ツッコミどころ満載の住宅チラシが入っていたので、ツッコミを入れます。

チラシ2

こんにちは、O型建築士です。

皆さんの家にもたまに入っている住宅のチラシ。私の家のポストにもたまに入っています。住宅や不動産のチラシは一応サッと目を通すようにしているのですが、あまりにツッコミどころ満載の住宅のチラシが入っていたので、今回はこのチラシにツッコミを入れてみたいと思います。皆さんも、こんなチラシをつくっている会社の家はくれぐれも注意してくださいね。それでは、ツッコミどころ満載のチラシを見てみましょう。

ダメな住宅のチラシ

ダメなチラシ

こちらが私の家に入っていた住宅のチラシです。会社名など販売に影響しそうなところは消していますので、ダメなチラシの参考例として参考にしてください。

予備知識として、このチラシは建売住宅のチラシでまだ完成している訳ではなく、今は工事中の物件です。

売り文句に魅力が無い

最初に目についたツッコミポイントは、売り文句です。こちらが拡大したものです。

家のダメなチラシ

 

まず1つ目から間違えています。人口大理石ではなくて人工大理石です。さらに、「浴室乾燥機」、「温水洗浄機能付トイレ」、「シャワー付洗面化粧台」、「LEDダウンライト」、「床下収納庫」は設備関係と言えます。こういうどこの会社でも入れられる設備を売りにする家は、大した家ではありません。(前にもお話させていただきました。)

残念な工務店を簡単に見極める方法

 

建売なら仕方ないと言えば仕方ないかもしれませんが、半売り文句の半分以上が設備の家ってどうなんでしょうか。しかも、どれも大した設備でないところが、さらなるツッコミどころとなります。

さらには「地盤保証10年」と「24時間換気システム」は無いと家が建てられないので何のウリでもありません。当たり前の事です。そして「ペアガラス」。今の時代では「ペアガラス」より下の「シングルガラス」を使うことはありません。最近ではアパートでも「ペアガラス」くらい入っています。そのため、「ペアガラス」は性能的に最低レベルのサッシであり、入っていて当たり前と言えます。

この売り文句の中で強いて魅力を上げれば、都市ガス、本下水くらいでしょうか。(これは家ではなく土地のウリですが・・。)

図面がおかしい

チラシの図面がおかしい

 

このチラシには配置図という図面が載っています。敷地のどこに家が建っているのかが分かる図面です。配置図では、基本的に家の外周を家として描写します。

このチラシの配置図に載っている家の形と1階の外周の形を比べると、かなり違いがあるのを皆さんお気づきになりますか?配置図の家の形がおかしいですし、妙に横に長くなっています。

これだけ違いがあると、すでに配置図としての役割を果たしていません。車の停め方にも影響が出てくるほどです。果たして、配置図のように本当に車は停められるのでしょうか?とても疑問です。

図面でもう1つ。

和室6帖

 

和室に出入り口がありません。多分、図面をチラシに加工する段階で消えてしまったのでしょう。先ほどの人工大理石もそうですが、この会社さんはもう少しチラシをチェックしてから印刷した方がいいです。このあたりの荒さを見ると、チラシを見た人にはいつも雑な仕事してるという印象しか与えません。いい加減なチラシを配ると、宣伝どころか逆効果になってしまいます。

間取りがおかしい

廊下が長い

間取りにもツッコミどころが満載です。まず一番目につくのはホールの広さです。ホールと書いていますが、この間取りだとほとんど廊下ですね。家の大きさの割に廊下の面積が大き過ぎます。さらに窓もほとんど無いので薄暗〜い廊下なのが目に浮かんできます。

さらにLDKも使いづらくて狭く見える造りです。そもそも、この家は玄関の位置をこの場所に持ってきたのがおかしな間取りの元凶と言えます。このヘンテコな家を設計した人は営業マンでしょうか。こういう住みにくい家をつくることで、世の中に価値のない家が増えてしまうのはとても残念な事です。おそらく、家を金儲けのためにつくっていて、住む人の事をよく考えていないのでしょう。

最後に窓です。以前、外観と性能の2つの面で「引違い窓」は多用しない方がいいというお話をしましたが、見事に「引違い窓」を使いまくっています。色が付いているところが「引違い窓」です。

窓がダメ

半分以上が「引違い窓」ですね。外観に目をつむったとしても、家の性能が心配です。

家の光や風を左右する!家を建てるなら知っておきたい窓の話

 

家の外観と「引違い窓」が気になる方はこちらをご覧ください。

→新築の家を建てるなら気をつけたい外観の話

まとめ

勢いがついてかなりツッコミを入れてしまいました。(まだまだ言いたい事はありますが・・。)建売の家だからと言ってしまえばそれまでですが、全体的にこの家は金儲けのための家であり、住む人の事を考えた家ではありません。チラシからそういうメッセージがににじみ出ていると言えます。

これはただの住宅のチラシですが、住宅のチラシは会社の姿勢がよく表れるものです。建売住宅であっても、もっと住む人の事を考えた家が増えてくれれば、日本の住環境はもっとよくなると思うととても残念です。私のブログの読者の皆さんは、間違ってもこのような会社で家を建てたり買ったりしないよう気をつけてくださいね。家は住んでからが本当のスタートですから。

では。

 

家づくり、土地探しに必要な情報はこちらにまとめています。家づくりの参考にどうぞ。

まるで教科書!理想の家をつくる方法【絶対保存版】

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今日の問題解決

ダメな住宅のチラシにツッコミを入れてみた

  • 売り文句に魅力が無い。
  • 図面がおかしい。
  • 間取りがおかしい。
  • 住宅のチラシは会社の姿勢が現れます。皆さんも変な会社に引っかからないようにしてくださいね。