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下り(さがり)天井で空間をおしゃれに!失敗しない下がり天井のつくり方

家を建てる場合、あまり手間を掛けるのは大変だけども、少し手を加えて部屋の雰囲気をおしゃれに変えれたらいいな。

そう思う方も多いのではないでしょうか。

そんな時に活躍してくれるのが「下り(さがり)天井」。

下り天井を上手く使う事で、部屋の雰囲気を簡単におしゃれに変えることができるんですね。

今回はそんな下り天井の使い方について詳しく見ていきたいと思います。

家の雰囲気をお手軽に変えたいという方はぜひご覧ください。

下り天井とは

おしゃれな下り天井1

Photo:https://www.reposhouse.com/

下り天井とはその名の通り、天井の一部を下げてアクセントにした天井のことを言います。

マンションの場合は構造材などを隠すために下り天井にしていることも多いのですが、戸建て住宅の場合はデザインのアクセントとして敢えて下げていることがほとんどです。

わざわざ天井を下げるだけの効果が、下り天井にはあるからなんですね。

では、下り天井にはどんなメリットがあるのでしょうか?

 

たとえば、下り天井にすることで空間にメリハリがつき、部屋の雰囲気が大きく変わります。

「天井は高い方がいい」とついつい思ってしまいますが、敢えて天井を下げることで部屋の見え方はガラッと変わってくるんですね。

また、天井が低いことで落ち着きのある空間を作ることができるというのも下り天井のメリットと言えます。

 

その一方、下り天井はただ単に天井を下げればいいという訳ではない点は要注意です。

ただ天井を下げるだけではその効果を活かしきれないんですね。

そのため、下り天井は場所に合った作り方というのが重要になってきます。

では、どうすればおしゃれな下り天井にすることができるのでしょうか?

次は下り天井を作る時の具体的なポイントを見てみましょう。

下り天井にする時のポイント

おしゃれな下り天井2

Photo:https://mukuri.themedia.jp/posts/6233610/

下り天井を作る場合、まず大切になってくるのが下げた天井の色や素材を変えてメリハリをつけるということです。

基本的に天井は白をベースとすることがほとんどですが、下り天井も白にしてしまうとメリハリが付きにくくなり、下手をすればただ天井が低くなっている空間になってしまうなんてことも。

そうならないためにも、天井が下がっている場所は色や素材を変えるというのが鉄則になってくるんですね。

また、クロスの色を変更するだけだとメリハリが少し弱く、素材を木目にするなど素材感自体を変えることでメリハリがはっきりして空間自体のおしゃれ感がかなりアップするようになります。

下り天井の時はどれだけメリハリを付けられるか。

ここが1番のポイントになってくるんですね。

 

また、下り天井は無駄にたくさん、広く作るのではなく、場所を絞った方が綺麗に見えます。

色んな場所に下り天井を作ってしまうと空間全体がうるさく見えてきてしまうので要注意です。

下り天井はアクセントとして大きな効果を発揮してくれますが、薬と同じように、使いすぎると毒にもなってしまうんですね。

下り天井で魅せる場所は絞る。

これも下り天井で失敗しないための重要な法則となります。

 

では、下り天井は実際にどこに作ればおしゃれに見えるのでしょうか?

次に下り天井と相性の良い場所について見ていきましょう。

下り天井と相性の良い場所

キッチン

下り天井を作るのにベストな場所。

それがキッチンです。

キッチンは元々天井の高さがあまり必要のない場所ですし、さらには奥まった位置に作ることが多いので天井を下げやすいんですね。

そのため下り天井にする場合、キッチンというのは間違いのない場所とも言えます。

おしゃれな下り天井3

Photo:https://www.reposhouse.com/

また、下り天井部分に間接照明を埋め込んでさらにアレンジすることもできます。

上手く照明を隠しつつ天井を照らせるので、家のどこかに間接照明が欲しいという場合はオススメの場所となるんですね。

(ちなみに、建築士の私としては間接照明を提案したくなるのですが、照明は高い位置にあるよりも重心が低い方が落ち着いた空間にできること、また間接照明にすると掃除が意外と手間になってしまこと、さらには人によってはあまり間接照明を使わないケースもあるため、その辺りも打合せした上で間接照明を付けるかどうか決めています)

 

一方、キッチンを下り天井にする場合に注意しておきたいのが、コンロの前に壁があるケースです。

下手をすると、コンロの前のが浮いて見えてしまうことも。

そのためコンロ前に壁がある場合は、いかに自然な形でキッチンをまとめられるか。

これが重要になってくるんですね。

 

ダイニングキッチン

キッチンだけでなく、ダイニングも含めて下り天井にするというケースもよくあります。

特にキッチンと横並びでダイニングテーブルがある場合は、まとめて下り天井にした方が綺麗に見えるようになります。

おしゃれな下り天井4

Photo:https://www.kowanoie.com/

また下り天井と言っても、面積が広い場合は無理にたくさん天井を下げるのではなく、少しだけ天井を下げて圧迫感を減らすというのも効果的です。

天井の素材が変わることで、そこまで天井を下げなくてもしっかりメリハリが付くからなんですね。

ダイニングキッチンを下り天井にする場合、空間全体のバランスを見ながらどれだけ天井を下げるか決めるかがポイントになります。

 

リビング

リビングを下り天井にするケースでは、リビング全体でなくどこか一部を下り天井にすることになります。

リビングは広いので、リビング全体を下り天井にするというのはあまり現実的ではないからなんですね。

また、下り天井にする事で素材を部分的に変えることができるので、メリハリの効いたおしゃれなリビングにすることができます。

 

そんなリビングを下り天井にする時に注目したいのが、どれだけ下り天井が違和感なく自然に見えるかということ。

たとえば下り天井を窓や建具のすぐ上に設置すれば、天井が下がっても綺麗に見えるようになります。

おしゃれな下り天井

Photo:https://www.reposhouse.com/

家は無駄なラインをいかに消すかが重要ですが、下り天井をつくる事でゴチャゴチャ見えてしまっては元も子もありませんよね。

そのため、いかに自然に見える下り天井にできるか。

特に広さのあるリビングではこの点が重要になってくるんですね。

 

和室

おしゃれな下り天井5

Photo:http://earnest-arch.jp/gallery/slideshow/j_007.html

和室と下り天井というのも相性の良い組み合わせです。

和室は天井が高いよりも低い方が落ち着く場所なので、下り天井にしやすいんですね。

そんな和室を下り天井にする場合は、天井の色味を濃いめにするのが効果的です。

これまで見てきたキッチンやリビングなどは一続きになっている事も多く、どれだけ自然に見えるかというのがポイントになってきますが、和室は床材も違うので全く別の空間にしても違和感が少ないからなんですね。

下り天井にして色々と遊べる場所。

それが和室と言えます。

 

寝室

おしゃれな下り天井6

Photo:https://www.noa-style.com/

寝室というのも下り天井の似合う場所です。

寝室は主に寝る場所なので高さはそれほど必要ないですし、ベッドを置くためアレンジの手段が限られる寝室で下り天井というのは有効な選択肢となるんですね。

寝室では照明が直接目に入らない事も大切なので、下り天井に間接照明を組み込むというのも効果的です。

 

また、下のように寝る場所に合わせて下り天井で遊ぶという方法も寝室ならでは。

おしゃれな下り天井7

ちょっと寝室に雰囲気を出してみたいという場合は、下り天井も検討してみたいですね。

まとめ

今回は下り天井について詳しく見てきました。

下り天井を上手く使う事で、間取りなどに手を加えることなくお手軽に家の雰囲気を変えることができるんですね。

あとは、場所に合わせて綺麗に見える作り方というのは変わってくるので、場所に合った下り天井にする。

そうすることで、あなたの家に合ったオシャレな下り天井にすることができるんですね。

では。

 

天井の作り方についてはこちらも参考にしてください。

天井高はどれくらいがいい?最適な天井高を決める方法

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O型建築士

地域の工務店で1,500万円〜5,000万円の物件を年間20棟ほど携わる建築士。 家の設計の他、 工務店に向けた設計セミナーを開催。 今までに訪れた工務店の数は200を超える。 趣味は工務店と温泉巡り。 一緒に素敵な家を建てていきましょう! プロフィール詳細はこちら

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