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解体工事をする時に重要な3つのポイントをご紹介します

「解体業者を選ぶときのポイントってあるんでしょうか?」

読者さんよりこのような質問をもらいました。

 

確かに解体工事って滅多に依頼する事がないので、何を基準に選べばいいか分からないですよね。

そこで今回は、解体工事のポイントと解体業者の選び方についてお伝えしたいと思います。

それではどうぞご覧下さい。

解体屋を見つける方法

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「家を建てるために古家付きの土地を買った」とか「家が古くなったので新しい家に建替える」といった場合、古家の解体工事をする必要が出てきます。

そんな時にお世話になるのが解体屋です。(解体業者とも言います)

解体屋とは、家を解体して更地にするのを専門とする会社のことです。

 

家を解体したいときは、まずこの解体屋をみつけてきて、解体工事をしてもらうという訳ですね。

 

解体屋をみつけるための主な方法は2つ。

「近隣の解体業者をネットで見つけたり、知り合いから紹介してもらう」、もしくは「工務店や住宅会社からの紹介」がほとんどです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

近隣の解体屋をネットで見つけたり、知り合いから紹介してもらう

解体業者の場合、お店として店舗を構えている所はまずありません。

一般的な解体業者は機材やトラックが空き地に止めてあって、そこに事務所があるといった感じです。

 

そのためネットで見つけたり、知り合いから紹介してもらって解体屋をみつけるのが一般的です。

ただ、ホームページを持っていない解体屋も数多くあるので、解体屋を見つけるのは意外に難しく、解体一括見積もりサイトなんかを利用してみるのもいいですね。

 

工務店や住宅会社の紹介

解体工事を依頼する時というのは、土地を更地にしたいときか、家を建替えるなど土地を再利用する場合がほとんどです。

そのため、家を建替える場合などは新しい家を依頼する工務店や住宅会社から解体業者を紹介してもらうという事もよくあります。

工務店や住宅会社からの紹介の場合、相見積もりをとることが少ないので割高になる可能性もありますが、紹介という事で適当な工事をされる可能性が低いという安心感があります。

解体工事の相場

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解体費用の目安としては、木造住宅で坪30,000円〜50,000円くらいが一般的です。

その他に家の中にどれだけ物が残っているかや、ブロック塀を壊すなど庭や外構をどこまで解体するかでも金額が変わってきます。

また、浄化槽がある家なら、浄化槽を撤去するかどうかでも数十万円ほど費用が変わってきますし、道路との高低差や車が止められるかどうかでも解体費用は変わってきます。

 

ここで解体費用のワンポイントアドバイスを。

基本的に解体業者の見積もりは、自分のところで機材を持っているかどうかで金額が変わってきます。

機材をリースで借りるとそれだけ割高になってしまうんですね。

そのため、自前の機材を持っている解体業者を選ぶ方が金額は安くなりますよ。

解体屋を選ぶ際の注意点

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解体屋を選ぶ際は見積もりの金額も重要ですが、解体費用だけにこだわると後々やっかいな問題が起こることもあります。

解体屋によって仕事の丁寧さや近隣対応が違うからです。

 

解体屋というと荒々しいイメージが思い浮かぶ方も多いと思いますが、イメージそのままで解体屋は荒々しい人が多いです。

また、解体という工事柄、場合によっては近隣の家の塀を壊してしまった・・。

なんて事も起こります。

 

そんな時に解体費用が安いだけでしっかりと対応してくれない業者だとすごく困りますよね。

解体は近隣に被害を与えてしまう可能性が高いので、工事ももちろんそうですが近隣対応もしっかりした解体業者を選ぶのが重要です。

 

このような場合、意外に安心なのが工務店や住宅会社から紹介してもらう解体屋です。

工務店や住宅会社は解体が終わってやっと家を建て始めることができるので、解体は問題なく終わらせるのが大前提となります。

そのため、ある程度対応がしっかりした解体屋を紹介する必要がありますし、場合によっては工務店や住宅会社の担当者が問題があったときに間に入って対応してくれることもあります。

多少割高な傾向はありますが、現場対応を安心して任せたいという方は、工務店や住宅会社から紹介の解体業者に解体工事を依頼するのがおすすめです。

まとめ

今回は解体工事のポイントについてお伝えしました。

最後に、家を解体する時のアドバイスを1つご紹介します。

 

今住んでいる家を建て替える場合、あまり早く家の解体工事をしてしまわない方がいいです。

理由は、早くに解体してしまうと、家づくりで何かあった場合のデメリットが大きすぎるからです。

場合によっては予算が合わないとか、最悪の場合、新しい家が法律に適合していなくて計画をやり直しなんてことも起こらないとは言い切れません。

家の計画が白紙になる上に、家が解体で無いなんてことは絶対避けたいですよね。

そのため、家の解体は新しい家の建築確認申請がおりて予算的にも大丈夫だと分かってから解体するのがオススメですよ。

 

最後にもうひとつ。

立派な梁がある古家に住んでいる方は、解体の時に梁を保存しておいて新居で梁を使うなんてこともできるので、古民家風の家が好きな方は工務店に相談してみるのもいいですね。

では。

 

家づくり、土地探しに必要な情報はこちらにまとめています。家づくりの参考にどうぞ。

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建築士が教える今日の問題解決

解体業者を選ぶときのポイントって何?

  • 解体業者は自分で見つける以外に、工務店に紹介してもらう方法もある。
  • 木造住宅の場合、解体費用は坪30,000〜40,000円くらいが目安。
  • 金額だけ見るのではなく、しっかりした対応ができる解体業者に依頼するのが重要。
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O型建築士

地域の工務店で1,500万円〜5,000万円の物件を年間20棟ほど携わる建築士。 家の設計の他、 工務店に向けた設計セミナーを開催。 今までに訪れた工務店の数は200を超える。 趣味は工務店と温泉巡り。 一緒に素敵な家を建てていきましょう! プロフィール詳細はこちら

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