「リビングを快適にしたいけども、家にどんなソファを置いたらいいかな?」
このようにソファ選びは楽しいものの、どんなソファを置けば良いのかは中々難しいもの。
ソファは存在感の大きい家具なので、ソファ選びというのは結構迷いますよね。
そこで今回は、部屋のインテリアや居心地が気になる方に向けて、私が実際にお客さんへおススメしている選りすぐりのソファをご紹介していきます。
部屋のコーディネートの参考になるサイトも多いので、ぜひ参考にしてくださいね。
オススメのソファ10選
カリモク60 Kチェア
Photo:https://vanilla-kagu.com/010karimoku/02k_chair2p/img/kchairimg2013kubo2.jpg
ミッドセンチュリーが好きな方に絶大な人気を誇るソファが、「カリモク60」の「Kチェア 2シーター」です。
おしゃれなカフェなんかでも「カリモク60」の「Kチェア 2シーター」を使っているお店は多くあるので、一度は見た事がある方も多いのではないでしょうか。
カラーのラインナップもいくつかありますが、無骨な感じが男っぽさを醸し出すブラックと、明るすぎない絶妙な色のモケットグリーンが人気です。
たまに期間限定の色を発売したり、インテリアショップとのコラボイベントもやっているので、少し変わったKチェアをお探しの方は、ちょくちょくホームページをのぞいて見るのがオススメです。
TRUCK FURNITURE HR SOFA 2-SEATER
Photo:https://truck-furniture.co.jp/shop/products_sof0023.html
木、革、鉄といった素材を活かした家具で絶大な人気を誇る「TRUCK FURNITURE」。
そんな「TRUCK FURNITURE」でも、鉄と木のバランスが絶妙なソファが「HR SOFA 2-SEATER」です。
さきほどの「カリモク60 Kチェア2シーター」と少し形が似ていますが、こちらのソファの方がフレームに鉄を利用している分、より軽やかさのあるソファに仕上がっています。
柔らかみのあるデザインと鉄の無骨な感じが上手くマッチしているお洒落なソファなので、女性にもオススメです。
「HE SOFA 2-SEATER」という名前のとおり、2人掛けか1人で贅沢に使うのにちょうど良いサイズとなっています。
シートの張地の色は落ち着いた色合いを中心に10種類以上あるので、部屋の雰囲気に合わせたソファに仕上げたいですね。
また、レザー仕様も用意されているので、革の経年変化を楽しみたい人にもオススメのソファです。
TRUCK FURNITURE FK SOFA 3-SEATER
Photo:https://truck-furniture.co.jp/shop/products_sof0056.html
先ほどの「HR SOFA 2-SEATER」に続いて、もうひとつ「TRUKU FURNITURE」のソファをご紹介したいと思います。
その名は「FK SOFA 3-SEATER」。
「HR SOFA 2-SEATER」は軽い感じのソファなのが魅力でしたが、「FK SOFA 3-SEATER」はどっしりとした存在感が魅力のソファ。
その「ボフッ」とした座り心地がすごいインパクトのあるソファで、1度ソファに座ってしまうと、立つのが億劫になってしまうほどの良い座り心地です。
私自身、座り心地が忘れられずこの「FK SOFA 3-SEATER」を購入された方を何人も見ており、このソファがスッキリ置ける大きさのリビングにして欲しいという要望をいただくこともあります。
張地はグリーンとカカオの2種類ですが、どちらも「TRUCK FURNITURE」らしい色合いなので、お好みで選びたいですね。
ベースは「FK SOFA」だけどもちょっとコンパクトなつくりの「Jr.」や、2人掛け、4人掛けなど種類も豊富なので、リビングや家の大きさに合わせてソファのサイズを選べるのも魅力的です。
IDEE AO SOFA
Photo:https://www.idee.co.jp/product/
ポップな印象の部屋にしたいときに最適なのが、家具ショップ「IDEE」がつくっている「AO SOFA」。
独特の丸みを帯びたシルエットと、木目の足が印象的なソファです。
色のラインナップは4種類で、ベージュと黒の他に、NavyとGreenという展開になっています。
(以前はYellowもあったのですが、いつの間にか無くなっているのが、ポップなソファの代表格としては少し残念なところです)
ソファのサイズは2人用ですが、コンパクトなので1人で贅沢に使うのも選択肢として有りですね。
シートは少し固めなので、1度座って確かめてみるのがベターです。
IDEE DIVANCO SOFA
Photo:https://www.idee-online.com/shop/g/g100337/
「IDEE」でもう1つご紹介しておきたいのが、「VIVANCO SOFA」。
建築家、植木莞爾さんがデザインしたソファとして有名です。
スチールのフレームが醸し出す軽やかな感じと、座面、背もたれとのバランスが絶妙なソファですね。
背もたれは四角いスクエア型と丸いラウンド型があるので、お好みに応じて選ぶ事が可能になっています。(個人的にはスクエアの方が見た目が良い感じがします)
座面と背もたれの張り地はそれぞれ選ぶことができるので、あなただけのオリジナルソファにすることも可能です。
愛用している建築家の方も多いソファです。
無印良品 ソファベンチ
Photo:https://www.muji.net/
成田空港の第3ターミナルビルでも使われている、無印良品の「ソファベンチ」。
デザイナーである深澤直人さんがデザインしたことでも有名なソファです。
空港での長時間の滞在を考慮して、座るだけでなく寝転べるようなつくりになっているのが特徴的です。
どちらかと言うと、座ることをメインとするよりも、ソファの上でゴロゴロしやすそうですね。
カバーは別売りで3種類用意されているので、小さなお子さんがいてカバーが間違いなく汚れることが予想されるケースでも対応しやすいのも魅力です。
マルニ木工 HIROSHIMA
Photo:https://www.maruni.com/shop/g4055-33/
先ほどの無印良品のソファベッドと同じ深澤直人さんがデザインしたソファが、マルニ木工の「HIROSHIMA」シリーズのソファです。
丸みを帯びることが多いソファを、どこまで直線的に表現できるかを追求したソファになっています。
直線的に構成されているので、見た目がシンプルでキレイなソファです。
2シーターと3シーターが用意されていますが、直線のデザインを活かすなら断然3シーターがオススメ。
やはり直線を活かすため、長いソファの方がキレイに見えるんですね。
クッションや肘掛けなど、場所によってカバーが取り外しできるようなラインナップになっているので、ファブリックの汚れが気になる人も安心のつくりになっています。
BoConceptのソファ
Photo:https://www.boconcept.com/ja-jp/
「BoConcept」は北欧家具で有名な家具メーカーです。
今回は「BoConceptのソファ」という形で一括りにまとめた言い方になっていますが、「BoConcept」はソファのラインナップがかなり充実しています。
そのため、どのソファという様に決め打ちするよりも、いろんな形のソファを見て自分好みのソファはどんなソファか見てみるのが楽しい家具メーカーと言えます。
形だけでなく、いろんな座り心地のソファがあるので、好みのソファがまだ決まっていないなら、一度ゆっくりショールームでいろんなソファを楽しんでみるのもいいですね。
a.flat(エーフラット)のソファ
Photo:https://aflat.asia
上の画像のように、リゾート風の家にするなら必ずチェックしておきたい「a.flat」。
アジアンリゾートのような家を目指すなら、「a.flat」のソファを入れておけば間違いないというほど有名なショップです。
アジアンリゾート風の家具はインターネットでも多く販売されていますが、品質のレベルは様々なので、ある程度信頼できるところでの購入を心がけたいですね。
カッシーナ・イクスシー シゲーラ システム ソファ
Photo:https://www.cassina-ixc.jp/shop/g/g204scighera/
高級家具をデザイン、製作している「カッシーナ・イクスシー」。
この「シゲーラ システム ソファ」は友人の家で始めて座ったのですが、その座り心地にビックリ。
このソファの上で寝泊まりできるのではないかと錯覚するくらい、1度座ると病みつきになってしまいます。
それくらい座っていて気持ちの良いソファです。
ただ、座り心地と比例するように価格もかなりのインパクトを持っているので、簡単に手を出せないのが悩ましいソファと言えます。
ソファのつくりと価格
ソファは色んなソファが販売されていますし、その価格はピンからキリまであります。
では、価格によって何が違ってくるのでしょうか?
価格の違いはソファに使っている構造材などの中身の違いが1番大きく、その他にデザイン料などが含まれます。
やはり、価格の高いソファの方が良い物を使ってしっかりしたつくりになっている事が多く、ソファが長持ちする傾向があるんですね。
ソファは大きい物なので、買うときだけでなく処分する時も手間が掛かります。
できれば安いソファを何度も買うより、良いソファを長く使っていきたいですね。
また、ソファはファブリックの素材でも価格や使い心地は大きく変わってきます。
例えば、ソファの張地をコットンからレザーに変更すれば、価格は倍近く変わってきます。
張地のそれぞれの素材の特徴として、コットンであれば色んな色を楽しめますが時間が経つにつれて色あせすることが考えられますし、合皮であれば安価な割に見た目にも高級感を出しやすいですが通気性がないので長く座っていると汗でジットリしてきます。(コレが嫌いな人は結構いますよね)
レザーのソファであれば肌触りがよく通気性もありますが、価格が高めなのとメンテナンスも必要になってきます。
それぞれ特徴があるので、インテリアの雰囲気と使い心地、予算を上手く組み合わせてソファの張地を選びたいですね。
また、子供が小さいうちはソファは必ずと言っていいほど汚してしまいます。
そんな時、ソファのカバーが洗えるようになっているとかなり便利です。
高級なソファを買う時は、お子さんの成長を見ながらタイミングを選ぶのもいいですね。
その他、ソファ選びの時に意識したいのがソファの脚がよく見えるタイプなのか、それとも脚はあまり見えないソファなのかということ。
ソファの脚がよく見える方がソファの見た目が軽くなり軽快な印象のインテリアに、ソファの脚が見えない方がどっしりとした落ち着いた空間になる傾向があります。
そのため、コンパクトな空間にソファの脚があまり見えない大型のソファを置くと部屋の中が狭く感じてしまうことが多く、脚が見えるソファの方が空間に合いやすくなります。
その一方、広い空間では脚のよく見えるソファよりも脚があまり見えない大きめのソファの方が空間にマッチしやすくなります。
このようにソファを選ぶときはソファを置く空間の広さとソファの見た目の軽さや重厚感、このバランスをしっかり見てあげることが素敵な空間にするための第一歩となるんですね。
まとめ
今回はソファについて詳しく見てきました。
ソファの種類は数多くあるので、ソファを選ぶ場合はまずはどんなソファが好みかを知る所から始めたいですね。
また、ソファは椅子と違い座る面が固いものと柔らかいものの差が大きい家具なので、購入する場合はできれば1度はソファの座り心地を確かめてみるのがオススメです。
さらには、ソファの脚が見えていて軽い感じの見た目なのか、それとも脚がほとんど見えずドッシリとしたソファなのかでも部屋の印象は違ってきます。
コンパクトな部屋にソファを置く場合はできるだけ軽い見た目のソファを、広めで高級感を出したい部屋の場合はドッシリしたソファを置くと、部屋に良く馴染みます。
ぜひあなたに合ったソファを選んで、快適な時間を過ごしてくださいね。
では。
インテリアはこちらも参考にどうぞ
→おすすめの名作チェア12選 + おしゃれな椅子をご紹介します
→おしゃれカフェに学ぶ!部屋をおしゃれにするための3つの方法
→お洒落な家具や雑貨が見つかるおススメのインテリアショップ14選
建築士が実際に見てきた全国の優良工務店を掲載。
家づくり、土地探しに必要な情報はこちらにまとめています。家づくりの参考にどうぞ。
→土地探しから始める人のための、失敗しない土地の購入方法【絶対保存版】