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家づくりで夫婦の意見がスレ違った場合はどうすればいい?

家づくりは時間がかかるもの。

家づくりをしていると、旦那さんと奥さまとで意見のスレ違いが出てくるケースもよくあります。

それぞれの価値観があるので家に求める物にもズレが出てくるのは当然と言えば当然と言えますね。

 

でも、意見のズレがあるのにそのまま家を建ててしまうと、家ができてからも小さくないシコりが残ってしまう事もあります。

せっかく楽しい生活を送るために家を建てたのに、家が原因で夫婦の仲に影響が出たら何のために家を建てたか分からなくなってしまいますよね。

そこで今回は、家づくりで旦那さんと奥さんの意見にズレが生じてしまったときの対応方法についてご紹介していきます。

私がこれまで携わった100を超えるご家庭を通して実践してきてもらった方法なので、きっとあなたの家づくりの役に立つと思います。

同じ方向を見るために

家づくりで旦那さん、奥さまで意見が違った場合、どうするのが1番なのでしょうか?

1番の悪手は、そのままどちらかの意見を強引に押し通すということ。

お互い納得していないので、何かトラブルが起こると何かと「やり玉」に挙げられる原因となってしまいます。

そのため、意見が違ってしまった場合は、お互い譲れる部分は譲りつつお互いが納得できるポイントを見つけるのがとても大切になるんですね。

 

では、どうすればお互いの意見を上手くまとめることができるのでしょうか?

それにはます、お互いのスレ違ってしまった意見に対してメリット、デメリットを書き出します。

そして、その上でデメリットを補う方法を考えてみます。

その結果、デメリットが減った事で相手を尊重してお互いの譲れるところは譲るというのが1番上手くお互いが納得できる方法となります。

 

具体的に見てみましょう。

 

例えば、旦那さんが「書斎が欲しい」と思っているけども、奥さんにとっては「書斎は不要。予算がもったいないし、同じ予算を使うなら他に使いたい」と思っているとします。(実際これはよくあるケースです)

ではここで、書斎を造ったときのデメリットについて考えてみます。

 

書斎のデメリットと言えば、書斎を造る事で家の面積が大きくなり、家の価格が高くなってしまう事が第1に挙げられます。

その他、書斎を造る事で間取りに影響が出る事もありますが、書斎はそれほど広さを求められる事が少なく、また形も絶対にこうしないといけないという制約が少ないので、比較的すんなりと家の間取りに納めやすく間取りに与える影響は少ないので、書斎を造るときの主なデメリットは費用というケースが1番多くなります。

 

一方、書斎を造ったときのメリットとしては、書斎があることで家の中でも仕事に集中できたり自分のスペースを確保する事で精神的にゆとりが持つことができる事が挙げられます。(特に男性は自分のスペースが必要なタイプ、いらないタイプでキッパリ分かれることが多いです)

メリットについては人それぞれですが、さらにメリットを深堀りしてみると、家で勉強や仕事、自分の時間を持つことで出世につながったり副業として将来お金を生み出すきっかけになる事も有り得ます。

もちろん、これは誰でも当てはまる訳ではありませんが、書斎を造る目的次第ではその先に価値が生まれます。

 

書斎で言えば、お金がデメリットであれば、その分の予算を確保でき、将来に渡って出世やスキルアップなど他にお金を生み出すきっかけになるのであれば、デメリットはほとんど無くなる可能性もあるんですね。

このように改めてメリットとデメリットを書き出してみると、それぞれ家に必要かどうかの判断がしやすくなってきます。

 

では、その他の例も見てみましょう。

今度は奥さまが「1階に衣装部屋が欲しい」という要望を持っていて、旦那さんは「衣装部屋はどちらでも良いけども、LDKは広々としたい」思っているとします。

衣装部屋があるメリットとしては、洗濯や着替えの動線が良くなるので家事の手間が少なくなったり、服を一括管理できるので余計な物を増やさないという効果が期待できます。

一方で、衣装部屋を1階に作ったときのデメリットは家の面積が大きくなる他に、1階にLDK+水まわり+和室がある場合なんかでは1階のボリュームが大きくなりすぎて家のバランスが1階に偏りすぎるというデメリットも起こる場合があります。

広い土地の場合はそこまで問題にはなりませんが、そうでない場合はLDKなどメインの生活スペースの広さにしわ寄せがいったり、駐車スペースがかなり窮屈で車を停めるのが大変になったりというケースも考えられます。

そのため、衣装部屋は2階でも可能かどうかといった衣装部屋の場所について再考したり、1階の洗面の収納を充実させたり玄関の近くに上着掛けを配置するなど他の方法で代替できるかなど、「衣装部屋」という形にとらわれるのでは無く、別の方法でデメリットを少なくできるかどうかというのも1つの選択肢になるんですね。

衣装部屋を家につくると家がスッキリする3つの理由

 

ここまで2つの例を見てきましたが、このようにメリット、デメリットを書き出す事でデメリットを解消する方法やお互い譲りあえるポイントというのが明確になってきます。

もちろん、デメリットの解消には建築士の提案やアイデアも必要です。

そのためにも、夫婦で意見の違いが出ている部分を建築士にしっかり伝えるなど、上手く建築士に意見のまとめ役となってもらうというのも大切なポイントになるんですね。

(夫婦だけで抱え込まないようにしてくださいね。建築士は意見の調整役という役割も大切な仕事です)

土地探しで意見が分かれたら

家づくりだけでなく、家を建てるための土地探しでも旦那さん、奥さまで意見が分かれる事があります。

例えば、駅近の土地が良いと言う旦那さん。

多少郊外で広い土地が良いと言う奥さまという感じですね。

 

このような土地の場合でも、先ほどの家と同じようにそれぞれのメリットとデメリットを書き出してみるとデメリットを解消するための方法を模索しながら、お互いどちらが譲れるかという調整方法は有効です。

駅近の土地であれば通勤に便利で資産価値が落ちにくいなどがメリットに挙げられますが、その反面土地の価格が高く予算が多く必要になったり、繁華街が近ければ防犯についても考える必要がでてきます。

一方、駅から離れた郊外の土地になれば、おおむね駅近の土地と反対のメリットとデメリットがあります。

では、お互いどちらが譲れるか見てみましょう。

 

例えば、郊外の土地が良い理由に「子供を庭でノビノビ遊ばせたい」という事が挙げられる場合、土の庭で遊ばせたいのか、それともプライベートで安全な庭であることが大切なのかと言うように、その理由をさらに深堀してみます。

土の庭が良いのであれば広い庭を確保できる郊外の土地の価値は高くなりますし、土にこだわらないのであれば2階リビングの家にして駐車場の上にLDKに面した広くてプライベート感のあるバルコニーを設けて庭代わりにするという方法も考えられます。

「郊外の土地が良い」という言葉に隠された、本当の目的を明確にするという訳ですね。

【保存版】2階リビングまとめ

 

その他、防犯面が気になる場合、窓の配置を工夫したりホームセキュリティを入れたりといった手段も考えられ、この辺りも譲れるポイントなのか、それとも譲れないポイントなのかの判断基準となってきます。

例えば旦那さんが夜勤の仕事が多く、夜に奥さまと子供だけというケースなんかでは、防犯面も気になるのは当然ですね。

家の防犯はどうすればいい?7つのオススメ防犯対策

 

このように、土地探しで意見がスレ違ったときは家づくりと同じようにそれぞれのメリット、デメリットを書き出した上で、そのデメリットを補う方法があるのかどうか。

その中でお互いこだわりを尊重しつつ、お互いが納得できる納得できる最適な選択を取っていきたいですね。

まとめ

今回は家づくりで旦那さんと奥さまの意見がすれ違った場合、お互い納得できる選択をどうすれば取る事ができるのかという方法について見てきました。

不満というのは何かトラブルが起こった時に噴出しやすいもの。

せっかく家づくりをしたのに「〇〇がこう言ったから」なんて声を聞いてしまうのは寂しいものですよね。

トラブルが起こった時こそお互い力を合わせたいのに、マイナスな方向に進んでしまっては家づくりに掛けた大切な時間も報われなくなってしまいます。

 

家は家族皆が楽しく暮らすための物。

お互いの意見もふまえつつ、お互いのゆずれる所、ゆずれない所を話し合って、あなたの家族に合った家を創っていく。

その結果、楽しい家を手に入れられるだけではなく、夫婦お互いのことも尊重しながらより分かりあえる関係になれると1番ですね。

では。

 

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家づくり中に夫婦で意見のスレ違いが出たときはどうすればいい?

  • それぞれの意見に対してメリット、デメリットを書き出す。
  • デメリットを少なくする方法を考えた上で、譲れる場所は相手に譲る。
  • 自分が自分がではなく、お互いを尊重し合うことが家づくりでも重要。
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O型建築士

地域の工務店で1,500万円〜5,000万円の物件を年間20棟ほど携わる建築士。 家の設計の他、 工務店に向けた設計セミナーを開催。 今までに訪れた工務店の数は200を超える。 趣味は工務店と温泉巡り。 一緒に素敵な家を建てていきましょう! プロフィール詳細はこちら

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