こんな住宅営業マンはイヤだ。土地のことを知らない営業マン。

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こんにちは、O型建築士です。

今日は久しぶりに住宅会社で働く営業マンシリーズをお送りします。

今日のテーマは「土地のことをよく知らない住宅営業」についてです。ここ数年、良い住宅営業とお客さんに迷惑をかける住宅営業の違いをよく目にするのですが、お客さんにかなり迷惑をかけるのが今回の「土地のことを知らない住宅営業」です。

この住宅営業マンが担当になってしまうと、後々かなりのストレスになってしまいます。今日は、そんな「土地のことをよく知らない住宅営業」の特徴とその対応方法についてお送りします。

土地のことを知らない住宅営業マンの特徴

それでは、田中さんに土地のことをよく知らない営業マンを体験してもらいましょう。

家を建てたい 田中さん
こんにちは。この土地に家を建てたいんですが。
ダメな住宅営業 駄目本さん
分かりました!すぐにプランと見積もりをつくります。

 

土地のことをよく知らない営業マンは、土地のことについてほとんど話をしません。

通常は、まずは土地を確認して家を建てるのに必要な予算取りをした資金計画書をつくります。

 

ダメな住宅営業 駄目本さん
プランと見積もりをつくりました。これでどうですか?
家を建てたい 田中さん
ふむふむ。家を建てる総予算はこれくらいなんですが、予算的に大丈夫ですか?
ダメな住宅営業 駄目本さん
大丈夫ですよ。任せてください。
家を建てたい 田中さん
この人は家の事よく知ってそうだし、任せても大丈夫そうかな。
家を建てたい 田中さん
じゃあ、お願いします。
ダメな住宅営業 駄目本さん
ありがとうございます。一緒に良い家をつくりましょう。

 

その後・・、

田中さんの土地に水道が引き込まれていないことが判明しました。

 

ダメな住宅営業 駄目本さん
こんにちは田中さん。実は、田中さんの土地に水道が引き込まれていなくて、水道分担金が30万円かかってしまいます。
家を建てたい 田中さん
そうなんですか!うーん、30万円は痛いけど水道は必要だから仕方がないか。

 

こうして、徐々に必要なお金が増えていきます。

さらには下水道とつながっていない事が工事中に判明・・。

 

ダメな住宅営業 駄目本さん
こんにちは、田中さん。実は、田中さんの土地は下水道とつながっていないことが分かりました。
家を建てたい 田中さん
えー!また30万円くらい必要なんですか?
ダメな住宅営業 駄目本さん
費用は大丈夫です。田中さんの地域は役所の負担で下水道をつないでくれます。
家を建てたい 田中さん
なんだー、ビックリさせないでくださいよ。
ダメな住宅営業 駄目本さん
ただ、役所の工事なので、工事の入札からスタートすることになり、家の完成の日が遅れてしまいそうなんです。
家を建てたい 田中さん
えー!!

 

土地のことを知らない住宅営業は、家を建てるのに何が必要かがよく分かっていません。結構行き当たりばったりって事が多いので、インフラの手配をしていなくて工事が遅れることがよくあります。

そんなバカなと思われるでしょうが、これが結構有るんです。

さらには・・・。

 

家を建てたい 田中さん
駄目本さん。外構の予算が全然足りないんです。
ダメな住宅営業 駄目本さん
そうなんですか?最低限必要な予算は資金計画に入れておきましたよ。
家を建てたい 田中さん
この人に頼んだボクがバカだった・・。

 

外構というのは、土地の形、土地の大きさや形状、道路や隣地との高低差によって大きく変わってきます。そのため土地に合わせた予算取りが必要になってきます。そのため、最低限の予算取りしかしない住宅営業マンが担当だと、必ず最後に予算がオーバーします。

その結果。

 

なぜか建築に詳しい 喜瀬川さん
田中君の家、家具と電気製品が全く無いじゃないの。
家を建てたい 田中さん
予算が資金計画よりオーバーし過ぎて、家具と電気製品がまったく買えませんでした。
なぜか建築に詳しい 喜瀬川さん
・・・。
なぜか建築に詳しい 喜瀬川さん
田中君、あなたいったいどんなどこで家を建てたのよ・・。

 

いかがでしたでしょうか?土地のことをよく知らない営業マンが担当だと、いろんな問題があとで起こってきます。特に必要なお金がどんどん膨らんでいくのは、かなりのストレスですね。

それではこんなことにならないために、土地のことをよく知らない住宅営業かどうかを見分ける方法について見ていきましょう。

土地のことをよく知らない住宅営業を見分ける方法

土地を見分ける

家を建てる土地のメリットとデメリットを聞いてみる

まずは家を建てる土地のメリットとデメリットを聞いてみてください。もちろん、お客さんの土地のデメリットをたくさん上げる住宅営業はあまりいないでしょうが、お金が必要になったり本当に注意した方がいいポイントは、土地の事を理解していれば必ず教えてくれます。後々問題になることが分かっているからです。

このメリット、デメリットを適当に流す住宅営業は要注意です。

資金計画書をよく説明してもらう

資金計画書には、必ず「土地」の項目がのっています。この「土地」の項目を詳しく説明してもらうと土地のことを良く理解しているのかどうか分かります。うやむやな説明や予算取りが一切無い場合は注意が必要です。

他社の資金計画と比べてみる

それでも心配な方は、他の住宅会社の資金計画書と比べてみるのも1つの方法です。資金計画書の「土地」の項目を比べてみて、一方で予算取りされているのに一方で予算取りされていない項目があれば、土地のことをよく分かっていない住宅営業である可能性があります。

まとめ

住宅営業マンの中には、家のことは詳しいけども土地のことはよく知らない営業マンというのがたまにいます。土地のことをよく知らない営業マンが担当だと、あとで土地に関するいろんな問題が起こってきて、必要な予算や工期にまで影響してくる事があります。

私の本職は建築士ですが、不動産屋と間違われるくらい土地の事をテーマにした記事を書いているのは、それだけ土地と家は切っても切れない関係だからです。そのため、「土地だけ詳しい」、「家だけ詳しい」という住宅営業と建築士はどこかバランスが悪い家しかつくる事ができません。良い家をつくるためには、土地も家もどちらも詳しいパートナーと家をつくる必要があるのです。

次回は、私が実際に体験した「土地を知らない住宅営業」についてお送りしますね。

では。

 

住宅営業についてはこちらも参考にどうぞ。

→住宅営業マンの役割とは?理想の営業マンの見つけ方

→読めば分かる!住宅営業マンの説明書。熱血営業マン編

家づくり、土地探しに必要な情報はこちらにまとめています。家づくりの参考にどうぞ。

まるで教科書!理想の家をつくる方法【絶対保存版】

土地探しから始める人のための、失敗しない土地の購入方法【絶対保存版】

今日の問題解決

土地のことをよく知らない住宅営業は何が問題なの?

  • 土地に関する問題が後々起こってくる。
  • 土地の問題として、お金や工期に影響を与える。
  • 良い家をつくるためには、家と土地、それぞれの知識が必要。