よもやま話

新社会人に向けて伝えたい、ただ1つの事

今日、一人で食事している時に近くの席に座っている若者の声が耳に入ってきました。どうやら4月から新社会人として働き始めるようで、残り2日の学生生活を仲間達と名残惜しみながら食事をしているようでした。聞き耳を立てる訳ではないですが、少しぼやきのような声が聞こえてきました。

要約すると、「4月から社会人になるのがイヤだ。こんな風に思っている同年代が数十万人いるんだろうなぁ」そんな会話でした。4月からの新生活に不安を抱いているんですね。今回は家づくりから少し離れて、新社会人に向けて一言エールを送りたいと思います。

不安に思うのはあたりまえです

不安

皆さんが不安に思うのは当たり前です。今までとは違う世界に入るのですから。しかも、今までよりも責任を背負う事になります。でも責任は感じるけれども、自分に何が出来るか分からないのでさらに不安になります。

ただ、その不安に思う心も大切にして下さい。その不安は責任感の裏返しです。あなたはまだ何もできません。何もできないのであれば、まず周りから必要とされる存在になることを意識してください。

「失敗したらどうしよう」、「ダメな社員と思われたらどうしよう」こんな事を考えて気に病むくらいなら、何でもいいので周りの人のために行動してください。失敗は結果です。周りの人もあなたが今、何かできるとも思っていません。そんな事で心にブレーキをかけるよりも、小さな事からで構いません。少しでも周りの人に必要とされる存在になってください。あなたが気付いた時、あなたは周りの人にとって必要な存在になっているはずです。

上司が部下に思う事

進む道

私の部署にも新入社員が入ってきます。そして上司は新入社員が何もできない事を知っています。何もできないのを知っている以上、新入社員として部署の一員となれば、どのような失敗をするのもどのようなクレームをもらうのもすべては上司の責任です。そう考えて、上司は新入社員を迎えます。

あなたが不安に思う事は無駄ではありません。でも怖がる必要はありません。それがチームであり、ビジネスパーソンとして育て上げる覚悟を上司は持っています。そして、あなたにいつか部下ができた時、あなたは知っているはずです。新入社員の不安感がどんなもので、それがいかにちっぽけな物かを。この事を知っているから、あなたは新入社員の気持ちが分かるはずです。

私も上司にこのように指導をしてもらい、守ってもらいました。今度はあなたが新入社員を守ってあげる番です。

ビジネスパーソンとしての正否は最初の上司によってきまるのですから。

 

全ての新社会人の皆さん。社会に出て働くという事を楽しんでください。あなたが思っている以上に楽しい世界が待っています。

 

では。

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O型建築士

地域の工務店で1,500万円〜5,000万円の物件を年間20棟ほど携わる建築士。 家の設計の他、 工務店に向けた設計セミナーを開催。 今までに訪れた工務店の数は200を超える。 趣味は工務店と温泉巡り。 一緒に素敵な家を建てていきましょう! プロフィール詳細はこちら

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