仕様や設備、性能が気になる方はコチラ インテリアが気になる方はコチラ

システム収納でできるアイデアを場所別にご紹介します

家づくり中のみなさま、こんにちは。ed-commons(江戸小紋)小林です。

 

家づくりの中で特に女性の方が気にしていることは「収納計画」。

収納があればあればあるほど良いという方や、新築引っ越しの際に断捨離して機能的でモノの少ない生活を目指すという方まで、収納計画はそれぞれのご家庭のそれぞれの住まい方によって全く違います。

 

収納スペースの作り方も、ご要望にあわせていくつかのやり方があります。

大工さんに作ってもらう造作や既製品の箱型家具を備え付ける場合や、あとで組み立て家具を自分たちで購入するケースもありますね。

今日はそんな収納の中でもシステム収納のご紹介をしていきます。

システム収納とは

システム収納とは、棚や引き出しなどの様々な収納パーツをモジュール化(既成サイズにそろえること)し、それらのパーツの組み合わせによって構成されたセミオーダーの収納家具のことを言います。

システム収納は規定の様々なパーツを組み合わせることができるので、収納以外にもカウンターや机やベッドなどのパーツを組み合わせて様々な用途に対応可能です。

つまり、システム収納をうまく取り入れると限られたスペースをカスタマイズして有効に使うことができるんですね。

それではまず、システム収納のメリットとデメリットについて見てみましょう。

システム収納のメリット・デメリット

システム収納のメリット

  • 我が家の間取りと用途にあわせたオリジナルの家具が作れる。
  • 壁や天井に取り付けるので、置いた家具より耐震性にすぐれている。
  • mm単位で寸法が調整できるため、デッドスペースを無くし空間を有効利用できる。
  • 扉面材やカウンター材など、インテリアにあわせて選択することができる。
  • 引っ越しや模様替えにあわせて移築ができる。
  • 電源コンセントを家具につけたりできるので家電をコンパクトに収納しつつ使える。
  • システム収納によっては、あとでパーツを買い足すこともできる。

 

システム収納のデメリット

  • 既製品収納家具よりも高め。
  • ほぼセミオーダーなので、実際に現物をみることが難しい(カタログや写真、図面での確認になる)
  • 事前に何をどこにどのくらい入れるかを想定する必要がある(どこに何をいれるが決まっていないタイミングだとちょっともったいないことにも・・)

 

この辺りがシステム収納の代表的なメリットとデメリットになります。

場所別 システム収納でできるこんなこと

それでは、実際にどんなシステム収納ができるのか、例をあげていきますね。

キッチン・ダイニング

システムキッチンの要として大活躍のカップボード.

システムキッチンのカップボードもシステム収納のひとつです。

 

出典:http://www.mdfurniture.jp/contents/mainitem/storage/index.php

オリジナルのワインボトルラックや手持ちの食器サイズにあわせたシェルフ。

このように少しこだわりのあるシステム収納を入れると、こだわり感が出てすてきですね。

 

リビング

出典:http://www.arflex.co.jp/topics/moltenic-new-model-2014/

来客時にTVやごちゃっとしている棚を隠したいという方、結構いらっしゃいますよね。

こちらのTVボードは大きな引き戸でTVを隠すことができます。

 

出典:http://www.ce-fit.com/product/shohin.php?contentsId=60&g=2

間仕切り風に配置したシステム収納です。

システム収納はこんな風にちょっとした間仕切りにも使えるのもいいですね。

壁のようにも使え、収納としても使えるので、お子様部屋などにも人気です。

 

書斎や個室など

出典:https://www.studioshuno.jp/f-series?lightbox=image2l9

自宅でちょこっと仕事がしたい、大きな本棚をつくってミニ図書室がほしい・・。書斎スペースが欲しいお父さんはけっこういらっしゃいますよね。

天井までの本棚と車輪付きはしごを使って、外国の書斎のように機能的でおしゃれな本棚スペースをつくったり、机も備え付けてちょっとした書斎気分を味わえたりできます。

 

また、本棚を改造して書類棚も作れたりするので、細々したものやコピー用紙や書類の保管もすっきり。

出典:https://www.studioshuno.jp/s-series?lightbox=image1vs

書類や本だけでなく趣味のあれこれを用途にあわせて収納したいという時にもシステム収納は威力を発揮します。

壁一面にシステム収納を配置して見せる収納にしてみても楽しいものです。

書斎だけでなく、寝室などにも活用できそうですね。

まとめ

それではシステム収納のまとめです。

  • システム収納とは、棚や引き出しなどの様々な収納パーツの組み合わせができるカスタマイズ型セミオーダーの収納家具のこと。
  • 組み合わせ方によっては、収納以外の用途にも使える。
  • 置き家具より耐震性にすぐれている。
  • ほぼオリジナル設計になるので現物をみて判断することがむずかしい。
  • 既製品の家具よりも少し高め。

 

いかがでしたでしょうか。

システム収納は用途に特化したものが多く、使い勝手がよく考えられた物が多い収納です。

すっきりと洗練された収納とデザインのインテリアにしたいという方は、システム収納家具をぜひ検討してみてくださいね。

 

家具についてはこちらも参考にしてください。

お洒落な家具や雑貨が見つかるおススメのインテリアショップ14選

おすすめの名作チェア12選 + おしゃれな椅子をご紹介します

おしゃれカフェに学ぶ!部屋をおしゃれにするための3つの方法

素敵なインテリアの家にする家具の選び方

収納に関してはこちらもどうぞ。

クローゼットの収納術。家の建築士がおススメの収納方法をお教えします。

使いやすいウォークインクローゼットの収納例をご紹介します

衣装部屋を家につくると家がスッキリする理由

パントリーの間取りとおすすめの収納方法7選

収納を作る時に知っておきたい、2つの収納スタイル

床下収納庫はどこに設置するのがベスト?床下収納の位置を検証しました

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

O型建築士

地域の工務店で1,500万円〜5,000万円の物件を年間20棟ほど携わる建築士。 家の設計の他、 工務店に向けた設計セミナーを開催。 今までに訪れた工務店の数は200を超える。 趣味は工務店と温泉巡り。 一緒に素敵な家を建てていきましょう! プロフィール詳細はこちら

-仕様や設備、性能が気になる方はコチラ, インテリアが気になる方はコチラ
-

Copyright © BUILD WORKS , All Rights Reserved.