家づくり中のみなさん、こんにちは。江戸小紋空間デザインの小林です。
家づくりをしていると「今ってこんなことができるの?」と驚かれることもしばしばあります。
以前、HEMSでもご紹介しましたが、最近は、家の中の家電と家電が思わぬコラボを果たすこともあるんですね。
そこで今日はスマホを使った新しい照明器具のご紹介をします。
スピーカー付ダウンライト
出典:http://sumai.panasonic.jp/lighting/home/spdownlight/
今までありそうでなかった、スピーカー付きLEDダウンライトが今春パナソニックから発売されます。
この商品、LED光源の周りに最大出力10Wのアンプを搭載したスピーカー機能がついていて、お手持ちのスマートフォンからBluetoothでダウンライトに接続するだけで、簡単にスマホの音楽を再生できるというすぐれもの。
パナソニックのオーディオ技術とLEDライティング技術の、コラボレーション商品ですね。
スマホのBluetoothを使った照明器具というのは、実はすでに他社からも発売されているのですが、それは、あくまで「照明器具」の明るさやオンオフのコントロールができるというものでした。
また、今回のスピーカー付きダウンライトの本体の大きさは、φ100mmという、通常のダウンライトの大きさと変わりません。
ダウンライト直下だけでなく低域から高域までバランスの良い音質がワイドに広がるよう設計されているので、お部屋中でサウンドが楽しめるようになっています。
別売のワイヤレス送信機と組み合わせることで、TVのヘッドホン端子と接続できるので、天井のスピーカーからTV音声を聞くこともできるので、TVの音声を大きくすることもなく迫力のある音声を楽しむこともできます。
照明自体の技術も、美ルックといってパナソニック独自の自然光に近い美しい色彩を再現できる機能を搭載し、配光・光色・明るさのラインナップをそれぞれ選択できる商品群を揃えているので、選択肢の幅も広いのは良いですね。
ダウンライトでスッキリした部屋を目指しつつ、音楽も楽しみたいという方にはおススメの商品と言えます。
スピーカー付シーリングライト
出典:http://www2.panasonic.biz/es/catalog/lighting/products/detail/
ダウンライトだけでなく室内の複数のあかりをもっと便利に演出したいという場合には、このスピーカー付きシーリングライトがおすすめ。
なんといっても、スピーカー付きシーリングライトのメリットは、ダウンライトよりも広域を明るく照らすことができることと、パナソニック社のBluetoothを利用したリンクスタイルLEDというシリーズの照明器具であれば、複数のあかりを連動させてスマホで切り替えできたり、タイマーで時間にあわせて光の色を変えたりということができます。
照明器具同士の連動というと面倒な配線工事が必要ありそうですが、引掛シーリングといったローゼット型の照明器具であれば、大掛かりな工事の必要もなく、照明器具をリンクスタイルLEDに交換するだけなので、新築のみならず既存の住宅でも簡単に導入できるんですよ。
スピーカー付照明器具のおすすめ設置箇所
それでは、スピーカー付照明器具のおすすめ設置場所を見ていきましょう。
キッチン
出典:http://sumai.panasonic.jp/lighting/home/spdownlight/plan/plan01.html
最近のLDKは、20畳クラスの大型空間も増えてきています。
そうなると、リビングの奥のTVは、キッチンからは遠く、しかもキッチンの作業音でほとんど音声が聞き取れないことも・・。
そんな時、スピーカー付き照明器具をキッチンに設置すればリビングの奥のTVの音声も臨場感たっぷりに聞こえます。
働くお母さんは朝のTVを時計がわりにつけていることも多いかと思いますが、キッチンにもしっかりTVの音が届いていれば安心ですね。
リビング
出典:http://sumai.panasonic.jp/lighting/home/spdownlight/plan/plan02.html
リビング中央もしくはソファ上にダウンライトまたはシーリングライトを配灯すれば、広いリビングでTV音声を大きくしなくても、非常に臨場感のあるスピーカー環境が整います。
スポーツ中継やホームシアターにぴったり。想像するだけでワクワクしてきますね。
普通にリビング天井にスピーカーを設置すると、スピーカーの個数もそろえる必要がありますし、配線工事も別途費用がかかりますので、比較的リーズナブルにホームシアター化できるのも魅力です。
寝室
出典:http://sumai.panasonic.jp/lighting/home/spdownlight/plan/plan03.html
寝室で音楽を楽しみたいけど室内にモノを置きたくない、シンプルなインテリアにしておきたいという方には、このスピーカー付きダウンライトはおすすめです。
足元側の壁面を照らすようにすれば、ホテルライクの間接照明のベッドルームが作れますね。
まとめ
今回はスピーカー付きの照明について見てきました。
光と音が降り注ぐ、次世代型の新しいあかりのスタイル。
金額が高くてホームシアターはちょっと難しい・・と思っていた人にも、建築の一部として比較的気軽に取り入れることができる時代になってきています。
興味のある方は、1度この新しいあかりスタイルを検討してみるのも良いかもしれませんね。
家づくり、土地探しに必要な情報はこちらにまとめています。家づくりの参考にどうぞ。