、自分で現場管理をするとなるとかなりの家の知識が必要となってくるので、だれでも可能という訳にはいかないのが難しいところです。

 

では、このように難しい方法を取るのではなく、できるだけ簡単に家を建てるコストを抑えるにはどうすればいいのでしょうか?

そのヒントは家の見積もりにあります。

 

見積書の中には色んな項目が書いてあるのでそういった見積もりを調整するという方法もありますが、その前に家の根本的な金額の決まり方に注目してみたいと思います。

 

ここで1つ質問です。

家の金額に大きな影響を及ぼすのは何だと思いますか?

 

実は、同じ会社で同じ材料を使った30坪の家でも、家の価格に違いが出てきます。

その大きな原因は「家の形」です。

 

家は、家の形によって「お金のかかる家」、「お金がかからない家」に分かれてくるんですね。

そのため、一番安く家を建てるためには、お金がかからない形にすれば一番安く家を建てる事が出来るという訳なんですね。

もちろん、とにかく価格を抑えたいというケース以外でも、お金のかかる家とかからない家の形の違いを知っておくことで、家の間取りを見るときもコストという観点から間取りを見ることもできるようになります。

 

では、どのような形が一番お金がかからないのでしょうか?

具体的に見ていきましょう。

一番お金がかからない家の形

総二階の家総2階の家

一番お金がかからない家の形とは、四角い総二階の家です。(上図参照)

その理由は総二階の家はシンプルな作りなので、材料を無駄なく家をつくれるからです。

当たり前のことのようですが、実際に家を建てるとなると総二階の家と複雑な形の家では必要なコストというのは結構違ってきます。

 

では、同じ大きさの家でもL型の家を例に見てみたいと思います。

L型の家L型の家

まず、総二階の家とL字型の家を比べて見ると、L字型の家の方が家を建てるのに必要な材料が増えます。

たとえば、L字型の家は角が増えるため角を処理するための手間も必要になります。

これは以外とコストが上がる要因となり、実は角が増えるだけで1カ所10万円から20万円ほど変わってきます。

もちろん、会社によって金額の多少の違いはありますが、目安の金額としてはだいたいこれくらいの金額になります。

 

そのため、先ほどのL型の家だと、総二階の家に比べて角が2カ所増えるので40万円ほど高い家という事になるんですね。

その他、外壁の面積が増えたり、材料や手間が増える分などを積み重ねると、総二階の家とL型の家では結構金額が変わってくることになります。

 

それだけ、総二階の家は金額的に合理的で一番お金がかからない家ということなんですね。

 

ちなみに、総二階の家でも正方形に近い方が外壁が少ないので、正方形の総二回が一番安い家となります。(見た目と使い勝手は考慮せず、コストだけを見た場合です)

 

一方、総二階の家のデメリットとしては、デザイン的にシンプルな外観となるので、外観を意識してつくらないと安い建売住宅のような外観になってしまう可能性も高くなってしまうため、外観のデザインには特に注意が必要です。

家を建てるなら絶対に押さえておきたい外観の話

価格のバランスの良い家

先ほど、総二階の家が価格の面で見ると1番安く家を建てられるというお話をしました。

 

ただ、総二階の家は価格を重視した家の形なので好き嫌いもありますし、どんな場合でも総二階の家にできる訳ではありません。

実際には敷地の形もありますし、間取りの要望によっても家の形は変わってきます。

では、どうすれば家の価格を抑えて満足いく家をつくりやすいのでしょうか?

 

それは、「家の形はまずは総二階をベースとして、それに必要な物(例えばバルコニーなど)を付け加えたり、引き算をしていく」ということです。

言い換えると、四角い家に必要な物を付け加えたり、減らしたりしていくという訳ですね。

四角い総二階の家をベースとすることで、無駄な費用やスペースは必要無くなるので、本当に必要な物だけを追加していくことができます。

また、家の見た目もシンプルで飽きのこないデザインとなることが多いです。

 

反対の例として、以前、下屋の多い家は見た目がうるさくなってしまうために見た目が悪い家が多いという話をしましたが、家のコストパフォーマンスの面でも下屋をたくさん作った家というのはあまり褒められたものではありません。(下屋とは下の図のような物です)

下屋の家 のコピー

これは取りあえず間取りを造っていって、余った部分を下屋にするという、先ほどとは違う方法で間取りを作っていったために、取って付けたような家の見た目になってしまうんですね。

家のコストの面でも無駄に凸凹している分だけコストも高くなります。

家の外観ですごく気になること(下屋編)

 

もちろん家の形は様々なものがあって良いですが、まずはベースとしてシンプルな形から始めてみる。

そして必要な物を付け加えたり、たまに引き算をしてみる。

これが家のコストパフォーマンスを高めて使いやすい家にする秘訣なんですね。

まとめ

お金

今回見てきたように、一番お金がかからない家の形は総二階の家で、家の形が複雑になればなるほど、お金がかかるようになっていきます。

お金をかけるかけないは別にして、家の形状で家の金額が変わってくる事が頭に入っているだけでも、無駄を省いた良い家になる手助けになってくれます。

 

同じ家を建てるなら、ぜひコストパフォーマンスが良くて住みやすい家を目指してくださいね。

では。

 

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一番お金がかからない家ってどんな家?

  • 総二階の家が一番お金がかからない家。
  • 家の形状が複雑になればなるほど、家にお金がかかる。
  • 家のベースはまず総二階から、必要な物を付け加えていく。