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注文住宅に相見積もりは必要?相見積もりをする時の3つのポイント

2020年2月18日

注文住宅を建てる時やリフォームする時、やはり予算というのは気になるものです。

でも、注文住宅やリフォームは定価の無いものなので、どれくらいが相場なのか、また価格が高いのか安いのかというは簡単に判断するのが難しいですよね。

そんな時に役立ってくれるのが複数のプランや金額を比べる「相見積もり」。

「相見積もり」でいくつかの間取りと見積もりを比べることで、価格に対する「物差し」ができるんですね。

今回はそんな住宅の相見積もりのポイントや注意点について詳しく見ていきたいと思います。

注文住宅やリフォームの予算が気になる方はぜひご覧ください。

相見積もりって何?

それではまず、住宅の相見積もりとはどういうものか見ていきましょう。

相見積もりとは、簡単に言うと複数の業者から見積もりを取ることを言いますが、それを住宅にあてはめると、いくつかの住宅会社や工務店から間取りと見積もりを提示してもらうということになります。

そして、その中から価格と間取りの提案のバランスが一番良い住宅会社や工務店を選んで家づくりを進めていくという形になるんですね。

 

たとえば注文住宅の間取りも金額も、提案する会社によってかなり変わってきます。

間取りに関してはその会社の設計力、提案力、得意な家のテイストが大きく影響してきますし、金額に関してはどれだけ無駄を省いてコストを削減できるか、またコストを落としやすい物、落としにくい物は会社によってかなり変わりますし、性能にこだわりを持っている会社であれば価格を下げるために性能を下げることは難しいなど、会社それぞれに個性があります。

その分、あなたの作る家に合う会社、相性があまりよくない会社というものが存在するんですね。

そして相見積もりをしていくつか会社を比較するということは、あなたにとって相性の良い会社とはどんな会社なのか知るための大きなきっかけとなってくれます。

このように、注文住宅を建てる時やリフォームする場合、相見積もりというのは良い家にするための効果的な方法となるんですね。

 

では、そんな相見積もりをする時はどうすればいいのでしょうか?

次に住宅の相見積もりのやり方について見ていきましょう。

相見積もりはどうすればいい?

相見積もりをする場合、まずは住宅会社や工務店の情報収集をした上で、あなたに合った家を建ててくれそうな会社を実際に見ていくというのが一番スムーズな流れになってきます。

そして相見積もりをする会社の数としては2〜3社くらいが現実的です。

あまり多すぎると膨大な時間が掛かるようになってしまいますし、それぞれの内容も忘れがちになってしまうため、無理のない範囲で会社を絞るのが大切なんですね。

その後、要望を伝えて間取り、金額の提案をしてもらい、全て出揃った段階でどこか1社に決めるという形になります。

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また、相見積もりをする時はどの会社も条件を揃えるというのも大切なポイントとなってきます。

条件が違ってしまうと各社を比べることが難しくなってしまうからなんですね。

そのため、予算や要望などは同じように伝えるのが基本となります。

 

予算は多少ゆとりがある場合や総額で越えたくない金額がある場合はその旨を伝え、要望はMust、Wantなど優先順位をつけて伝えるのも有効な方法です。

たとえば予算内にすべてを入れるのが厳しい場合でも、予算内で優先順位が高い物がしっかり入った間取りにするなどアレンジを加えることも可能になるからなんですね。

(また、提案力も含めて確認できるという副産物もあります)

 

ちなみに、相見積もりをしているかどうかは住宅会社や工務店に伝えておいて問題ありません。

あらかじめ伝えておくことで変に契約を急かされることもありませんし、仮に断りを入れることになってもスムーズに伝えることができるようになるからなんですね。

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ただ、その会社で家づくりを進めることを決めた場合やお断りする時はできるだけ早く伝えておくのは心がけておきたいところです。

普通は見積もりには期限があるものですし、会社によっては提案した物を返却するなどルールを設けていたり、間取りを作る時に申し込み金(たとえば間取りを作る場合は10万円の申し込み金が必要で、家を建てる時はその10万円は家の金額に充当させるけども、家を建てない場合はお客さんに返却するなど)を預かっていたのでその申し込み金の返却手続きの手配などが発生する場合もあるので、お断りする場合は早めに対応してお互いスッキリと次のステージに進みたいですね。

相見積もりのポイント

それでは次に、相見積もりをする時にチェックしておきたいポイントについて見てみましょう。

相見積もりをする場合、確認しておきたい場所は大きく分けて3つあります。

それは、

  • 間取りの提案力
  • 家の金額
  • 使っている仕様

以上の3つです。

 

まず、間取りについては見積もりの大前提となるものなので、あなたの伝えた要望がしっかり入っている間取りなのか、また無駄な部分が少なくバランスが取れている間取りなのか、そして外観も含めたデザイン性や提案力を見ていくことになります。

間取りが出てくると、ついつい「ここをこうしたい」というように間取りに手を加えていきたくなってしまいますが、相見積もりでいくつかの会社を比較する場合、あまり詳細まで間取りの打ち合わせをしていくと時間ばかりが掛かってしまい先に進めなくなってしまうので、間取りの方向性があなたの建てたい合っているかどうか、また家の大きさも納得いく大きさかどうかまで判断できれば、相見積もりの段階では十分と言えます。

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ちなみに、住宅で相見積もりをする場合は、まったく同じ間取りで相見積もりをするというケースは基本的にマナー違反となるので注意が必要です。

たとえば、あなたが仕事のプロジェクトで企画書を作成し、それを元に協力会社と打ち合わせをしたとします。

そんな場合でも、その協力会社はその企画書を自社の事業に使ったりしないですよね。

同じように、間取りの使い回しをすることや、間取りは気に入ったけども金額が合わないので他の住宅会社や工務店に依頼するという行為は普通の会社であれば断られますし、そのような依頼をしてきた方の家を建てるのはお断りするというケースも多く、またトラブルの元になるので注意が必要です。

(どうしても間取りだけを使いたい場合は、住宅会社に相談してくださいね)

 

少し脱線してしまいましたが、間取りの次は家の金額について見ていきましょう。

家の見積もり書は大きく分けて2パターンあり、いろんな見積もりが細かく記載されている物と、一式というようにある程度まとめて表示している会社に分かれてきます。

そして、細かく記載されている方が何が含まれているか分かりやすく、一式だと分かりづらいという特徴があります。

たとえば、キッチンは造作のキッチンにしたいと要望で伝えた場合、細かく記載されている場合は「造作キッチン」と書かれていますが、一式の中に入っているのは造作キッチンなのか、それとも普通のキッチンなのか分からないですよね。

そのため一式と記載されている場合は、見積もりに何が含まれているのか。

この部分をしっかり確認しておくことでトラブルを防ぐことができるんですね。

 

また、家の金額を比べる場合、見積書の金額だけでなく家の総額がどれくらいになるかというのも大切なポイントになります。

見積もり書の中に何を含めるかは住宅会社や工務店で違いがあり、見積もり書の中に家を建てるのに必要な物がほとんど入っている場合もあれば、見積もり書の金額が低く見えるようにするために見積もり金額に入れずに別途工事となっていることもあるからなんですね。

そのため、見積もり書の金額だけでなく家の総額がどれくらいになるかを確認しておくことで、家の本当の金額が見えてくるようになります。

そんな家の総額を知る時に役立つのが「資金計画書」というもの。

資金計画書には家を建てるために必要な総額がすべて記載されているので、相見積もりする場合は資金計画書もしっかり見比べてくださいね。

家の資金計画はどうすればいい?資金計画書の見方と押さえておきたいポイント

 

そして最後にチェックしておきたいのが家の仕様について。

家の仕様は設備や建具など目に見える部分から、家の耐震性能や省エネ性能など目で見えにくい物など様々あり、特に性能の部分は家の金額にも大きく影響してくる部分になるので必ずチェックしておきたい部分となります。

そんな性能を見る場合、できればすべての会社に同程度の性能があれば比較しやすくなりますが、そうで無いケースも多くあります。

その場合、どこか1社と同程度の性能にした時に金額がどれだけ増減することになるか聞いておくと判断しやすくなるのでオススメです。

また、同じように家の設備もどれくらいのグレードの物が入っているのか、また他の会社に合わせた場合どれくらいの増減が発生するのかを確認しておけると比較しやすくなるんですね。

(比較することで標準仕様のグレードが高い会社、低い会社も見えてくるようになりますし、今後の打ち合わせで追加金額が出そうな会社かどうかも何となく分かるようになってきます)

 

このように仕様は金額への影響が大きい場所なので、金額を確認する時は仕様も確認するようにしておくことが大切なんですね。

まとめ

今回は住宅の相見積もりについて詳しく見てきました。

相見積もりする時は、「間取り」「金額」「仕様」、この3つを比較すると判断しやすくなります。

そして、たとえば10点満点で間取り7点、金額8点など客観的に数値で比較できるようにするのもいいですね。

また、この3つはどれも重要なポイントになりますが、間取り重視であったり金額重視というように、優先順位は人によって違ってきます。

そのような場合、間取り重視であれば間取りが一番気に入った会社にボーナスポイントをプラスするなど、よりあなたに合った形で判断できるようにするのも効果的ですよ。

 

ぜひ、あなたに合った会社を選んであなたに合った家を建ててくださいね。

では。

 

予算についてはこちらも参考にしてください。

注文住宅の予算はどれくらい?年収別、家賃別で見たあなたに最適な予算の目安

家が予算オーバーする5つの要因とプラスα

家の建て替えに必要な費用ってどれくらい?新築に建て替える時の5つのポイント

新築の家をコストダウンするにはどうすればいい?コストダウンに効果的な場所10選

注文住宅の内装を効果的にコストダウンするために知っておきたいこと

家づくり、土地探しに必要な情報はこちらにまとめています。家づくりの参考にどうぞ。

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