こんにちは、O型建築士です。
今日は結構好評な、知っておきたい建築用語シリーズをお送りします。
今回のテーマは「セットバック」についてです。皆さんは「セットバック」と言う言葉ご存知でしょうか?「セットバック」とは土地に関係する言葉で、「セットバック」がある物件には土地情報に「セットバック有り」と記載されています。
今回は「家を建てたい田中さん」と「なぜか建築に詳しい喜瀬川さん」にプラスして新キャラも登場してもらいます。
それでは、「セットバック」について詳しく見ていきましょう。
セットバックとは?
セットバックの注意点
まとめ
今回は「セットバック」についてお送りしました。「セットバック有り」の物件とは、道路が狭いために道路から下がった場所にしか家が建てられない土地のことです。ただ、「セットバック有り」の土地で一番大事なのは、現地を見た時に周りをよく見てみることです。車の出し入れもそうですし、周りの道路の状況もそうです。いつかは道が広くなるかもしれませんが、いつになるかは分かりません。日常の生活で道路の広さがストレスになりそうかどうかをしっかり考えることが、「セットバック有り」の物件を検討する時にはとても重要です。
では。
土地情報の見方を知りたい人はこちらをご覧ください。
→土地購入の注意点がたくさん載っている!土地の販売図面の見方を解説します。
家づくり、土地探しに必要な情報はこちらにまとめています。家づくりの参考にどうぞ。
→土地探しから始める人のための、失敗しない土地の購入方法【絶対保存版】
→家を建てる前に必ず知っておきたい理想の家を建てる方法【絶対保存版】
建築士が教える今日の問題解決
セットバックって何?
- 家を建てる場合、幅が4mの道路に面してないといけない。
- 家の前の道路が幅4mに満たない場合、道路中心線から2m下がったまで敷地を後退させることをセットバックと言う。
- セットバックの面積は建ぺい率、容積率に算入できない。
- セットバックがある土地を購入する場合、車の出し入れや、周囲の道路状況などをよく理解することが重要。