先週、日本に上陸した台風18号の影響で北関東、東北地方を中心に大きな被害が出ました。
被害にあわれた方々に心からのお見舞いと、一日でも早い復興をお祈りいたします。
鬼怒川が決壊するという大きな被害があった今回の大雨ですが、建築業界ではある事が噂になっています。
今回はその噂について詳しく見ていきましょう。
建築業界での噂
それはTVの中継で映し出されていた、電柱にしがみついて救助された男性と、屋根の上に避難して救助された犬とご夫婦の中継シーンで映っていました。
印象的な放送だったので、記憶にある方も多いと思います。
こちらの映像です。
Photo:http://ringosya.jp/trend-tochigi-kinugawakekkai-hebelhouse-7559
手前に電柱につかまっている男性、奥の家屋の屋根に人がいるのがわかります。
この映像が建築業界で話題になっている映像です。
何が話題になっているかと言うと、真ん中の白い家です。
実はこの家、まわりの家が濁流に飲み込まれ流される中、まったく流されていません。
さらに屋根に人が乗っている家屋ですが、あれは白い家の隣に建っている家ではなく流されてきた家屋です。
そんな流されてきた家屋がぶつかっても、ビクともしていないんです。
この白い家が電柱の男性と屋根の上のご夫婦を守ったと言っても過言ではありません。
これだけ日本全国に印象的な放送が流れた家です。
そこでこの白い家はどこの会社がつくった家なんだという事が騒がれ始めました。
その結果、最近ヘーベルハウスで建てた家である事が判明しました。
もう一度位置関係をおさらいするとこんな感じです。
Photo:http://ringosya.jp/trend-tochigi-kinugawakekkai-hebelhouse-7559
まさに人を守った家ですね。
まわりの家は昔から建ってる家が多そうなので、一概にヘーベルハウスの家が強かったのか、新築の家なら流されなかったのかは定かではありませんが、ヘーベルハウスの家は少なくとも洪水にも流されないことが分かった訳です。
ヘーベルハウスは地震や火事に強い事をウリにしているので、正にその通りの結果になったんですね。
川の側で家を建てる時に気をつける事
あくまで想像になりますが、洪水の場合にポイントとなるのは家が流されないようにどれだけ強く基礎と繋がっているかと、外壁が濁流や物がぶつかって壊れないかどうか重要になると思われます。(国は流されなかった家を検証して、ぜひ公表して欲しい)
川の側など洪水が起こるかもしれない場所は、自治体が出しているハザードマップというものを参考にすれば判断できます。
土地を買う、家を建てるという時は、ハザードマップを元に洪水のリスクを判断し、可能であれば家も頑強につくっておくのが命を守ることにつながっていくんですね。
では。
家づくり、土地探しに必要な情報はこちらにまとめています。家づくりの参考にどうぞ。