家にいる時いつも体にふれる床。
そんないつもふれる床だからこそ、これだけは使って欲しいという一押しの材料が有ります。
それは無垢材の床です。
無垢材の床とは、自然の木そのままを使ったフローリングの事です。
無垢材の床の何が良いのか?
一番はその肌触りと質感です。
単純に、さわっていて気持ちいいです。
そして、時間が経つほど味が出てきます。
革製品が、時間が経つほど味が出てくるのと同じですね。
無垢材のフローリングにはデメリットもあります。
傷がつきやすく、メンテナンスが必要になります。
工事も合板のフローリングより手間がかかり、コストも割高になる事が多いです。
ただ、合板のフローリングは傷がついたり時間が経つと劣化して見えるだけですが、革製品と同じで使うことで変わっていく様子がまた楽しいのが無垢材です。
住宅会社に行った時、無垢材のフローリングをぜひ体感してみてください。
(無垢材を面倒くさがって扱ってない会社もありますが)
体がよくふれる床に無垢材を使うと、本当に気持ちがいいです。
特に、お子さんがいる方や、これからお子さんが生まれてくる方はぜひ使ってみてるのをお勧めします。
子供が大きくなっていく過程で、本物の材料にふれられる環境で育つことはとても大切です。
なぜなら、「本物」と「本物でない物」の区別をする力が養われるからです。
こんな話をたまに聞きます。
「家を建てたけど、賃貸住宅をグレードアップしただけに感じる」
この様に感じる人は、古い家に住んでいて、独立して賃貸へ引越し。
そして家を建てた方が多いです。
なぜなら、昔の家はすきま風があったり断熱性能は低いですが、使っている材料は本物の木や畳や土です。
新建材が出てくる前なので本物の材料しか無く、本物の材料にふれながら育った方だからです。
私自身、古い家で育ちました。
古くてボロボロで友達の家と比べると、くたびれた感じがして家に対してコンプレックスがある少年時代でした。
しかし、今では逆に感謝しています。
なぜなら、体に良いものと悪いものを見極める力がついたからです。
無垢材も種類があるので、好みの材料に出会うと家はより楽しい場所になります。
床の種類についてはこちらを参考にしてください。
→おしゃれな家は皆使っている!おすすめ無垢フローリング12選【保存版】
好みは人それぞれですが、無垢の床材はホント気持ちいいですよ。
では。
家づくり、土地探しに必要な情報はこちらにまとめています。家づくりの参考にどうぞ。
→土地探しから始める人のための、失敗しない土地の購入方法【絶対保存版】
→家を建てる前に必ず知っておきたい理想の家を建てる方法【絶対保存版】
建築士が教える今日の問題解決
おススメの床材ってあるの?
- 無垢材のフローリングは肌触りが気持ちいい。
- 無垢材のフローリングは時間が経つほど味が出てくる。
- 子供が本物の材料にふれながら育つと、本物が体で分かるようになる。