トイレはココを見る!毎日使うトイレでチェックしておきたいこと

家づくり中のみなさん、こんにちは。江戸小紋空間デザインの小林です。

先日お客様とトイレの仕様を打ち合わせをしたのですが「どんなことを気をつけながら仕様を決めたらいいですか?」という質問がありました。

 

トイレは、毎日、家族やお客様が使う大切な水周り商品。

気に入らないからといってすぐ交換するものでもありませんので、長く大切に使っていきたいものですね。

今日は、トイレの便器の仕様についてご紹介したいと思います。

トイレの仕様で気をつけたいこと

トイレを決める時に気にしておきたいことって何でしょうか?

トイレの仕様を決める前に気にしておいて欲しいのは、

  • 欲しい(必要な)機能を調べておく。
  • 特に小さなお子さんやご高齢の家族が使いやすいか。

ということです。

 

特によくあるご相談が、

「トイレの水を流す自動センサーがついていても、レバーをつけておいてほしい。小さなお子さんが自動センサーに慣れてしまうと大きくなって外でトイレの水を流し忘れてしまう危険があると聞いた」という点。

 

大人はトイレは使用後に流すという行為は理解できていても、小さなお子さんがセンサートイレに慣れてしまうと自分で水を流す習慣が身についていないために、自分で流すことをつい忘れてしまうという可能性は大いにあります。

特にトイレのマナーは大切ですよね。

ご高齢の家族も、目が悪く文字が読みづらかったりするので、小さな文字でスタイリッシュなトイレリモコンが扱いにくいということもあります。

 

ついつい自分の付けたい仕様に意識がいってしまいがちですが、家族みんなが使いやすいトイレを選んでおきたいものですね。

トイレ、各社の比較

複数のメーカーから選択される方で、どのメーカーがいいのかがわからないというお悩みもよく頂戴します。

そういうとき、まずは各社メーカーの特徴からご案内するようにしています。

トイレと言っても各メーカーによって特徴が違ってくるので、あなたの家に合いそうなトイレのメーカーはどこなのかを知ることで、トイレはかなり選びやすくなるんですね。

ここでは大手トイレメーカーについて簡単にご紹介します。

 

TOTO

出典:https://jp.toto.com/products/toilet/neorest/index.htm

国内シェア最大手のメーカー。今でこそ水周りの様々な商品を生産するメーカーですが、会社のはじまりが「快適な生活文化を実現するために腰掛便器の研究を開始した」とあって、トイレへのこだわりや使いやすさは随一です。

TOTOはトイレが求められている節水・洗浄・清潔の3要素を徹底して研究開発しており、他社に先駆けて少ない水で渦巻き状に水を流す節水仕様やウォッシュレットと呼ばれる温水洗浄便座を開発しました。

価格帯もお求めやすい低価格からハイグレード商品までラインナップも充実しています。

また、水周りの関連商品も多く発売しているので、トイレ内の収納やタオルかけなど、トータルコーディネートが容易です。

 

LIXIL

出典:http://www.lixil.co.jp/lineup/toiletroom/satis/case/g_type/#Plan-1806

LIXIL(リクシル)はTOTOに継いで大手のトイレメーカーです。おそらく、多くの皆さんが「LIXILにするかTOTOにするか」で迷われているのではないでしょうか。

しかし、最近CMをよく見るものの、LIXILというのは聞き慣れないメーカーという方も多いと思います。

実はLIXILは皆さんご存知のINAX・サンウェーブ・新日軽・トステム・東洋エクステリア・川島織物セルコンといった住宅系建材メーカーが合併してできた住宅の総合メーカーです。

トイレの商品技術はINAX(伊奈製陶(株))から受け継がれているといえば、皆さんINAXマークに見覚えがあるのではないでしょうか。

 

そんなLIXILのトイレの大きな特徴は、新素材の陶器アクアセラミック。トイレは水垢や便などで常に汚れにさらされています。

アクアセラミックは、陶器の良さと改良を重ねた「新品の時の白さや輝きが100年続く」新素材です。

また、品番によっては、便座が上下に動いて便器と便座の隙間がお掃除しやすくなったり、ウォッシュレットのノズルが仕様前後に自動洗浄したりと使い勝手や掃除性をうたった商品があります。

 

パナソニック

出典:http://sumai.panasonic.jp/search/toilet/

言わずと知れた国内最大手の家電メーカー。TOTOやLIXILのように「もともと便器を作っていました」というトイレ専門メーカーの成り立ちではありませんが、パナソニックの技術開発を駆使したアラウーノシリーズは根強い人気があります。

アラウーノの最大の特徴は、汚れがつきにくく掃除が楽なこと。

トイレというのは、実はトイレ内の壁や床に汚れが飛び散る空間でもあります。

アラウーノは撥水効果に優れて水垢がつきにくい有機ガラス系新素材を便器に採用し、シリーズによっては便器の水たまり部分に泡を発生させたり、構造的に床や壁への汚れの飛び散りをガードする構造になっています。

 

トイレの掃除のしやすさ

トイレにおいて掃除がしやすいというのは大きな選考ポイントのひとつです。

上にあげたメーカーはそれぞれ掃除に対してはこだわりをもった商品開発をしていることがお分りいただけたかと思いますが、ショールームで見学する際は、以下のポイントでチェックしてみましょう。

  • トイレの形がでこぼこしていないか。
  • トイレの黒ずみが発生しやすいフチは掃除しやすい(またはフチがない形状)か。
  • タンク上の水栓は掃除がしやすいか。

 

上記のポイントはトイレの掃除をする時に気になりやすいポイントです。

少なくとも10年以上は使うトイレなので、日々の掃除がしやすいかどうかは必ずチェックしておきたいですね。

 

トイレはタンクレスかタンク付きか

トイレの間取りや設置階数によっては制限はありますが、タンクレスですっきりさせたいのか、もしくはタンクつきで上の水栓を手洗いに利用したいのか、という手洗い行為についても考えてみましょう。

タンクレスの場合は空間がスッキリしますが別途手を洗う洗い場が必要となります。

また、従来のトイレではなく少しおしゃれなトイレ空間にしたい方は、ヨーロッパのトイレのように床掃除がしやすい壁掛け式トイレや、タンクを背面に隠して収納とセットにしたトイレも検討してみるのもいいですね。

出典:https://jp.toto.com/products/toilet/restpal/index.htm

タンクレストイレとタンク付きトイレの違いって何?

 

トイレの節水機能

節水効果は非常に気になる部分ではありますが、逆に上記大手メーカーですといずれも節水機能をうたっているものですので、特に心配することはありません。

だいたい大洗浄で4L〜6L、小洗浄で3.3L〜3.8L程度です。20年前は大洗浄で10L〜13Lを一度に仕様していたことを考えると、かなりの節水効果です。

 

ただし、節水が過ぎると、トイレから先の排水管〜下水へと流れにくくなる可能性があります。

特にバリウムを飲んだ後の重たい便や尿石を流すような際には便器から流れなかったり排水管が詰まったりというトラブルが起きやすくなります。

その場合は、大手のトイレはリモコンで水量を調節することもできますので、もしそのようなピンチな状況に陥った時は、慌てず取扱説明書やメーカーに問い合わせて水量を一時的に増量するなどの対策がとれるようになっています。

 

トイレの色

打ち合わせをしていますと、大抵のお客様が便器の色をホワイトでご指定されます。

また、壁や床のコーディネートにあわせてベージュ系や、ピンクといった淡い色をご指定される方もいらっしゃいます。

メーカーやシリーズによっては、ビビッドな黒や木目の便座など個性もいろいろありますが、数年〜数十年後に万一便座が壊れたときに同色の在庫が残っているか、交換できるかということも検討しておきましょう。

そういった意味では、比較的在庫が多く存在するホワイトにされる方が多いのもわかるような気がしますね。

 

ちなみに、オシャレな建築雑誌などで紹介されている住宅設備はステンレスや木製、もしくは色はホワイトな物がほとんど。

主張し過ぎず、また清潔感もあるので、迷った場合はホワイトを選んでおくと間違いがありませんよ。

出典:http://sumai.panasonic.jp/toilet/10color/

トイレ周りの備品はどこに収納する?

トイレ周りの備品や掃除道具をどこに収納するかは大切な検討項目です。

ご家庭によっては、掃除用具は完全に収納して隠したいケースと、床置きでトイレのすみに置きたいケースと様々ですよね。

 

また、トイレットペーパーやタオルペーパー、生理用品など、定量の収納をトイレ内に収納するケースや、トイレ近くの収納スペースに収納するケースなど、こちらも様々。

間取りによっては、棚一枚を壁に取り付けたり、既製品の収納庫を取り付けたり、造作で収納を設けるということも可能です。

収納したい物量をきちんと事前にチェックしておくことで、適切な収納を設けられるようになります。

出典:https://jp.toto.com/products/toilet/restroom_dresser_select/index.htm

まとめ

それでは本日のまとめです。

  • トイレは、小さなお子さんやご高齢の家族が使いやすいかも検討する。
  • トイレトップ3メーカーは、メーカーの特徴から強みをおさえておく。
  • 掃除のしやすさはメーカーのショールームでチェックする。
  • 節水は大手メーカーであれば標準装備。
  • トイレの備品はどこにどの程度収納するかを事前に物量をチェックする。

毎日使うトイレだからこそ、しっかり吟味して賢く選択したいものです。

たかがトイレ、されどトイレ。

新しい住まいで満足のいくトイレライフが送れることを応援しております!

 

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