こんにちは、O型建築士です。
家を建てようと思っていたら、何かよく分からない言葉を目にするなんて事よくありませんか?まず建築、不動産の世界で多いのは〇〇面積という言葉。さらには意味のよく分からないカタカナや読むのも難しい漢字の名前などなど。
今回はそんな疑問を解消するために、建築用語を皆さんに分かりやすいように解説していきます。
まず、第1回の建築用語解説は〇〇面積から「建築面積」をピックアップして見てみましょう。
今回からゲストとして「家を建てたい田中さん」と「なぜか建築に詳しい喜瀬川さん」に登場してもらいます。それではご覧ください。
建築面積って何?
建築面積とは、「建築物の外壁またはこれに代わる柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積」のことよ。
簡単に言えば1階の面積が建築面積と覚えておけばいいわ。
建築面積、応用編
じゃあ、この家の建築面積はどうなるかしら。2階が跳ね出しているオーバーハングしている家よ。
えー!喜瀬川さん1階の面積って言ってたじゃないですか!
それは簡単に言えばの話よ。正確には「建築物の外壁またはこれに代わる柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積」と最初に言ったでしょ。
文字だけだと意味が分からないところを教えてあげてるの。建築基準法には絵なんて描いてないから理解するの大変なのよ。
ボクのためを思って、ワザと引っ掛け問題を出してくれたんですね。ありがとうございます!
1階の部分に2階の跳ね出している部分を足した面積が建築面積になるんですね。
そうよ。建築基準法の言っている水平投影面積とはこういう事。真上から見て、床になっている部分が建築面積ということね。
ありがとうございます!やっと建築面積の意味が分かりました。
他にも例外はあるけれど、家を建てるならこれくらい覚えておけば十分よ。
次回予告
ふふふ・・、慌てないの。もう紙面がないでしょ。次回に教えてあげるわ。
それは読者さんの反響しだいよ。もしかしたら、あなたの変わりの人が出ているかも。
まとめ
いかがでしたでしょうか。「家を建てたい田中さん」と「なぜか建築に詳しい喜瀬川さん」による建築面積の解説をお送りしました。
建築面積は、難しい言葉で言えば「建築物の外壁またはこれに代わる柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積」の事です。一般的には「1階の面積に2階の床が跳ね出していればプラスする」くらい覚えておいてもらえば十分と言えます。(バルコニーは足さなくてもOKです)。どちらかというと建築面積は生活に直結することはあまりなく、建築士が把握していれば問題ない面積と言えます。次回、喜瀬川さんからお話があった「延べ床面積」について見ていきましょう。次回、田中さんは出演できるのでしょうか?
では。
→述べ床面積って何?覚えておきたい建築用語
家づくり、土地探しに必要な情報はこちらにまとめています。家づくりの参考にどうぞ。
→まるで教科書!理想の家をつくる方法【絶対保存版】
→土地探しから始める人のための、失敗しない土地の購入方法【絶対保存版】
→家を建てる前に必ず知っておきたい理想の家を建てる方法【絶対保存版】
建築士が教える今日の問題解決
建築面積って何?
- 建築面積とは「建築物の外壁またはこれに代わる柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積」の事。
- 一般的には「1階の面積」+「跳ね出している2階の床の部分」で覚えていればOKです。
- 建築面積は生活に影響する事はほとんどなく、建築士が把握していれば問題有りません。