家づくり中のみなさま、こんにちは。ed-commons(江戸小紋)小林です。
さっそくですが、あなたは「内装ボード」という言葉を聞いた事がありますか?
床・壁・天井など内装の打ち合わせをしている皆さんは、もしかしたら「内装ボード」「化粧ボード」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今日は、内装ボードの新商品として業界でも注目を浴びているおしゃれな内装ボード「SOLIDO(ソリド)」をご紹介したいと思います。
内装ボードってなに?
内装ボードとは、柱と柱の間の壁を構成する石膏でできたボード状の建築部材のことを言います。
防火性、遮音性、寸法安定性に優れ、施工しやすい素材として、室内の壁や天井などに広く用いられています。
通常は、内装ボードの表面に壁紙クロスを貼ったり塗り壁にしたりして壁を仕上げていくため、内装ボードは家の完成時にはほとんど見ることはできない素材ですが、押入れや収納スペースなどの小空間の壁や天井に、石膏ボードの表面に壁紙クロスのようなシートを貼った化粧ボードを使用することがあります。
こうすることにより、壁紙クロスを貼る工程が省けてお値段がリーズナブルになるんですね。
このような化粧ボードと言われる物は色んな仕上げが施されているものがあり、壁紙のように見える物から木目のように見える物など、仕上げの種類は様々です。
そんな数あるボードの中でも、今回はかなり特徴的な「SOLIDO」について見ていきたいと思います。
SOLIDOの特徴
コーヒー豆のかすと紙カップをリサイクルして作ったエコ素材である
SOLIDOの大きな特徴は、スターバックスの店舗で発生するコーヒー豆かすと紙カップを分別し、リサイクル原料として使われていることにあります。
特に、表面にはリサイクルしたコーヒー豆かすの一部で着色した様子が見える状態で、内装ボード一枚一枚で異なる表情を持つオリジナル感を備えています。
この内装材は、スターバックスの店舗の内装でも使われており、スタバ好きなみなさんは見たことがあるかもしれませんね。
ちなみに、鼻を近づけてみても、コーヒーの香りはありませんでした。
化粧ボードとして使える
ここまで読んでいただいてお気づきになった方もいらっしゃるかと思いますが、SOLIDOはそのまま壁として使っていただける商品です。
石膏ボードの石膏は、セメント素材に近い素材ですので、コンクリートやモルタルなどのセメント系素材の表面によくでる白華(はっか)という白っぽいしみのような浮き上がりが出ます。
これが、使い古したような質感になっているんですね。
そのため、空間のアクセントにも使うことができるようになっています。
ボード表面にチョークで描ける
SOLIDOはチョークで絵や文字を描くことができます。
ただし、注意点として黒板のように消すことができませんので、お店などの毎日更新するようなメニューは描くことはできませんが、消さないものであればチョーク書きが可能です。
ご自身で絵を描かれる方や、絵の上手いお友達がいる方は、アートな空間にしてみるのも楽しいですね。
上から塗装もできる
「SOLIDO」はこのままでも充分味があって素敵なボードですが、上から塗装もすることができます。
スタバの壁の雰囲気にプラスαのオリジナリティを出したい場合は、塗装も検討してみてくださいね。
色むらがあっても風合いとしてはすてきなので、完成後に自分で塗装してみるというDIY好きな方にもオススメです。
まとめ
それでは「SOLIDO」のまとめです。
- 「SOLIDO」はコーヒー豆と紙コップをリサイクルして作られた味のある内装ボードで、スタバの壁に使われている。
- 化粧ボードとして壁に使える
- チョークで描ける
- 上から塗装もできる
いかがでしたでしょうか。
石膏ボードは、気軽に使える内装材です。
「SOLIDO」は通常の石膏ボードより少しお値段が高めですが、スタバの雰囲気を生かしたカフェ風内装をご希望の方は、ぜひ1度「SOLIDO」を検討してみてくださいね。
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