窓で失敗しないために知っておきたい3つのポイント

家の窓3

家づくりについて考えていると、やっぱり最初に間取りが気になってしまいますよね。

そんな間取りが気になる中、意外に忘れやすいものがあります。

それは窓です。

 

間取りが確定すると、今度は家の仕様など家の中のことを中心に決めていくので、いつの間にか窓は置き去りにされて最初の間取りについていた窓がそのまま最終的に家についていた何てことも。

その結果、家ができてから

「何でこの窓つけたんだろう・・」

というのはよく聞く家の失敗談です。

 

そこで今回は、窓でよくある失敗と簡単にできる窓のチェック方法をご紹介したいと思います。

それではどうぞご覧ください。

階段の窓

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まず最初に押さえておきたいのは階段の窓です。

階段の窓というのは普通の窓とは少し違う部分を注意する必要があるんですね。

 

そんな階段の窓の1番重要なポイントは窓の高さです。(取付けの高さ)

 

窓の取り付け高さというのは1つ1つ設定することは可能ですが、通常は何も指定しないと床から2mの高さに窓の上端がくることがほとんどです。

高さでいうと床から2mというのは窓を開け閉めするのに丁度良い高さになることが多いのですが、何も気にせずに階段の窓も同じ高さに設定してしまうのは要注意。

物凄く開けづらい窓になってしまいます。

 

階段の形状にもよりますが、階段の床レベルは普通、2階の床と比べると低くなります。

階段1段は約20センチほどなので、階段の踊り場部分であれば1m40センチほど2階の床から低い位置にあるんですね。

そこに2階の床から2mの位置に階段をつけるとどうなるでしょうか。

 

窓の位置が高過ぎて開けられませんね。

階段の窓は設置高さを調整する必要があるんですね。

 

「窓はほっといても開けれるように設計されているんじゃないの?」と言う方がほとんどだと思いますが、意外に窓の高さに無頓着な間取りはよく見受けられるので、必ず押さえておきたいポイントです。

 

ちなみに私の実家の階段も手の届かない遥か上に窓が付いています。(某ハウスメーカーの家です)

先日実家に帰った時、階段の踊り場に何か物が置いてあるのでよく見ると、それは折りたたみ式の踏み台。

窓を開けるために使っているそうです。

(そろそろいい歳になり、階段で踏み台なんか使って踏み外すと危ないので、踏み台は物入れにしまって階段の窓は開けるのを諦めるよう伝えました)

 

こんなことにならないように、階段の窓の高さには注意してくださいね。

 

また、階段の窓でもう一つ注意しておきたいのが、窓に階段の手すりが被る場合です。

少し被るくらいなら問題有りませんが、窓のハンドル部分と手すりが被ってしまうと窓が結構開けづらくなってしまいます。

この点も階段の窓では注意したいですね。

窓が1つしか無い部屋

窓がひとつ

家の間取りのつくり上、窓が1つしかついていない部屋というのもあります。

間取りの関係で仕方がないと言えば仕方がないのですが、窓が1つしかない部屋というのは基本的に風通しが悪くなってしまいます。

 

風通しを良くするには風の入口と出口をつくることが重要で、窓が1つだと風の入口はあるけども出口が無いので中々風が抜けていってくれないんですね。

 

では、この場合どうすればいいのか。

窓を大きいのを1つ設置するのではなく、縦長の窓を複数つけてあげるのが効果的です。

風の入口と出口をつくってあげることで、部屋の空気が循環するようになるんですね。

 

窓は部屋に対して2つ以上付いているのかどうか。

ここをチェックするだけでも、部屋の環境はかなり改善されます。

とりあえず窓が付いている部屋

引違い窓

これは引違い窓をよく使っているケースに多いのですが、とりあえず何も考えずに部屋に窓を付けているケースです。

一度、おしゃれに見える寝室などを検索してもらえると分かりやすいですが、家具やインテリアを考えずにとりあえず窓が付いている部屋というのは、あまり見かけることがありません。

 

特に寝室は、ベッドの枕元をどういう風につくるかで、部屋の印象は大きく違ってきます。(ベッドではない場合でも同様です)

枕元の壁紙が違うだけでも印象が変わりますが、そこにデーンと引違い窓があるとどうでしょうか。

折角の新築の家ですが、賃貸住宅と変わらない部屋になってしまいそうですね。

(ちなみに引違い窓は安いので、賃貸住宅、特にアパートは引違い窓しか使わないことがほとんどです)

 

飲み屋に行った時の「とりあえずビール」ではありませんが、とりあえず窓、特に引違い窓が何の変哲もなく当たり前のようについている場合は賃貸住宅と変わらない印象の部屋になってしまうので注意してくださいね。

(おまけに枕元に引違い窓があると、スースーして寒くなりやすいです)

どうして変な窓が多いのか

upset boy against a wall

ちなみに、どうして今回のような変な高さに窓が付いたり、微妙な位置に窓が付いたりするのでしょうか。

 

それは、窓はあまり深く考えずに付けやすいという傾向があるからです。

 

特に図面をCAD化する際、窓は1クリックでつけることができます。(CAD化とはコンピューターで描いたキレイな図面にすることです)

深く考えないなら、もうポンポンポンという感じ窓を付けていくことができるんですね。

変な話、ものの数分で家中の窓を図面化するのも可能です。

 

でも、窓は家の明るさ、風通し、外観に影響する重要な部分です。

特に明るさ風通しは住み心地に大きく影響してきます。

その窓を意図なしにポンポンポンと適当に窓をつけていくのか。

それとも、1つ1つの窓の役割と効果を考えながらつけていくのか。

ここで家の完成度に物凄く大きな差が出てくるんですね。

 

間取り診断の間取りを見ても、窓が丁寧に付けられている家は間取りもよく考えられていて良い家が多いという特徴があります。

窓を見れば、設計者の姿勢が分かると言ってもおかしくないんですね。

 

ちなみに、私の場合は家の間取りをつくるときに窓の効果を考えながらどんな窓をつけるか大まかな配置を決め、間取りができた後に家の外観と家の中からどう見えるかを見ながら決めていくので、メチャクチャ時間が掛かります。

窓の設定は、気合いを入れ直さないとできない、かなりヘビーな仕事になっています(笑)

まとめ

今回は、間取りができた時にチェックしておきたい窓のポイントについてご紹介しました。

窓は最初につけると後で変えることができません。

また、工事途中で窓を変えるのも結構大変です。

窓を変更したいんですが、着工後の変更はどこまで可能なんでしょうか?

 

そのため最初の段階で窓は必ずチェックしておいてくださいね。

では。

 

窓に関しては、こちらも参考にしてください。

家の光や風を左右する!家を建てるなら知っておきたい窓の話

窓おもしろシリーズはこちら。

タイの秘島、リペ島の宿で見た不思議な窓

「横すべり出し窓」を物凄く使っている四角い家を見つけました

家づくりで失敗したくない!そんな方こそ、間取りが重要です。

行列ができる間取り診断

今日の問題解決

窓でチェックしておくことって何?

  • 階段の窓の高さ。
  • 部屋に2つ以上窓がついているかどうか。
  • 適当な位置に窓が配置されていないかどうか。