よもやま話

転居の手続き一覧。新しい家に引越しする時に必要な8つの事。

皆さん、引越しの準備は大丈夫ですか?

 

今回は、引越しの時に必要な事をまとめました。

引越しをする時は、必要な手続きが結構あります。

特に新築の家を建てて引越すという人は、平日昼間に休みを取らないといけない住宅ローンの金銭消費貸借契約(通称「金消契約」)や家具、家電の手配、施主検査、家の引渡しなど、引越す1ヶ月前というのは物凄く忙しくなります。

忙しくなると必要な手続きもうっかり忘れがちになってしまいます。

そうならないように引越し手続きをまとめましたので、これから引越しをするという人はぜひ参考にしてください。

それでは引越し1ヶ月前から見て行きましょう。

引越し1ヶ月前

月

 

引越し1ヶ月前と言うとまだまだ時間があるように感じますが、そろそろ引越しの準備に取りかからないとまずい時期です。あとで手遅れになってしまう前に、何をしないといけないか見てみましょう。

 

引越し業者を決める

引越しが決まったら、まずは引越し業者を決める必要があります。引越しの見積もりの時間を考えると、1週間くらいはすぐに経ってしまうので、できるだけ早めに引越し業者を決めるに超した事はありません。

引越し業者を決めるのが遅くなれば、引越しを希望する日に引越し会社が一杯で空いてないなんて事も。その場合は金額が高くても空いている引越し業者に依頼しないといけなくなってしまいます。(特に2月〜4月は混み合います)

また、引越し日によって見積もりが安くなる事もあるので、引越し希望日をいくつか候補にあげておくのもおススメですよ。

 

では、引越し業者をどうやって選べばいいのか。

これは断然、引越し一括見積もりサイトを使うと便利です。

多くの皆様からご愛用!引越し達人セレクト見積もり

 

一括見積もりを取る事で引越代の相場観がつかむ事ができ、適正価格か適正価格よりも安い金額で引越しできる可能性がグンと高くなります。引越代は、できれば安く済ませたいですよね。

 

引越し会社の傾向としては、大手は金額が高めですが保証などの安心感があります。あまりにも安い所はそれなりといった感じです。

 

インターネットの申込み、または移転

引越しする際に早めに対応しておきたいのが、インターネット回線をどうするかです。

インターネットの回線工事は、申し込んでから意外と時間がかかってしまいます。ベストなタイミングは引越しと同時にインターネットが使える状態になっていることなので、インターネットの工事申込みは早いに超した事はありません。

 

引越しの場合、インターネット回線の選び方は2種類有ります。

1つは今使っているプロバイダーをそのまま使う方法。

もう1つが、今使っているプロバイダーを解約して新しく契約する方法です。

 

おススメは新しくプロバイダーを契約する方法です。

なぜなら、プロバイダーは新規に加入してくれるお客さんに対してキャッシュバックやキャンペーンを行っているので、インターネットを申し込むだけでお金をもらえます。

そのため、今のプロバイダーをそのまま使うよりもかなりお得です。(昔はプロバイダーのメールを使う事も多かったですが、今ではgmailなどプロバイダーとは関係ないメールが主流なのでプロバイダーを解約するデメリットがほとんどありません。ただ数ヶ月前にプロバイダーを変えた人は注意。数ヶ月解約してはダメって事もあります)。

 

新規にプロバイダーを契約するときの注意点として、オプションをつけないとキャッシュバックが無いところも結構あるので注意してください。オプションを付けて結局は高いお金を払ってしまっては意味がありません。

また、ストレスなくインターネットを使うなら“光”回線くらいは入れたいところですね。

 

オプション無しでキャッシュバックがもらえるのはコチラを参考にしてください。

他社より絶対お得なフレッツ光の申込窓口。

引越し1週間前

1週間

 

引越し1週間前になると、いよいよ引越しが近づいてきた事が実感するようになります。

さらに荷物の整理などやらないといけない事にも悩まされる時期です。

ここは落ち着いて、何をしないといけないかしっかり把握しましょう。

 

いらないもの、使わない物を処分する

引越し1週間くらい前になると、そろそろ荷物の整理をしたいところ。

引越しの準備をすると、いらないものや使わないものが必ずと言っていいほど出てきます。

そんな場合、処分するのも結構大変なものです。

もし不要品が大量にあるなら、業者に引き取りにきてもらうという方法もあります。

 

いらない物がなくなった後は、荷物の箱詰めに精を出していきましょう。

荷物は一日二日で片付けられる物ではないので、計画的に荷物を片付ける必要が有ります。

 

引越しの手続き

引越しの1週間前になると、必要な各種手続きもしていきましょう。

 

役所関係

引越し先が違う市町村なら「転出届」の手続きが必要になります。「転出証明書」を発行してもらい、引越し後に新しい自治体に持って行くという流れです。(「転出届」には引越し先の住所も必要なので、メモを忘れずに)

ちなみに同じ市町村に引越す場合は、引越し後に「転居届」を出せばOKです。

 

また国民健康保険の方は、引越し後に保険証を返納する必要があります。そのため返送用の封筒をもらっておくと便利です。

 

電気

電力会社に電気を止める日と新しく使い始める日を連絡する必要があります。

ただ、新築住宅の場合は、引渡した次の日から電気代が発生するように住宅会社が段取りしてくれています。

オール電化の場合はエコキュートの使い方を説明しに来てくれるメーカーもあるので、住宅会社に確認してみてください。

 

水道

水道も電気と同じように、水道代を清算する日と水道の使用開始日を連絡します。

新築住宅の場合は、電気と同じように自動的に切り替えてくれます。

(切り替えてくれない会社は、段取りの悪い会社の可能性大です。まぁ、すでに家は完成しているのでどうしようもありませんが・・)

 

ガス

ガスは使用開始の時に必ず立ち会いが必要となります。そのため、早めにガスの立会日を決めてしまうのが重要です。引越したけどガスが使えないなんて事は避けたいですね。ベストは引越し当日です。

 

郵便物の転居届

引越し前の住所に届いた郵便物を、新居へ転送してくれるサービスがあります。

郵便局、またはインターネットから申し込む事ができます。

日本郵便のe転居サービス

遅くても引越し前までには手続きしときたいサービスです。

 

その他の手続き

固定電話や携帯電話、NHK、スカパーなど使っているものは引越し手続きが必要になります。

 

それでは次に、引越し前日にやる事を見てみましょう。

引越し前日

引越し

引越しの荷造りを終わらせる

引越しの前日には引越しの準備のラストスパート。何としても荷物の箱詰めは終わらせときたい所です。

夜と引越し当日に使う物、掃除道具以外はすべて片付いているのが理想ですね。

 

もし、時間が取れないという場合は引越し業者に荷造りをお願いする事もできます(見積もりの段階で伝える必要があります)。プロが片付けてくれるので、かなりのスピードで部屋が片付いて行きます。私も何度か利用した事がありますが、費用対効果はかなり高かったです。

 

また、当日に引越代を現金で支払うなら、その費用は忘れずに準備しておきましょう。

 

ちなみに、家具類は引越し当日に引越し屋さんが養生して運んでくれるので、そのままでも大丈夫です。

 

ここでワンポイントアドバイス。

高級な家具や家電を使っている場合、デジカメや携帯で写真を撮っておくのがおススメです。

引越しには破損がつきもので、特に長距離の引越しであれば破損の確率がより高くなります。

そんな時、引越し前の画像があれば破損にあった時も引越しが原因かどうかすぐ判断がつくので、傷がついた時のトラブル対策となります。

引越し後

引越す

 

引越しが終わると、いよいよ新居での生活がはじまります。

まず最初にする事は荷物のチェックです。

 

荷物のチェック

引越しが終わって一安心といったところですが、まずは大きな荷物のチェックをしましょう。家具や家電に大きな傷が無いかどうかは最低限確認したい所です。

もし傷が合った場合、すぐに引越し会社へ連絡してください。時間が経てば経つほど引越しが原因か分からなくなるので、トラブルの原因になります。

 

余談ですが、私は椅子に大きな傷ができていた事があります。椅子が好きでいろんな椅子を集めているんですが、傷がついたのがマルニ木工のHIROSHIMAという椅子でした。

引越し業者に連絡したところ、引越し業者の家具屋で修理するとの事。どこかもよく分からない業者が家具を修理すると、傷を埋めて終わりなんていう恐ろしい結末が待っているのが想像できます。

お断りして、マルニ木工で修理するように引越し業者に手配してもらいました。やはり家具は製造してもらった家具屋に修理してもらうのが一番です。皆さんも家具の安易な修理には気をつけくださいね。

 

引越しのあいさつ

賃貸住宅だと近隣に挨拶する人が減っているみたいですが、新築住宅だとしっかり挨拶をしておきたいです。これから長い近所付き合いが始まるわけですから、できるだけ早めに近隣挨拶に行くと気持ちがいいですね。

 

各種手続き

役所への「転入届」や、国民健康保険の発行手続き、年金の住所変更は早めにやっておきたいところです。

さらに、結構重要なのが運転免許証の住所変更手続き。

 

最寄りの警察署へ印鑑と住民票や郵便物など新住所を確認できるものを持って住所変更します。

 

皆さんも身分証明書に免許証を使っている方が多いと思いますが、この住所変更を済ましていないと免許証は身分証明書としての役割を果たしてくれません。ですので、できるだけ早く運転免許証の住所変更をするのをおススメします。

 

あと、銀行の口座やクレジットカード、生命保険など住所の変更が必要なものは、忘れずに住所変更しておきましょう。クレジットカードなんかは期限が切れても新しいカードが届かないなんてことにもなりかねませんよ。

まとめ

新生活

今回は、引越しの時に必要な事をまとめました。

引越しは重労働で気が立ちやすく、折角の新居への引越しなのについつい夫婦喧嘩になってしまったなんて事もよくあることです。

でも、必要な事をしっかり把握して、ちゃんと準備すれば無用なケンカや揉め事は避ける事ができ、気持ちよく新生活を始める事ができます。

皆さんも今回の内容を参考に、気持ちに余裕を持って新しい生活を始めてくださいね。

では。

 

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O型建築士

地域の工務店で1,500万円〜5,000万円の物件を年間20棟ほど携わる建築士。 家の設計の他、 工務店に向けた設計セミナーを開催。 今までに訪れた工務店の数は200を超える。 趣味は工務店と温泉巡り。 一緒に素敵な家を建てていきましょう! プロフィール詳細はこちら

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