家を建てたり購入した時に必要となる家の表札(ネームプレート)。
表札は家の顔ともなるので、おしゃれで家に上手く合う表札を選びたいですよね。
今回はそんな表札のデザインについて詳しく見ていきたいと思います。
表札が気になる方はぜひご覧ください。
表札のデザイン
それでは表札にはどんなデザインの物があるのか見ていきましょう。
あなたが好きな表札はどのデザインですか?
プレート表札
Photo:https://jo-zu-works.com/
いろいろある表札の中でも1番スタンダードな表札が「プレート表札」。
表札と言えば「プレート表札」をイメージする方も多いのではないでしょうか。
そして定番ということは、それだけ素材やサイズ、種類が豊富で、色んなデザインがあるのも大きな魅力です。
正方形の表札にすれば柔らかいイメージに、長方形の表札にすればモダンな印象になるなど表札の形で雰囲気が変わってくるので、家のテーマに合わせた表札を選びたいですね。
セパレート表札
Photo:https://www.onlyoneclub.jp/
「セパレート表札」とは、一文字ずつバラバラな文字を組み合わせた表札のこと。
それぞれの文字が独立しているので、文字を自由に配置できると言うのが大きな特徴です。
たとえばランダムに配置したり、間隔を広く取るなど自由にアレンジすることができるんですね。
デザインも豊富なので、オリジナルの表札にしたいという方にオススメの表札です。
切り文字バー付き表札
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先ほどのセパレート表札は文字がバラバラでしたが、その文字をバーでつなげた表札が「切り文字バー付き表札」です。
バーで文字をつなげることで統一感が出ますし、設置がしやすいというのも魅力の1つです。
書体も色々あるので、和風、洋風、ナチュラルからモダンまで色んな住宅に合わせやすいのもいいですね。
シンプルでおしゃれな表札にしたいという時はマストな選択肢と言えます。
インターホンカバー付き表札
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インターホンと表札は玄関周りの必須アイテムですが、その2つを1つにした表札が「インターホンカバー付きの表札」。
表札とインターホンカバーを一体にすることで、時に目立ってしまうインターホンの存在感を薄めつつ、スッキリした玄関周りにすることができるんですね。
インターホンを目立たせたく無いという場合、特に魅力的な選択肢となってきます。
バックライト表札
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昼と夜で表情が変わる表札。
それがバックライト付きの表札です。
綺麗にライトアップするには光源(照明)が直接見えない事が必須となりますが、表札に照明が上手く組み込まれているバックライト表札はとても綺麗に表札を照らしてくれます。
ステンレスやガラスなど素材によって見え方が変わってくるので、色んな素材を見てみるのも楽しいですね。
夜の家をちょっとおしゃれにしたい場合に最適な表札です。
表札の素材
表札には色んな素材が使われています。
使われる素材によっても、デザインはかなり変わってくるんですね。
では、表札にどんな素材が使われているかも見ておきましょう。
ステンレス表札
ステンレスは耐久性の高さと高級感が大きな魅力。
やはり雨風に当たる部分なので、デザインだけでなく耐久力があるというのは心強いものですよね。
ステンレスというとシルバーのイメージが強いですが、色も選べるのでどんな家にも合わせやすいというのも魅力の1つです。
アルミ表札
Photo:https://www.myhouse-1.com/index.html
軽くて耐久性があり、価格も抑え目。
そんな3拍子揃っているのがアルミの表札です。
アルミ感を強く出すとアメリカンな雰囲気にもなるので、カルフォルニア風などの家にもよく似合います。
銅、真鍮
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真鍮の表札は時間が経つほど味わいが出てくるのが大きな特徴です。
アンティーク感のある落ち着いた雰囲気の表札なので色んな家に合わせやすい素材になります。
真鍮の持つ独特のテイストは多くのファンを魅了しています。
アイアン・鍛鉄
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表札に鉄を使う事で柔らかい雰囲気にする事もできれば、無骨な印象の表札にもできるなど、作り方次第で印象が大きく変わるという特徴をもっています。
特に洋風な可愛い感じを出したい時は、アイアンの表札はマストな選択肢に。
デザインも豊富なので、好みに合うもの探すのも楽しいですよ。
石材
Photo:https://ienone.jp/
同じものは2つとない石材は、独特の風合いと重厚な高級感が大きな魅力の表札です。
特に和風や和モダンといった落ち着いた雰囲気の家にとても良く似合います。
石の種類によって色味もかなり違ってくるので、メリハリを付けるなら濃いめの石を、自然な雰囲気にするなら薄めの色を選ぶと安心です。
天然木・樹脂木
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ナチュラルな雰囲気が魅力の木目調の表札というのも人気があります。
そんな木目の表札は天然木と樹脂木の2つに分けられます。
天然木の場合は自然素材ならではの質感と経年変化が楽しめますし、樹脂木の場合は劣化しにくいので綺麗な状態を長く保つことができます。
このように同じ木目でも素材によって特徴は大きく変わってくるので、違いを頭に入れた上でベストな方を選びたいですね。
ガラス・アクリル
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ガラスやアクリルを使った表札の最大の魅力は、見た目の軽さ。
他の素材では出せない透明感や清涼感というのはやはり大きな魅力です。
ガラスやアクリル単体だけではなく、表面にアクリルを使って色味に深みを持たせている表札もあるなど、使い方によって見え方が大きく変わってくる素材でもあります。
タイル(磁器・陶器)
焼き物を使った表札は、ナチュラルで柔らかな雰囲気の家にピッタリ。
特に優しい感じの家にとても似合う表札です。
タイルのデザインが豊富なように、表札で使うタイルも種類が豊富で選ぶ楽しさがあるのも良いですね。
ちょっと変わったデザインの表札
これはゲームに出てきそうな剣の形をしていますが、実はこれも表札です。
こんな表札の家があったら、ついつい二度見してしまいますよね。
これは住宅業界で知る人ぞ知る「美濃クラフト」という会社の表札で、他にも面白い表札をいくつも作っています。
もちろん、ふつうの表札も沢山あるので、表札を検討する時は一度HPを覗いてみるのもいいですね。
表札を取り付けるまでの流れ
それでは最後に、表札を発注してから取り付けるまでの流れについても見ておきましょう。
基本的に表札を発注する場合、まずは表札のデザインと名前の書体を選ぶことになります。
そしてそのあと、その内容を元にレイアウトされたサンプル画像が送られてきます。
その内容を元に、微調整が必要なら調整を、OKなら正式に発注という流れになるんですね。
また、表札は戸建ての外構の打合せで外構業者を通して発注するか、自分で気に入った表札を作っているお店で発注するという2つの方法がメインになります。
外構業者を通して発注する場合は施工まで安心できる点がメリットとなる一方、ある程度の規模のメーカー物の表札が中心となります。
一方、自分で発注する場合は規模に関わらず好きなお店を選べますが、取り付けをどうするかは意識しておきたい部分です。
もし自分で取り付けたいという場合は、接着剤タイプの物であれば簡単に取り付けが可能で、ボルトなどで固定するタイプの表札は壁に穴を開ける必要があるので難易度は高くなります。
たとえば外壁に直接表札を付ける場合は家にダメージが出てしまう可能性もあるので、その場合は施主支給という形にして取り付けは住宅会社や外構業者に依頼するなど、表札を取り付けた後も安心できるようにしておきたいですね。
まとめ
今回は戸建ての表札について詳しく見てきました。
表札と言っても、いろんなデザインの表札があるんですね。
ぜひ今回の内容を参考に、あなたに合ったおしゃれな表札を選んでくださいね。
では。
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