みなさんこんにちは。ed-commons(江戸小紋)小林です。
ただいま仕事の関係でパリに来ておりまして、せっかくなので、みなさんにもパリのインテリアトレンドをお伝えしていきたいと思います。
インテリアに興味がある方はぜひご覧ください。
引き続きトレンドはエイジング、ナチュラル、そしてインダストリアル
今回訪れたのは、パリのマレ地区周辺のインテリアショップ。
漫画のベルばらでオスカルとアンドレが死んだバスティーユから数キロ北上したエリアです(すいませんマニアックで・・)
ちなみに、バスティーユが陥落した7月14日は男装の麗人オスカルの命日でもありますが(フィクションです)、日本の熱烈なオスカルファンがバスティーユ広場に花束を手向けに来るそうで、話をまったく知らないフランス人たちが何事かと奇妙に思っているそうです。
すいません、話がそれました。
マレ地区は、もともと少しさびれた問屋街や倉庫街でした。
廃墟寸前の建物をアーティストやデザイナーが改造しおしゃれなブティックやレストランに次々と生み出し今ではパリのオシャレスポットの一つです。
東京でいうと、最近の清澄白河や蔵前といった雰囲気でしょうか。
今回マレ地区にある、日本人にも人気のMERCIやLa tresorerieをご紹介します。
MERCI
大きな古い建物を改造したMERCI。
中庭の赤い車と豊かに咲き乱れる緑の愛らしいガーデニング。
内部は白いペンキで塗りあげた木の梁や古びた木の床など、あえて古びた加工(エイジング)を施しています。
それでいて内装は非常にシンプル。
サンルームを思わせる天窓の吹き抜けを広く取り、明るい店内で商品を引き立たせています。
1Fはアパレル販売を中心に、2Fは家具、地下1Fには生活雑貨とカフェを併設。
決して高級感を目指しているわけではないけれど、自然を身近に感じ、丁寧でこだわりを上質とする暮らしを意識したラインナップです。
この辺はアメリカのポートランドスタイルにも通じるものがあり、引き続き強いトレンド感のあるインテリアジャンルと言えそうです。
特に、地下にはLEDのインダストリアルランプが大きなコーナーを持っていました。
アルミやホーロー製のシェード、電球、そして吊りのコードも自分で選べるカスタマイズ仕様。
どこまで保証があるのかはわかりませんが(笑)、インテリアジャンルにあわせ、オリジナル感満載の照明器具を自分で作ることが可能です。
※ただし日本に持って帰る場合は、日本の家電にあうよう電圧仕様などの変更が必要となります。もしお土産に持って帰ってきた場合は、地元の電気やさんに相談して日本仕様に変更してもらってくださいね。
La tresorerie
もう少し北上したところに位置するLa tresorerieは、北欧発信の生活雑貨ショップ。
美しくこだわりのキッチンウェアや掃除用具が丁寧に並びます。
カフェでは北欧料理も楽しめ、ランチやカフェタイムには多くの家族連れが訪れています。
フランスらしさを出す配色のコツは「グレイ」
フランスらしいインテリアに憧れる方は多くいらっしゃいますが、実はどうやったらフランスらしい配色になるかご存知でしょうか?
フランスは、エレガントな配色に長けた国ですが、伝統的にグレイの色が圧倒的に多いのが特徴です。
しかも、無彩色に近いグレイから、有彩色を混ぜたグレイまで本当にラインナップが豊か。
MERCIにもたくさんのグレイッシュな色合いがありました。
特に、触り心地のよい麻のリネンやタオルにこうしたグレイ系を持ってくることで、ぐっとフランスの上質なエレガントらしさ、が加わります。
フランスらしさを目指したいときは、ぜひグレイを合わせることを意識してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ちなみに今、この記事を書いている日は7/10(日)で本日はEURO2016というサッカー欧州選手権の決勝戦の日。
ホスト国であるフランスは朝から妙に盛り上がっております。先ほども車で走りながらフランスの国旗を振っている若者がおりました。
そして、対戦国であるポルトガルからも続々とファンが集結しており、今もカフェで記事を書いている私の隣の席ではポルトガル人が楽しそうにビールを飲みながら語らっております。
また改めて、フランスのインテリア事情もご紹介していきますね。
インテリアはこちらも参考にしてください。
→お洒落な家具や雑貨が見つかるおススメのインテリアショップ14選
→おすすめの名作チェア12選 + おしゃれな椅子をご紹介します
→部屋がおしゃれになる観葉植物25選。おすすめのインテリアグリーンをご紹介します。
→おしゃれカフェに学ぶ!部屋をおしゃれにするための3つの方法
家づくり、土地探しに必要な情報はこちらにまとめています。家づくりの参考にどうぞ。