コンセントで失敗しないために必ず知っておきたい5つの方法

家ができてから失敗したと言う声が多い場所ってどこかでしょうか?

失敗しやすい場所はいくつかありますが、その中でも失敗が大いのがコンセントの失敗です。

欲しい場所にコンセントが無かったり、コンセントがあっても口数が足りずに結局はタコ足配線に・・、なんて失敗がコンセントではよく起こってしまうんですね。

 

こうしたコンセントの失敗は、コンセントを配置するための注意点を知っているかどうかで失敗するかどうかが変わってきます。

例えば、家を建てる時はコンセントの位置が描かれてある電気配線図という図面を必ず作ることになるのですが、プロの設計士がつくった電気配線図だからといってそのまま鵜呑みにしてしまうと、実はあまり使い勝手が良くないことも。

理由は、あなたの生活に合ったコンセントの配置ではなく、あくまで設計士が想定したコンセントの位置だからなんです。

コンセントの失敗を避けるためには、まずはあなたの生活に合ったコンセントの配置にする必要があるんですね。

 

そこで今回はそんなコンセントの失敗をしないように、家のコンセントの配線を決めるのに必ず知っておきたい知識をご紹介していきたいと思います。

皆さんもこれを読んでぜひコンセントの失敗を無くしてくださいね。

それではどうぞご覧下さい。

コンセントで多い失敗例

まずはコンセントでよくある失敗とはどんな失敗なのでしょうか?

具体的にコンセントで失敗した方からよく聞く声としては、

  • 考えてコンセントの配置を決めたつもりだったけども、コンセントが足りない場所やほとんど使わないコンセントがある。
  • 家具を置いたらコンセントが使えなくなってしまった。
  • コンセントを多めにつけたつもりだったけども、コンセントが足りずにタコ足配線になってしまったところもある。

このようなコンセントの失敗が多い傾向があります。

 

では、どうすればこのようなコンセントの失敗を無くすことができるのでしょうか?

それでは、コンセントで失敗しないための具体的な方法について見ていきたいと思います。

図面に家具を置いてみる

家具

まず、コンセントの失敗を無くすために一番大切なのは、家の間取り図に家具を配置してみるという事です。

どうして家の図面に家具を配置するのかと言うと、家具を置く位置によってコンセントの位置が決まってくるからなんですね。

 

例えば子供部屋を例に見てみましょう。

まず、子供部屋には机を置きますよね。

そして、机を置く場所にはコンセントが必要になってきます。

机の上にデスクライトを置くので、近くにコンセントが無いと不便ですよね。

 

一方で、ベッドを置く場所にコンセントがあったらどうでしょうか?

枕元ならまだ良いですが、ベッドの真ん中あたりにコンセントがあるとほとんど使い物にならなくなります。

ベッドが邪魔でコンセントが使えなくなってしまうんですね。

その結果使えないコンセントが出てきてしまい、コンセントで失敗したと感じるようになってしまいます。

 

これはあくまで子供部屋の一例ですが、せっかく設けたコンセントが使えるのか、それともあまり役に立たないかどうかは、このようにまずは家具をどこに置くか決めることから始まります。

 

また、家具と同じように図面の中に家電製品を配置するのもとても効果的です。

特にキッチンで使う家電製品は多いので、MAXでいくつ家電を同時に使うかを把握していないとコンセントが足りずにタコ足配線に頼るなんてことも起こります。

家電製品はアース配線が必要な物もあるので、タコ足配線では無くそれぞれの家電専用のコンセントが欲しいですね。

その他にはTV周りもどれだけ機器を繋ぐかでコンセントの口数も変わってくるので、コンセントを配置するだけで安心と思うのではなく、コンセントの口数がどれだけ必要か1度考えて見るのがコンセントの失敗を避けるポイントになります。

 

その他、家電製品を配置する場合に忘れないでおきたいのが季節家電。

年中使う訳ではないので季節家電の配線は意外と忘れがちですが、実際に使う時になって「置きたい場所にコンセントが無い」なんて事が起きやすいんですね。

特に延長コードで配線を伸ばしたりすると足にコードが引っ掛かることもあるので結構危ないなんてことも。

扇風機や加湿器なんかの季節家電は邪魔にならない置き場所を決め、その近くにコンセントを設けておきたいですね。

(動線上に配線があると足が引っ掛かってしまうため、事故の原因となります)

その間取りは動線が考えられていますか?家の間取りと動線について

 

コンセントの失敗を避けるためには、まずは家のどこに何を置くか。

これを把握することが重要となります。

コンセントの配置は掃除機で決める

掃除機

家具と家電を配置して、家具の邪魔にならない位置に必要なコンセントの場所を決めた後は、残りのコンセントの場所を決めていきます。

そして、残りのコンセントは家に満遍なく配置して行くのがポイントになってきます。

コンセントの位置が偏り過ぎていると欲しいと思った所にコンセントが無く使いづらい家になってしまうので、コンセントの失敗を避けるためには満遍なくコンセントを配置していく必要が出てきます。

 

そして実は、このコンセントの決め方にもコツがあります。

それは、掃除機のコンセントを差すなら何処がいいか意識しながらコンセントを配置するという事です。

 

「掃除機のコンセントを差すならココとココにあるといいな」と考えながら配置してしていくと、家の隅々までコンセントが配置されて、コンセントをつけ忘れるというミスはほとんど無くなるんですね。

さらに、数メートル以内には必ずコンセントがあるので、いざコンセントを使いたいとなった場合でも延長コードを使わないといけないなんて事をかなり回避する事もできます。

 

もちろん、ダイソンなど家電メーカーが出している充電式のコードレスクリーナーを使うという方もいると思いますが、コンセントの配置を考える時はコード付きの掃除機を使うことを想定すると、満遍なくコンセントが家の中に配置できるようになります。

また、コードレスクリーナーを今使っている人や将来使うかもしれないという方は、掃除機を収納する物入れの中にもコンセントを忘れないようにしてくださいね。

ダイソンのコードレス掃除機。収納場所の注意点とおすすめ収納法。

インターネットやTVをどうするか考えておく

パソコン

今の時代、インターネットを繋ぐ方法はいくつもあります。

フレッツ光などを入れる方もいますし、ケーブルTVのインターネットを使う方もいると思います。

さらには各部屋にLAN配線をして優先でパソコンに繋ぎたいという方もいますし、無線で家中を繋ぐという方もいるのではないでしょうか。

 

コンセントの位置を決める場合、このインターネットをどうするかでコンセントの必要な個数や位置が変わってきます。

例えば、モデムを置く場所にはコンセントが必要ですし、LANの配線も必要になります。

インターネット関連は後で変更するのは大工事となってしまうので、必要な配線はしっかり確保しておきたいですね。

 

さらには各部屋にTVをつけるか、またTVにHDレコーダーやゲームを繋ぐのかでコンセントの数は変わってきますし、壁掛けTVにするのであればTVの機種もあらかじめ決めておく必要も出てきます。

壁掛け用の金具はTVの機種によって違うので、TVの機種が未定だとコンセントと金具がかぶってしまうなんて事も起こってしまうからなんですね。

このように、TVまわりというのは住んでから考えるのではなく、家の設計段階で考えておくことが、あとでコンセントが足りなかったという失敗を避けるポイントになります。

 

家の間取りが決まったら、コンセントの配線の打合せが始まります。

できるだけ早めに、「インターネットをどうするか」「TVをどうするか」を考えておくと、ギリギリになって慌てなくても済むのでオススメですよ。

家の外のコンセントにも気配りを

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Photo:http://news.panasonic.com/

コンセントと言えば、ついつい家の中ばかり目がいってしまいますが、家の外にもコンセントは必要です。(家の外は屋外コンセントという専用のコンセントを使います。)

エコキュートや給湯器、浄化槽なんかにはコンセントが無いとダメですし、その他にも外にコンセントがあると重宝するケースが多くあります。

例えば、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車を購入する予定なら、より多くの電気を使えるコンセントが駐車場の近くにあると便利ですし、庭をライトアップしたいなと思うなら、外用のコンセントがあると後からでもライトアップ用の照明を取り付ける事ができたりと、コンセントがあることで庭の活用方法が広がるんですね。

さらには屋上や広いバルコニーがあるならコンセントがあると、屋上やバルコニーの用途の幅も広くなります。

 

特殊な用途でなくても、家の外にコンセントがあると結構便利ですので、家の外にコンセントをつけるのも忘れないようにしたいですね。

コンセントの位置だけでなく口数も重要

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Photo:http://www.jimbodenki.co.jp

コンセントで意外と失敗するのが、「コンセントを配線したから安心してたけど、実際には2口コンセントでは足りなくて、結局はタコ足配線にしないといけなかった」という失敗です。

先ほど出てきたキッチン周りや、TVやインターネットの周りなんかは2口コンセントでは普通は足りないので、4口コンセントにするなどコンセントの口数を増やしておくのがポイントなんですね。

コンセントの数を増やしたから安心とついつい思ってしまいますが、コンセントの設置箇所が多ければいいという訳ではなく、必要な口数のコンセントが必要な場所に有ることで住みやすい家になります。

コンセントの失敗を避けるためには、コンセントの口数も意識しておきたいですね。

まとめ

今回はコンセントで失敗しないためのポイントをお伝えしました。

コンセントはあらかじめ図面に配置されているので、ついついそのまま家を建てれば安心と思ってしまいますが、実際にはあなたに合ったコンセントの配置に変更する必要があるんですね。

 

最後に、そんな電気配線のマメ知識をここで1つご紹介しておきます。

住宅会社や工務店がスイッチやコンセントの位置が入った電気配線図をつくってくれますし、多くの会社は配線を決める打合せもしてくれます。

ただ、場合によっては「こうした方が良い」といったプロの意見や必要な確認をせず、図面の確認だけで終わってしまうなんて事もよくあります。(会社が効率重視であったり、担当者の知識、経験不足からこのような事が起こります)

そうなってしまえば、「家ができてからコンセントの配置で後悔する」か、「自分で必要な知識を身につけて失敗を防ぐ」、「相談できる相手を見つけて相談する」の3択になります。

一番避けたいのは「家ができてからコンセントの配置で後悔する」ですね。

そうならない為にも、今回の内容のようにあらかじめコンセントの配線で失敗しやすい場所を頭に入れておくだけでもかなりコンセントの失敗を避けることができるようになります。

 

たかがコンセント、されどコンセント。

コンセントの配線をしっかり考えて、後でコンセントで失敗したなんて事が起こらないようにしてくださいね。

ちなみに、2口コンセントは1カ所で¥2,000〜3,000くらいです。そんなに金額がかかる物ではないので、もしコンセントを付けるかどうかで迷ったら思い切って付けておくのがおススメですよ。

では。

 

スイッチについてはこちらを参考にしてください。

スイッチの種類。おすすめのスイッチとおしゃれスイッチをご紹介します。

電気配線図はここを注意!スイッチを使いやすくする方法

家づくり、土地探しに必要な情報はこちらにまとめています。家づくりの参考にどうぞ。

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コンセントで失敗しないために注意する事って何?

  • まずは図面に家具を置いてみる。
  • コンセントは掃除機が使えるように配置していく。
  • インターネットやTVをどうするか早めに考えておく。
  • 家の外のコンセントについても考える。
  • コンセントの位置だけでなく、口数も重要。
  • たたき台の配線図は設計士がつくってくれる。
  • 配線のアドバイスをくれるかどうかは、会社や人次第。