植物を購入するときには、どこにおきたいのか、その植物にあった環境が整っているのかが長持ちさせるコツとなります。
植物によって、日なたがいいものや、半日陰がいいもの、または日陰がいいものなどがあります。
今日は家の場所別に、おすすめインテリアグリーンをご紹介します。
リビング
アロエ
殺菌力があり、傷口が早く治ると言われるアロエ。
アロエは傷に使うだけでなくインテリアグリーンとしても人気で、年間を通して日当たりのよい場所が最適です。
成長して伸びすぎた姿になったときは、春〜夏の生育期間に上部の元気な部分を切り取り、切った若葉の切り口が乾燥したら専門用土に挿すと、バランスの整った姿を長く楽しめます。
オリーブ
オリーブは日当たりと風通しのよい場所を好みます。
窓辺やベランダが最適なポジション。
実がなるタイプの植物ですが、実をつけるには2本以上のオリーブがあるとよいとされています。
実をつけたいときは、開花期間中はやや乾燥気味に管理するほうが受粉・結実しやすいです。
エバーフレッシュ
明るくなると葉を開き、暗くなると葉を閉じるエバーフレッシュ。
エバーフレッシュを育てる時は、日当たりのよい場所でたっぷり水やりのがポイントです。
光不足、水不足がすぐに葉にでるので注意してくださいね。
冬場は水を控えめにするなど、季節によって育て方が変わる植物です。
マングローブ
沖縄や熱帯地方という印象があるマングローブ。
マングローブとは、熱帯や亜熱帯の沿岸地域に根元が河口域や海水に浸かって生育している植物の事を指します。
海水ではなく普通の水でも育ちますが、もともと水に浸かっている植物なので乾燥には非常に弱く、ガラスの器でハイドロボールの表面まで水を入れて育てたり、霧吹きで葉の表裏に水を与えて乾燥しないようにするのがポイントです。
キッチン(半日陰)
アジアンタム
アジアンタムはシダ科の、繊細な葉が涼しげな夏向きの植物。
半日陰を好むように乾燥には弱いので、エアコンの近くには置かないようにしたいですね。
サボテン類
ミニサボテンはインテリアとしてとても人気があります。
手間が掛からないので、ミニサボテンを育てていると言う方も多いのではないでしょうか。
もともと砂漠地方の植物なので乾燥にはとても強いですが、季節ごとに適度な水やりが必要です。
成長は比較的遅いものが多く、最近は動物のミニチュアと一緒に鉢植えしてサバンナのイメージで楽しむ方も増えています。
シュガーバイン
新築祝いに贈ったり、人気のカフェでもよく見かける大人気のグリーン。
半日陰のエリアや寒さにも比較的強い植物ですので場所を選ばずにおくことができます。
ポトス
つるが元気よく伸び、鮮やかな緑の葉が特徴的なポトス。
カットした伸びたつるを、水に挿しておくだけで根がでる繁殖力の強い植物です。
美しい葉色を保ちたいならできるだけ明るい場所で育ててみると、長く葉色を楽しむことができます。
ベゴニア
種類にもよりますが、ベゴニアの花を楽しむ種類は日当たりの良い場所、葉を鑑賞するものは明るい日陰に置くというように、置く場所が変わってきます。
ガラスの器に、根腐れ防止剤と清潔な土を入れて小さなベゴニアを入れるテラリウムスタイルもとても人気です。
玄関(日影)
アスプレニウム
海藻のようにゆったりと揺らぐ印象を持たせるヒーリングプランツとしても人気のアスプレニウム。
本来は高温多湿をこのみますが、乾燥にも強いので簡単に育てることができます。
ドラセナ・スルクロサ
ドラセナ・スルクロサは葉面全体に黄白色の斑点が密に入っているのが特徴の植物です。
光の少ない場所でも育ちますが、冬で最低気温が8℃以下の環境で葉先の色が茶色になってきたら、暖かい室内に移動させて水やりを控えて様子をみてください。
フィカス・エラスティカ
「ゴムの木」として日本のインテリアシーンで親しまれているグリーンです。
どんな環境でも馴染みやすく育てやすいグリーンですが、湿気を好む植物ですので、乾燥した室内に置くときは霧吹きで葉水を与えてみてくださいね。
モンステラ
エキゾチックで南国の雰囲気が感じられる個性的なモンステラ。
繁殖力旺盛で初心者でも育てやすく、ミニ観葉から吊り鉢スタイルまで自由に楽しむことができます。
洋室(日向)
アンスリウム
人工的な形の花と葉形がとっても個性的なアンスリウム。
和室、洋室、キッチンなど場所を選ばず育てることができます。
葉水を与えるときは、霧吹きではなく湿らせたスポンジなどで葉を拭くように湿らせると効果的です。
ガジュマル
ガジュマルは根っこの形がとってもユビークな植物で、和風にも洋風にもアレンジ可能です。
和風にするときは黒い鉢にコケを敷き盆栽風にしたり、洋風にみせたいときは白のスクエア鉢に植えるととってもモダンな印象になります。
シルクジャスミン
夏には小さな白い花が清々しく香るグリーンです。
花が終わった後、気温や水やりに注意して上手に管理すれば、冬には赤色の実がつきます。
赤い実とグリーンの葉のコントラストが美しく、鑑賞価値の高い植物とされています。
洋室(日影)
パキラ
曲がった幹や複数の株を寄せ植えして三つ編み状の根っこのパキラは人気のある植物の一つです。
ハイドロカルチャーが似合う植物で、栽培も簡単です。
フィカス・ウンベラータ
大きなハート型の美しい常緑高木で、カフェによくあるフィカス・ウンベラータ。
オシャレな空間がとても似合う植物と言えます。
冬の寒さで葉を落としてしまいますが、春になれば芽吹くことができるので、枯れたと勘違いして捨てないでくださいね。
和室(半日陰)
シュロチク
シュロチクは四季を通して美しい緑を楽しむことができ、株分けで簡単に増やすことができます。
葉先がかれ変色したら、葉の形に合わせて変色した部分をはさみでカットすれば大丈夫です。
鉢の種類によっても印象が変わり、藤で編んだ鉢はとってもナチュラルな雰囲気ですが、黒や白の陶器の鉢はモダンな印象になります。
ヤシ類
エキゾチックな雰囲気を漂わせるヤシ類は日なたというイメージがありますが、いずれも耐陰性があります。
本来は強い光を好みますので、春〜秋はベランダなどの屋外で日なたぼっこをさせると丈夫な株になります。
スパティフィラム
すらりとのびたグリーンの葉に長い花茎の先端に花を咲かせる上品な雰囲気のスパティフィラム。
花びらのような仏炎包は、花の咲き始めは白ですが、時間が経つにつれ緑色になります。
そのまま放置すると種をつけて株が弱るので、緑色に変わってきたら花茎の付け根から早めに切り取るようにしてください。
洗面所・浴室(日陰)
アスパラガス
繊細でしだれる草姿が魅力のアスパラガス。
耐陰性があるため、日陰におくことができます。
布や竹のマットを敷いてエスニック風にしたり、ガラスの器に根腐れ防止剤とハイドロボールを入れて
ハイドロカルチャーとしても楽しめます。
ハートカズラ
ハート型の葉が連なることから「ラブチェーン」とも呼ばれるハートカズラ。
ハンギングにしたりスタンド鉢で高さを出して飾ってみるのも良いですね。
トイレ(日陰)
セダム
ぽってりと愛らしい多肉植物です。
日本では、ビルなどの屋上緑化でよく使われます。
ブロックにサボテン用の土を入れ植えたり、木箱にサボテン用の土を入れ、セダムを植え最後にカラーサンドで土を覆うと個性的なグリーンになります。
プテリス
プテリスはシダの仲間で、高温多湿を好み、半日陰で育てることができるので、バスルームやキッチンなどにおくと良いですね。
水不足やエアコンなどで乾燥させると葉がカリカリになってしまいますので、乾燥させないようにするのがポイントです。
ワイヤープランツ
ワイヤープランツはかわいい丸い小さな葉のつるものの植物です。
ガラスの器に根腐れ防止剤と色のついたカラーサンドをいれスタイリングしたり、小さな鉢にこんもり植えるのもかわいいですね。
何度かつるをカットしながら育てるのがポイントです。
葉のボリュームを出したいときは、わき芽を増やすように育ててみるといいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
見た目だけでなく、日照や水やりの観点から、長く楽しめるインテリアグリーンを探してみてくださいね。
ed-commons(江戸小紋) 小林。
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