よもやま話

敷地に植えてはいけない植物はコレ!注意が必要な植物たち

庭の植物は目で見て楽しいものですし、家の外観を良くするのにも一役買ってくれるとても頼もしい存在です。

植栽が上手く家に馴染んでいる家であったり、綺麗な庭のある家というのはやはり魅力的ですよね。

その一方で、実はその特性から敷地に植えてはいけない植物というのも存在します。

今回はそんな注意が必要な植物について見ていきたいと思います。

敷地に植えてはいけない植物:「竹」

竹

和風な家や和モダンな家に似合う竹。

竹がある庭は見た目も涼やかですし、葉が小さいのでスタイリッシュな印象を与えてくれます。

また、竹が風に揺れる音も心地いいものですよね。

竹の庭

これは私が好きな長崎のお寺の庭ですが、竹が風に揺れる音を聴きながら庭を眺めていると中国風な作りの庭も相まって、どこか異国にいるような不思議な気分にさせてくれます。

 

そんな魅力の多い竹ですが、実は家の敷地に植えるのは避けた方が無難な植物の1つです。

その理由は繁殖力がとても強く、一度根付いてしまえば至る所から竹が生えてくるようになるから。

竹は地下に根を張って四方八方に伸びてしまうからなんですね。

また竹や笹も硬いですが、地下茎と呼ばれる根っこもかなり硬く簡単に取り除けないため、一度根が広がってしまうと完全に駆除するのがかなり難しくなってしまうというのも悩ましいものです。

手がつけられなくなって薮のようになった庭というのはやはり避けたいですよね。

このように竹はとても魅力的な植物ですが、敷地に植えるのはかなり難易度の高い植物と言えます。

 

その一方、やはり庭に雰囲気を出すために竹をどうしても植えたいという時もあります。

そのような場合、まずは根っこが広がらないようにするのが効果的です。

たとえば地面から深さ1mくらいまでコンクリートの壁を作って根が広がらないようにするなど、繁殖する範囲を限定させることで無秩序に竹が広がるというのを防ぐことができるんですね。

また、竹を上手く育てるのにも少しコツがいります。

竹は葉っぱは日光を好みますが、本体である稈(かん)の部分は日光を嫌うので、真上から光が当たりつつ風が通る環境が最適となります。

そのため、コンクリートで囲みやすく光も入る中庭のようなスペースだとコントロールしやすく上手く育てることができるんですね。

敷地に植えてはいけない植物:「桜」

春の訪れを感じさせてくれる桜。

桜の花を見ると何だかウキウキしてしまうという方も多いと思います。

(私自身、桜の花がキライという方はまだ聞いたことはありません)

そんな日本人が大好きな桜ですが、実は家に植えるのはできれば避けたい植物の1つです。

 

その大きな理由は、春の終わり頃から夏にかけて桜の木に毛虫が大量に発生してしまうから。

バラ科の植物には虫がつきやすいのですが、実は桜はバラ科の植物で毛虫を呼び寄せてしまうんですね。

 

また、桜はかなり大きく育ちますし、その分だけ大きく根を張る植物でもあります。

(よく見かけるソメイヨシノは大木になる桜です)

大きく根を張るということは、家の基礎部分まで根が届いてしまったり、お隣さんとの敷地境界まで根が伸びてしまうなんてことも。

今の家は基礎をしっかり作っているので根っこで家が傾くということはまず無さそうですが、「桜の木の根が道路のアスファルトを持ち上げた」という話を耳にするように力は強いので庭に影響が出てくる事があるんですね。

 

そして大きく育つということは、枝も広がるということ。

その結果、葉っぱが日当たりを遮ったり、毛虫や落葉がお隣さんの家に落ちてしまったりという、無駄な近隣トラブルの元になってしまうなんてことも。

桜は春の花はとても目を楽しませてくれるのですが、それ以外の時期はかなり手間が掛かる植物なんですね。

 

では、どうしても桜を植えたいという場合はどうすればいいのでしょうか。

その場合、まずはできるだけ大きくならない樹種の桜を選ぶ(マメザクラなど)。

そして敷地境界や家から離れた位置に植えるというのが基本となります。

周りに影響が出ない場所に植えることで、根っこや日照の問題をクリアできるんですね。

 

あとは、虫が付かないようマメに手入れをしたり、落葉の処理をしっかり行えば、大きなトラブルが起こる可能性はとても低くなります。

桜を植える場所と手入れ。

この2つがしっかり確保できるかどうかで桜を植えるかどうか判断したいですね。

(桜が好きな方は自分の敷地に桜を植えるのではなく、近隣の桜が眺められるような間取りの家に住むというのも魅力的な選択肢です)

敷地に植えてはいけない植物:「ミント」

ミント

さわやかな香りと可愛らしい形で人気のミント。

ハーブティーやモヒートといった飲み物に使ったり、アイスにちょこっと乗せて彩りを楽しむのも良いですよね。

よく使うので家でミントを育てているという方もいらっしゃると思います。

 

そんな人気のミントですが、実は庭に植えると一気に危険度が増してしまうんです。

ミントは繁殖力がとても強く、あっと言う間に庭がミントだらけになってしまったなんてことが起こってしまうんですね。

竹と同じでミントは地下茎を伸ばしながら増えていくので、庭に植えるとどんどん横に広がっていってしまいます。

(その繁殖力は「ミントテロ」と呼ばれることもあります)

 

そうなると見た目も悪く雑草のような見栄えになってしまい、荒れた庭というような印象になってしまうんですね。

(実際、家庭菜園にミントを植えた方がいたのですが、後日見たらまさにミントテロとなってしまい除草剤を使って駆除したため家庭菜園として使えなくなったという笑えない話もあります)

そして、駆除する場合は種子と地下茎の両方を駆除する必要がありとても労力が掛かるので、ミントは敷地に植えてはいけない植物と言われるんですね。

(ミントはシソ科ですが、シソ科の植物はどんどん広がる物が多いので、シソ科の植物を敷地に植える場合は注意が必要です)

 

ではミントを育てる場合は何が最適化と言うと、やはりプランターで育てるというのが基本になってきます。

限られた範囲しか広がらない安心感というのはやはり大きいですね。

また、間違って庭に増殖しないように地面から離れた位置で育てるとよりベターです。

(もしくは、ミントがプランターの周りに生えてきたらすぐ抜いてしまうなどしっかり管理しておけば大丈夫です)

ミントは食べたり彩りに使ったりと何かと便利な物なので、うまく付き合いながら育てていきたいですね。

まとめ

今回は敷地に植えてはいけない植物について見てきました。

代表的な物をピックアップしましたが、植えてはいけない植物の特徴としては

  • 根が強いこと
  • 虫がつきやすいこと
  • 育ちすぎること

この3つのうちどれか1つでも当てはまる場合は、敷地に植えない方が無難なんですね。

 

植えるときは一瞬でも、庭に植えた植物は必ず手入れが必要になります。

その手間と時間を掛けることができるか。

その点を踏まえて植えるかどうかを決めたいですね。

では。

 

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O型建築士

地域の工務店で1,500万円〜5,000万円の物件を年間20棟ほど携わる建築士。 家の設計の他、 工務店に向けた設計セミナーを開催。 今までに訪れた工務店の数は200を超える。 趣味は工務店と温泉巡り。 一緒に素敵な家を建てていきましょう! プロフィール詳細はこちら

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