壁紙クロスを選ぶ際に気をつけたい6つのポイント

内装打ち合わせの際、多くの人が(特に女性)楽しみにしているのが壁紙クロスの選択。

特に、アクセントクロスと呼ばれる、部屋の一面のクロスを変える時は「どれがいいかな?」と迷われることが多いと思います。

今日はそんな楽しくも悩ましい壁紙クロスの選び方についてご紹介します。

必ず大判サンプルを取り寄せる

壁紙サンプル

出典:https://www.sangetsu.co.jp/digital_book/wall.html

壁紙クロスを選ぶ際によくあるのがメーカーが出しているサンプル帳を渡されるケース。

「はい、この中から選んでください」と言われて、1ページ目からじっくりめくりながら「・・・・・いっぱいあるけど、どうやって選んだらいいかわからない」「いっぱいあるけど、どれもぱっとしない」と途方にくれるケースを今まで何度も見てきました。

 

これには理由があります。

サンプル帳のサンプルクロスは、ほとんどの場合、一辺が10cmにも満たない小さな紙片。

実際に壁となった時は、「数m」×「数m」という面になります。

そのため、全体像が浮かびにくくなってしまうんですね。

 

この場合は、できる限り大きなサイズでチェックすることが望ましいのですが、メーカーからはA4サイズ程度のサンプルを提供できるケースが多くありますので、設計士やコーデイネーターさんに伝えて、気になる品番はA4サイズ程度の大判を取り寄せてもらうのがおススメです。

また、A4サイズではわかりにくい場合は、同じ品番を複数枚取り寄せてもらい、いくつか並べて面をつくって見てみるという裏技もあります。

離れて見る

これも盲点なのですが、サンプル帳をじっくりチェックするあまり、壁紙から数cmの至近距離で見ている方が多いですが、これでは実際の見え方はわかりません。

壁紙クロスを見る場合、実際の室内の距離感で見るか、もしくはサンプルから1m〜2mほど距離を離して見るのがおススメです。

離れて見るためにも、大判のサンプルは必須となるんですね。

 

たとえば、グレーの細かなドット柄の壁紙クロスは、1m以上離れると、グレーのドット柄ではなくグレーの面に見えます。

薄い柄や細かな柄は、実際に壁に貼った時に柄の形がほとんど分からなくなってしまうんですね。

 

余談ですが、実際に細かなリボン柄をアクセントクロスに選んだお客様が、お家が完成した時、近づいて見ても、小さすぎてリボンなのかどうかわかってもらえない・・と嘆いておられたことも。

それだけ壁紙クロスを近くで見た時と遠くで見た時の印象は違ってくるので注意が必要です。

機能をチェックする

壁紙クロスの多くが、防炎や消臭、抗アレルゲン、防汚、吸湿、抗菌などの機能をうたっています。

サンプル帳の機能や、大判サンプルの裏に記載されている機能も検討材料の一つとすることをお勧めします。

 

特に、小さな男の子のいるご家庭のトイレの壁紙は、天井まで汚れが飛び散るケースもあるため、防汚や抗菌などの機能をおすすめすることが多いです。

パウダールームやトイレなどの水周り、キッチン、寝室、リビング、トイレ。使う場所にあわせて効果的な機能を選びたいですね。

サンプル帳の写真は100%ではないことを知る

小さなサンプルではわかりにくいけれど、その隣にある写真がとってもきれいだからこの壁紙にした。

こうおっしゃる方は非常に多いですが、「思っていたイメージと違う」という感想がよくあるのがこのケース。

「メーカーのサンプル写真はきれいに見えように照明をあてたり画像加工を施して”きれいに載せている”」ことを忘れないでくださいね。

日光の当たり方、照明の当たり方、方角、床の色、これらは各ご家庭で違う為、必ずしも同じように見えるわけではないんですね。

 

「ええっ、じゃあ何を信じたらいいの?」って思った方も多いのではないでしょうか。

そんな時こそ、先ほどご紹介した大判サンプルの登場です。

 

大判サンプルを取り寄せたら、日の光に当ててみたり、室内の照明の下で見てみたり、床材サンプルの上で見てみたり、実際に見える想定でのチェックを行ってみるのが効果的です。

加工も何もなく、目の前にある物が実物の壁紙クロスなので、イメージと違ったというのをかなり避けることができるんですね。

照明の色に注意

照明の色は、大きく分けて、夕焼けの色のようなオレンジ色の光をもつ電球色と、真昼の太陽のような白っぽい光をもつ昼白色という2タイプがあります。

大判サンプルを見る時、必ず天井から降りてくる光がどちらの色なのかを確認してみるのがおススメです。

 

光の色によって、色の見え方が変わったりしますので、きれいな薄緑だと思ったのに実際はグレーっぽく見える、とか、かわいいピンクだと思ったのになんだかくすんで見えるとか、実際に照明にあてて見てみることで実際の色加減がわかります。

アクセントをつけるなら、微妙な色違いと柄違いの品番は選ばない

ベースの壁紙は白い物にしたから、アクセントクロスを使って色味や柄を楽しみたい。

そう思う方も多いのではないでしょうか。

 

アクセントクロスは、特別好きなデザインや色でまとめる方が多いのですが、実はこちらも知っておいた方が良い注意点があります。

それは、A4サイズの壁紙クロスのサンプルは、実際の大きな壁面になった時に若干うすく見えるということです。

 

ベースのクロスと比べて微妙に違う色や柄をアクセントに選んだ場合、実際の壁や天井といった面になった時にほとんど違いが出ません。

折角のアクセントクロスがアクセントに見えず、何だか中途半端な印象を与えてしまう何てことも。

はっきりとわかる色違い、はっきりと違うデザインをアクセントに選択することで「アクセントクロス」は完成後に室内にアクセントをもたらしてくれるんですね。

心配な方は、設計士さんやコーディネーターさんに、選んだ壁紙クロスがアクセントとしてはっきり違って見えるかをアドバイスしてもらったり、施工事例など見てを確認しておくと間違いがありませんよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

選んだ壁紙クロスがイメージと違ったということや、せっかく苦労して「アクセント」として選んだ壁紙クロスが全く目立たなかった・・ということのないよう、壁紙クロスはまずは大判サンプルを取り寄せてチェックしてみてくださいね。

お気に入りの壁紙クロスを使って、毎日笑顔で過ごせるお家にしたいですね。

 

ed-commons(江戸小紋)小林

 

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