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インテリアコーディネーターを活用してオシャレな家にする3つの方法

家づくり中のみなさん、こんにちは。江戸小紋空間デザインの小林です。

 

家づくり打ち合わせ中、営業担当者や設計担当者の他に、担当のインテリアコーディネーターさんがつくケースも多くあります。(中には設計士さんや営業さんがインテリアコーディネートを兼任するケースなんかもあります)

でも、せっかく担当のインテリアコーディネーターさんがついているのに、「自分がこうしたい!と思っていることがうまく伝えられなかった」とか「提案をしてもらったけれど、どうも違う気がする・・」と悩むお施主様も少なくありません。

今日は、お施主様としてインテリアコーディネーターさんを活用してあなたに合ったオシャレな家にする方法をご紹介します。

インテリアコーディネーターって何をしてくれるの?

家づくりをする場合、家を建てる会社と契約して間取りが決まってくると、打ち合わせ内容がインテリア(床壁天井や照明、カーテンなど)関連に移ります。

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そして担当のインテリアコーディネーターが付いて「プロのインテリアコーディネーターがつくなら安心♪」って思っても、いざ打ち合わせがはじまると何をどう相談すればいいかわからないというご意見も頂戴します。

では、インテリアコーディネーターの役割にはどういうことがあるんでしょうか?

そこで、まずはインテリアコーディネーターの主なおしごとをご紹介したいと思います。

インテリアコーディネーターはソフト面担当

家づくりではよく、建物のハード(間取りや構造など)とソフト(室内の色と仕様)というような言い方をします。

そしてインテリアコーディネーターは決まった間取りに対して、お客様のご要望や好みに応じて細かく壁紙や床材の素材や色をはじめとする、室内を構成する建材の色や仕様を打ち合わせしていきます。

 

具体的には床や壁紙、建具だけでなく、住宅設備機器(キッチン、お風呂、洗面台、トイレなど)や室内のインテリアにあう照明器具や電気配線、カーテン、家具の打ち合わせなどを行っていくんですね。

 

そのため、インテリアコーディネーターは住まいに関する幅広い知識と経験を持っています。

またインテリアコーディネーターは家事の中心的な役割を行う場合が多い女性が多いことから、「実際の使い勝手」や「以前のお客様から「これはつけて正解だった!」という好評だった仕様」というお役立ち情報を持っていることが多いです。

 

そして、インテリアコーディネーターは文字通り「コーディネーター(調整役)」。

お客様の思いをうかがってから、現実的にできることできないことを整理して、形にするためにメーカーや設計士や職人たちに調整をはかる役割もあります。

 

それぞれ専門分野(得意分野)があるケースが多い

住まいに関する幅広い知識や経験があるインテリアコーディネーターが多いのですが、もちろんそのインテリアコーディネーターにも得意・不得意分野があることもあります。

たとえば、前職時代にキッチンメーカーのショールームに勤めていてハウスメーカーなどに転職したインテリアコーディネーターは他のインテリアコーディネーターよりもキッチンに関する専門知識を持ち合わせていたり、照明コンサルタント業務を行なっていたインテリアコーディネーターは間接照明の事例をたくさん経験していたり、といったように、インテリアコーディネーターとしてどのような経験を今までに積んできたのかによって専門分野が異なります。

 

初回の打ち合わせ時、担当のインテリアコーディネーターにどんな得意分野があるのかを聞いてみると、意外なところで専門性を発揮してくれるかもしれませんので、ぜひ聞いてみてくださいね。

インテリアコーディネーターを活用すべき、3つのシチュエーション

自分の中でイメージがまとまっていない/イメージを伝えられない時

どんな家にしたいかがまだ家族内で共有できていなかったり、こんな家もいい、あんな家もいい・・ああまとまらない!とお悩みの方。

実は多くいらっしゃるんですよ。

そしてそういう時こそ、インテリアコーディネーターの出番。

うまく言葉にならなくても大丈夫です。

今までの施工事例やインテリア雑誌のストックを見ていただきながら、お客様のお言葉に耳を傾け、そしてお客様のご要望の核になるものを探って行きます。

インテリアコーディネーターはお客様とインテリアのイメージを共有するために、画像や写真、といった目でチェックできる資料を用意していますので、イメージがうまくまとまっていない旨をお話しくださいね。

 

家具が入って人が住む環境になった状態の内装空間がイメージできない時

「図面だけ見せられても、なかなか空間をイメージできない」、というお悩みも多く伺います。

また、「この空間にどんなソファを置いたらいいのかわからない」というお悩みもあります。

そんな場合、インテリアコーディネーターの中には、室内パースといって室内のイメージスケッチを作成できる人も多いので、相談してみるのも効果的です。

絵にしてもらうことで、なんとなく室内でのサイズ感やイメージ像が見えてくることがあるかと思います。

 

また、家具を後で新調しようと思っているお施主様も多いのですが、そういう時は「我が家のインテリアに似合う家具メーカーを教えてください」というように聞いてみてください。

床材や内装イメージから、「このメーカーやこのメーカーがイメージに近いと思いますよ」と即座に教えてくれるインテリアコーディネーターも多くいますし、事務所に家具カタログがあるケースも多いので、家具の写真など見せてくれるかもしれません。

また家具メーカーやカーテンメーカーと提携して割引購入できるケースもありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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商品の使い勝手や口コミ評価を知りたい時

「これ、いいな」と思っても、実際に使い勝手が悪かったりすぐに壊れてしまうような仕様のものだったら嫌ですよね。

そんな時インテリアコーディネーターに、実際の使い勝手や今までのお施主様から聞いた感想などを聞いてみてください。

たとえば、「キッチンの自動センサー付き水栓を実際に採用された過去のお客様は、使ってみてなんて言っていますか?」

といったように聞いてみると、実際に家が完成したお施主様に使い勝手を聞いてくれたり、またメーカーに使用開始から数年後によくあるトラブルなどを聞いてくれたりします。

 

また、「お客様から使い勝手がよいと評判だったので我が家にも導入しました」というインテリアコーディネーターは意外と多いのです。

生活者、体験者としても商品の価値や実像を語ってくれます。

 

私たちインテリアコーディネーターにとって、過去の事例はすべて財産。

実際使ってみて使いにくかった、これは絶対”買い”だったというお客様からの生の声やメーカーからの情報を豊富に持っているので、ぜひ色々と話を聞いてみてくださいね。

まとめ

今回はインテリアコーディネーターとの関わり方について見てきました。

インテリアコーディネーターに何を聞けばいいかわからない、活用方法がわからなかったというお施主様も多いのですが、活用次第では専門知識を教えてもらって思わぬ良い買い物ができたり、満足できる商品を提案してくれたりというケースもよくあります。

ぜひ、気軽にインテリアコーディネーターを活用して、あなたに合った家づくりをしてみてくださいね。

 

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O型建築士

地域の工務店で1,500万円〜5,000万円の物件を年間20棟ほど携わる建築士。 家の設計の他、 工務店に向けた設計セミナーを開催。 今までに訪れた工務店の数は200を超える。 趣味は工務店と温泉巡り。 一緒に素敵な家を建てていきましょう! プロフィール詳細はこちら

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