キッチンショールームに行く前に考えておきたい8つのポイント

toyo kitchen

みなさんこんにちは。ed-commons小林です。

お客様と水回り関連のショールームに同行して仕様を決めていく機会が度々ありますが、ショールームに行く前にお客様に事前にお伝えてしていることがあります。

 

それは「ショールームではwant(欲しいもの)とneed(必要なもの)の見分けがつきにくくなる」ということ。

ショールームでは、少しランクをあげた高機能の商品を積極的に展示しているところが結構ありますので、いろいろ選んだ後、「えっこんなに高いの?」と見積もりをみてビックリされることもよくあります。

気になる物がたくさん目に入ってしまうので、ついついアレもコレもと選んでしまうんですね。

 

今回はそんな楽しいけれども誘惑が一杯のショールームに行く前に知っておきたい、キッチンのポイントについてお伝えしたいと思います。

ショールームは事前予約していくべし

ショールームへ行く

みなさんはショールームに行くとなったら、いつ行かれるでしょうか?

大半のお客様は、平日は仕事だからと土日などの週末や祝祭日に行かれると思います。

 

しかし、ぷらっとなんとなくショールームに行ってみたら「ただいま予約でいっぱいで案内できるスタッフがおりません。自由見学でお願いします」
と言われてしまうことも。

そして自由見学で行かれたお客様が後で必ず出てくるのは「見たけど・・商品がたくさん並んでいて何をどう見ていいかわからなかった」というセリフ。

 

そうなんです。何をどう見たらいいのかわからない人が続出してしまうんですね。

見た目のきれいさや機能のすばらしさばかり見てしまい、図面上おさまらないものを選んでしまうという悲劇も発生してしまいがちです。

 

そのためショールームは必ず事前予約し、案内のスタッフをつけてもらうのがオススメ。

設計士さんやインテリアコーディネーターさんに予約をお願いしておけば、事前に平面図をショールームに送っておいてくれます。

そうすれば、案内のスタッフが家の特徴を知った上で案内してくれますし、その後のやり取りも安心です。

 

自由見学は、少なくとも1回2回はショールームで案内してもらってから、最終確認程度で行くようにするといいですね。

キッチン選びのポイント

それでは、ショールームに行く前に事前に知っておきたいキッチン選びのポイントについてお伝えしますね。

 

この上吊戸は本当に必要?

食器棚

ショールームに行くと、「とにかく収納!」と収納を気にされる方は非常に多いです。

中にはキッチンとカップボード両方に上吊りの収納を設ける方もいらっしゃいます。

 

しかしですね。通常のキッチンの天井高さは2m40cmです。上吊りの収納の高さは通常50cm〜70cm程度ですが、大抵、上吊りの収納の一番下は少なくとも床から1m60cmより上の位置です。

 

どうでしょう、女性の手はどこまで届くでしょうか?

上の段のものを取り出すという動作をするならば、多くの女性陣は踏み台が必要になってくるのではないでしょうか。

 

私のお客様で収納にこだわって天井までとどくキッチン収納をつけた方がいらっしゃいますが、身長が低い方で踏み台の上でも背伸びしてて使いづらい・・とぼやかれていた方がおられました。

それに、収納はあればあるだけいいという考え方は危険なことも。

使い道を考えていない収納は、とりあえず今使わないものを収納しがちですが、いずれ開かずの間になってしまいます。

本当にその収納は必要ですか?もう一度、ご家庭の食器や鍋の物量を確認してくださいね。

 

 

シンク下とレンジ下のオプションの引き出しはなるべくつけておく

引き出し

出典:http://www.toto.co.jp/products/kitchen/point/01.htm

ショールームで相談されることの多いオプションの引き出しは、もし迷うならつけてくださいとお伝えしています。

というのは、ほとんどのメーカーの引き出しは、後から付けることのできない仕様になっているからです。

 

私の場合、上吊り収納をつけるより、オプションの引き出しを進めています。

理由は、下の引き出しを開ける頻度はかなり大きく操作性がよいのと、入っているものを上から見下ろすことができるので、作業もしやすくどこに何があるか一目瞭然だからです。

ただ、高さのある寸胴を引き出しにいれたい場合、寸胴の高さと引き出しの高さはチェックしておきたいですね。

 

布巾をどこにかけておく?

布巾

ショールームをまわっている間、意外と忘れがちなのが布巾のかけ場所です。

特にアイランドキッチンのように独立型のキッチンでは、布巾をかけておく場所はほとんどありませんので、どのように布巾を使うか、どこにかけておくのかを考えておきたいですね。

 

 浄水器の有無と取り替え頻度

お住まいの地域や住まい方によっても浄水器の有無のご要望は変わってきますが、今ではキッチンに浄水器を付ける方がほとんどです。

浄水器を取り付ける場合は、水栓に設置するタイプか、キッチンの中に設置するタイプかを検討していきます。

浄水器のカートリッジはいずれも定期的な交換が必要で、1年あたり約1万円前後かかります。

 

今流行の水素水を使う場合、昔から水素水を出している日本トリムのトリムという製品を使う方が多いですが、その場合は家の打合せ段階で伝えておくと、予めキッチンに組み込んで使えるようにしてくれるので、水素水が気になっている方は押さえておきたいですね。

 

水栓のタッチレスセンサーは本当に必要?

水栓 タッチセンサー

 

出典:http://www.lixil.co.jp/lineup/kitchen/shiera/parts/parts02.htm

「わあ〜便利!」という声をよく聞くのが水栓のタッチレスセンサーです。

手をかざすだけで蛇口から水や湯が出ますので、粉ものを調理中だったりで手が汚れている場合には非常に便利です。

また、手を怪我している場合にも手先に力がかかることなく操作できます。

 

でも、ここで考えていただきたいのは、この機能は「欲しい」ものなのか、「必要」なものなのかということです。

というのは、オプション品としては金額があがる要素であることと、センサーの感度によっては、ちょっと手を近づけただけでも水が出てしまったり、逆に止まらなかったりということで逆にストレスを感じる人がいます。

 

また、数年経ってセンサーが故障した場合に修理費用が高くつくといったことが挙げられます。

そのため、暮らし方や使い方を十分検討してから選びたいですね。

 

冷蔵庫の位置からみたキッチンの動線

ショールームでキッチンを見る時、カップボードも一緒に見る方も多いですが、意外に迷ってしまうのがカップボードの形です。

そういう時は、ショールームのキッチンセットを使ってシミュレーションしてみるのがオススメです。

 

例えば、炒め物。

最初に冷蔵庫から野菜や肉を取り出して、シンクで洗って、キッチン天板で作業して、ゴミ箱を操作して、レンジで調理をしている間にお皿を取り出して盛り付ける・・。

 

この流れからみたとき、冷蔵庫が動作の起点で、冷蔵庫にシンク、ゴミ箱が近いと便利ですよね。

また、調理中にお子さんやご家族の方が飲み物を取りに冷蔵庫を開けたときのことも考えておくと、より動線がスムーズになり、カップボードや冷蔵庫の位置関係が決めやすくなりますよ。

 

揚げ物の頻度

キッチン

みなさんは週に何度か揚げ物を自宅で作りますか?

 

もし油を扱うことが多いようでしたら、油はねを拡散させないようレンジの前に壁を作っておくか、ガラス板を設置しておくようにしたいですね。

また、お掃除の頻度やフィルター機能も考えて、換気扇も選びたいですね。

 

換気扇のランクは様々で、お掃除が楽チンそうなハイエンドモデルを選べばキッチンの値段もガツンと上がります。

しかし、一番下のランクでもしっかり機能があるものばかりですのであまり問題ないことが多いです。

換気扇を選ぶ基準は、揚げ物の頻度とお掃除の頻度。(見た目にこだわる方はプラスαでデザイン)

このあたりを重視して決めていきたいですね。

 

今までに割ってしまった食器やグラスの数

ついうっかり落としてしまった食器やグラス。とってもお気に入りのものだったのに・・そういう経験はありませんか?

もしあなたがそうした経験が多い場合、キッチンの天板はステンレスがオススメです。

 

人大(人造・人口大理石)や石、セラミックの天板は、ステンレスの天板に比べて硬いので食器やグラスが割れやすいです。

いやいやめざすインテリアがステンレスじゃないのよね・・という場合は、食器を扱うときに天板にやわらかいタオルを敷くなど
対策をしておきたいですね。

ステンレス VS 人造大理石 どっちにする?キッチンのワークトップ(天板)の選び方

まとめ

それでは今日のまとめです。

  • ショールームは行く前に事前予約。担当の方に図面をFAXで送っておいてもらいましょう。
  • 食器や収納物の物量を把握しておく。
  • キッチン下の引き出しは迷ったらなるべくつけておくのがオススメ。
  • 布巾はどこにかけておくのかを考えておく。
  • 冷蔵庫からの動線を考えてカップボードを選ぶ。
  • 今までの生活での作業を振り返った上で自分に「必要な」キッチンを選ぶ。
  • 金額が上がりすぎてしまった場合は「必要」か「欲しい」機能かで見積もりを精査する。

 

実際に目で見て触って、すばらしい機能を体験してしまうと、どうしても「全部欲しい!」になりがちです。

でも本当にその機能は必要か?ということをじっくり検討していただきたいのです。

その時は「どうしても!」と高い機能を奮発して購入したけど、住んでみたら一度も使ったことがない・・というケースも多々有ります。

ショールームでは、「これは必要か?」という判断もあえて必要ということを覚えておいてくださいね。

そして、しっかりじっくり検討して自分に最適なキッチンをつくりあげてくださいね。

 

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