スイッチ

仕様や設備、性能が気になる方はコチラ インテリアが気になる方はコチラ

おしゃれなスイッチはコレ!スイッチの種類とスイッチの失敗しない選び方

家のスイッチと言うと、照明を入切りするためだけの物というイメージの方も多くいらっしゃると思いますが、実はスイッチには色んな種類があり、スイッチのデザインというのも沢山あります。

色んな機能が付いているスイッチだったり、デザインがとてもおしゃれなスイッチなど様々なんですね。

また、最近ではどんどん新機能が追加されたり新しいデザインの物が発売され、スイッチメーカーさんも「こんな新商品が出ました」とよく説明に来てくれます。

そして、そんなスイッチを上手く使う事で毎日の生活は楽になりますし、おしゃれなスイッチにすることで部屋の雰囲気がグッと良くなることもあります。

スイッチを普段意識することはほとんど有りませんが、実はスイッチというのは家でも重要なパーツなんですね。

そこで今回は、家に使う定番のスイッチや便利スイッチを解説しつつ、デザイン性の高いおしゃれなスイッチもご紹介したいと思います。

日常生活を楽にしたい方、部屋をおしゃれにしたい方はぜひご覧ください。

スイッチの種類

まずは、一般的に良く使われるスイッチと便利なスイッチをご紹介していきたいと思います。

いろんな機能があるスイッチを上手く組み合わせて、使いやすい家にしていきたいですね。

 

一般的なスイッチ

一般的なスイッチ

Photo:https://www.panasonic.com/jp/home.html

上の画像はパナソニックのコスモシリーズというスイッチの画像になります。

一般的にスイッチと言われれば、新築の家の場合はコスモシリーズがつくことがほとんどです。

日本で一番使われているスイッチなんですね。

そして、このスイッチには色んな機能を付ける事ができます。

では次に、パイロットスイッチについて見てみましょう。

 

パイロットスイッチ

パイロットスイッチの説明 パイロットスイッチの説明2

パイロットスイッチとは、電源をオンすると内蔵ランプが点灯するスイッチになります。

たとえば、明かりが点灯している時は赤色に点灯。

消灯すると緑色に変化して、スイッチがオンになっているかどうかが分かります。

パイロットスイッチは、外部照明や門灯、換気扇など離れた場所でも電源が入っているかどうか教えてくれる便利なスイッチなんですね。

 

ほたるスイッチ

ほたるスイッチ

ほたるスイッチは、暗闇の中でもスイッチがほんのり光っているので、どこにスイッチが有るのか教えてくれるスイッチです。

電源を切っていても光っているので「ほたるスイッチ」と呼ばれているんですね。

このようなほたるスイッチは暗闇でもスイッチの場所が分かるので、玄関ホールや階段、廊下などで使われることが多いスイッチです。

 

調光機能付きスイッチ

調光スイッチ照明の明るさを自由に調整できる調光機能付きのスイッチというのもあります。

部屋を明るくしたり暗くしたりと、その時々に合わせてお好みの明るさに調節できる便利でムーディーなスイッチです。

最近では明るさだけでなく、色温度を変えられる物もあるので、部屋でくつろぐ時、作業する時などシーンに合わせて使い分けるのもいいですね。

スイッチで色温度の調整

ちなみに、調光はどんな照明でも可能という訳ではなく、調光機能に対応している照明器具を選ぶ必要がある点は注意が必要です。

 

自動消灯スイッチ

自動消灯スイッチ

センサーが付いていて自動で照明を入切りしてくれるスイッチは、この10年くらいでかなり採用する方が増えた人気のスイッチです。

たとえば家に帰ってきた時に玄関が自動で電気が点いてくれるとかなり便利ですよね。

両手が荷物でふさがっていても照明が点いてくれるので、買い物帰りも安心です。

また廊下や階段など、長居はしないけども照明が必要な場所に設置すれば、わざわざスイッチを入切りする手間も省けます。

自動消灯スイッチの説明2

そのため、自動消灯スイッチを採用される方はかなり増えているんですね。

点灯時間も設定できるので、靴を履いたりする玄関などは少し長めに、廊下などはすぐ消えるようにするなど調整も簡単です。

 

リモコン付きスイッチ

リモコン付きスイッチ

スイッチを取ったらリモコンに早変わり。

そんな変わったスイッチもあります。

寝室の場合は枕元にスイッチがあると便利ですが、そうでない場合は照明をスイッチまで消しに行く必要があります。

そんな時、このようなリモコン付きのスイッチが活躍してくれるんですね。

 

ただ、このリモコン付きスイッチは昔は採用する方もよくいましたが、照明がLED主流に代わり、基本的にリモコンが付いている照明がほとんどとなったため、このようなリモコン付きスイッチを見る機会はかなり少なくなっています。

 

コンセント付きスイッチ

ここで少し珍しいスイッチも紹介しておきたいと思います。

実は、スイッチの蓋を開けるとコンセントが付いているスイッチという物もあります。

こんな感じですね。

コンセント付きスイッチ

必要な時に蓋を開けてコンセントにも使えるという訳ですね。

実際にはスイッチの近くにコンセントを配置すればいいので、コンセント付きスイッチを採用するケースはあまり見ませんが、コンセントをもしかすると使うかもしれないという場合はこのようなコンセント付きのスイッチを選んでおくのも1つの方法です。

スイッチのデザイン

それでは次に、スイッチのデザインについても見てみましょう。

実はスイッチのデザインも沢山の種類があります。

たとえば大きなメーカーが出しているスイッチから、インテリアショップが販売しているスイッチまで、様々なスイッチがあるんですね。

それでは、はどんなデザインの物があるのか。

またおしゃれなスイッチについて見ていきましょう。

あなたはどのスイッチが好みに合いますか?

 

一般的なデザイン

一般的なデザインのスイッチ

Photo:https://www.panasonic.com/jp/home.html

最初にご紹介したように、一般的にスイッチと言えばパナソニックの「コスモシリーズ」が使われているケースを多く見かけます。

それだけ標準仕様に採用している住宅会社も多く、コスモシリーズはスイッチの代名詞とも言えるんですね。

 

ちなみに、コスモシリーズのデザインは丸みを帯びたラウンド型と四角い形をしたスクエア型の2種類から選ぶ事ができます。

そして、デザインに関しては文句無しにスクエア型の方が上です。

そのため、コスモシリーズではスクエア型を選ぶのがおすすめです。

(住宅会社の標準仕様がラウンド型になってことも多いので、ぜひ確認してみてくださいね)

 

ラフィーネアシリーズ(パナソニック)

スイッチ(ラフィーネ)

シルバー色を前面に出したスイッチがパナソニックのラフィーネシリーズです。

色がモダンになって形もシンプルになっているので、コスモシリーズよりもスタイリッシュになっていますね。

ただ、コンセントは全部シルバーではなく白い部分が出てしまうのが惜しいところです。

 

アドバンスシリーズ(パナソニック)

アドバンスシリーズ(スイッチ)

調光スイッチ、ほたるスイッチそれぞれの機能を併せ持ち、スマートフォンでも操作できるのがパナソニックのアドバンスシリーズ。

スイッチを操作する場合はタッチ操作が可能で、スライド、長押しなどで調光操作できるというのも家電メーカーでもあるパナソニックならではです。

照明とスマートフォンをリンクして自在に操作できるなど、次世代間を感じる事ができるスイッチと言えます。

 

NKシリーズ(JINBO)

jinbo NK(スイッチ)

Photo:http://www.jimbodenki.co.jp/

四角くてシンプルなスイッチを付けたいという人は多いですが、実はそんなシンプルでおしゃれなスイッチを出しているメーカーはほとんどありませんでした。

ところが、10年ほど前に「JINBO  NKシリーズ」が発売されると、一気にシンプルでおしゃれなスイッチの代表格にまで駆け上がりました。

良い意味でおもちゃのような、本当にシンプルなスイッチです。

色も白の他、グレーと黒もあるのでインテリアや壁紙に合わせて選ぶ事ができます。

ほたるスイッチやパイロットスイッチにも対応しているので、場所を選ばずに使う事ができるのがうれしいですね。

 

SO-STYLE

SO-STYLE(スイッチ)

シンプルなスイッチというと、一時は先ほどの「JINBO  NKシリーズ」が登場後に旋風を巻き起こしていましたが、パナソニックからもシンプルでおしゃれなスイッチが出てきました。

それがこの、「SO-STYLE」シリーズ。

スイッチも昔ながらの小さな物から、NKシリーズのように大きな物まで様々なタイプが用意されているので、好みに合わせて選べるという点もうれしいところです。

いろんなスイッチを出しているパナソニックらしく、調光機能などかゆい所まで手が届くラインナップも魅力ですね。

 

クラシックシリーズ(パナソニック)

クラシックシリーズ(スイッチ)

今までインテリアショップなどでしか見ることが少なかったクラシックなスイッチもパナソニックから発売されています。

クラシックなデザインなのでナチュラルな空間やヴィンテージな空間にぴったりのおしゃれスイッチですね。

 

これまで、このようなデザインのスイッチはインテリアショップ等で購入して施主支給という形で取り付けるというケースになることが多かったのですが、大手メーカーのパナソニックが販売することで仕入れや取り付けが簡単になる点はとても魅力的です。

色違いのスイッチを使えばインダストリアルなコンクリート打ちっ放し空間にも似合うので、シーンに合わせてうまく使いたいですね。

クラシックシリーズ2(スイッチ)

 

トグルスイッチ

トグルスイッチ

Photo:https://www.r-toolbox.jp/

メカとか機械についてそうなトグルスイッチ。

一目見ただけでは、スイッチには思えない個性あふれるスイッチです。

部屋にこんなのがあったら、ついついさわってみたくなりますよね。

男の遊び心あふれる一品です。

このようなトグルスイッチは、インテリアショップで販売されています。

 

メタルスイッチプレート

メタルスイッチプレート

Photo:https://www.r-toolbox.jp/

金属系の素地仕上げのスイッチプレートも金属素材ならではの良い味を出してくれます。

たとえば鉄であれば、鉄ならではの無骨さがインテリアとして映えます。

鉄のスイッチ

アルミ製のスイッチはマットな光沢がおしゃれ。

コンクリート打ち放しの家など、飾り立てた家ではなく材料そのままの味が出ている家にすごく合うスイッチです。

アルミのスイッチ

真鍮は時間が経つほど渋い輝きが出るのが大きな魅力。

白い壁や明るい色のフローリングとの相性も良いですし、塗り壁や板壁など素材感が強い物とも高相性です。

真鍮のスイッチ

このような金属製のスイッチもインテリアショップで販売されています。

 

P.F.S.スイッチプレート

 

スイッチ(パシフィックファーニチャー)

家具や雑貨で有名なパシフィックファーニチャーのロングセラーアイテム、節電推奨スイッチプレートです。

ヴィンテージ感あふれるスイッチプレートなので、ヴィンテージやアメリカンなインテリアと良く合いますね。

TRUCK FURNITUREの家具を購入している方は、このスイッチプレートを使っている確率がかなり高いです。

お洒落な家具や雑貨が見つかるおススメのインテリアショップ20選「2021年版」

 

アメリカンスイッチプレート

s-12-1(スイッチ)

Photo:https://www.geocities.jp/tnxjh158/suiti.html

LEVITON社のアメリカンスイッチプレートです。

珪藻土の壁などラフな塗り壁との相性が抜群のスイッチですね。

この感じが好きな人にはたまらない人気のスイッチです。

 

木製スイッチプレート

 

木製スイッチ

パインの無垢材を塗装してエイジング加工を施したアンティーク調のスイッチプレートです。

木製のスイッチプレートの場合、木目のまま使っているスイッチプレートは目立ちすぎてしまうのであまりおしゃれに見えない事が多くなりますが、塗装をして木目を消してあげれば一気におしゃれなスイッチプレートに早変わりします。

そのため、こういうエイジング加工したスイッチプレートを使ってあげるのも楽しいですね。

おしゃれなスイッチを使う時のポイント

それでは最後に、おしゃれなスイッチを使う場合のポイントについても見てみましょう。

スイッチを選ぶ場合、個性が強いスイッチほど似合うインテリアが決まってくるという特徴があります。

たとえば、先ほどご紹介した「SO-STYLE」シリーズであればほとんどのインテリアに合わせる事ができます。

おしゃれなスイッチ

シンプルなスイッチなので、いろんな部屋に合わせられるんですね。

 

一方、クラシックスイッチであれば、可愛い雰囲気の家やインダストリアル感が強い家というように、ある程度似合うインテリアというのが限定されるようになります。

スイッチ

このように、シンプルでおしゃれなスイッチであればほとんどの家で使えますが、個性の強いスイッチは部屋づくりもしっかり行う必要があるんですね。

この部分は、しっかり意識しておきたいポイントです。

 

ちなみに、パナソニックなど電気専門のメーカーが出している場合は良いのですが、インテリアショップが販売しているデザイン性が高いスイッチは電気のオンオフ以外の機能がほとんどありません。

また、ほとんどの場合は施主支給となり、電気工事も一手間かかるケースが多くなります。

そのためインテリアショップで販売されているおしゃれなスイッチを使う場合、あらかじめ住宅会社に確認をとっておくと安心です。

このあたりを踏まえておくと、おしゃれなデザインスイッチを使う際にスムーズなんですね。

まとめ

今回はスイッチの種類とおしゃれなデザインスイッチについて詳しく見てきました。

スイッチと一言で言ってもいろんなスイッチがあるんですね。

また、スイッチのデザインを変えるだけで家の印象はかなり変えることができます。

いろんなスイッチを上手く使い分けながら、お洒落で使いやすい家にしてくださいね。

では。

 

スイッチについてはこちらも参考にしてください。

電気配線図はここを注意!失敗しないスイッチの設置方法

コンセントについてはこちらを参考にしてください。

コンセントの配線を失敗しないための5つの方法

家づくりに役立つ最新情報をTwitterでも発信しています。

建築士のTwitter

建築士が実際に見てきた全国の優良工務店を掲載。

GOOD BUILDERS

家づくり、土地探しに必要な情報はこちらにまとめています。家づくりの参考にどうぞ。

まるで教科書!理想の家をつくる方法【絶対保存版】

土地探しから始める人のための、失敗しない土地の購入方法【絶対保存版】

家を建てる前に必ず知っておきたい理想の家を建てる方法【絶対保存版】

注文住宅を建てる前に必ず知っておきたい!注文住宅のメリットとデメリット

家づくりで失敗したくない!そんな方こそ、間取りが重要です。

行列ができる間取り診断

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

O型建築士

地域の工務店で1,500万円〜5,000万円の物件を年間20棟ほど携わる建築士。 家の設計の他、 工務店に向けた設計セミナーを開催。 今までに訪れた工務店の数は200を超える。 趣味は工務店と温泉巡り。 一緒に素敵な家を建てていきましょう! プロフィール詳細はこちら

-仕様や設備、性能が気になる方はコチラ, インテリアが気になる方はコチラ
-, ,

Copyright © BUILD WORKS , All Rights Reserved.