これからのLDK照明でリビングライコンを使う3つのメリット

家づくり中のみなさま、こんにちは。ed-commons(江戸小紋)小林です。

 

家づくりをする時、途中で電気配線の打ち合わせというのを行います。

家の照明やスイッチの位置を決めるんですね。

このように家づくりではスイッチの位置も打合せをしながら決めるのですが、お引渡しの時によく聞かれるお声が「沢山ありすぎて、なんのスイッチだかよくわからない」という声。

 

たしかに、節電や動線を考えて「このスイッチはキッチン用」「このスイッチはダイニングテーブルの照明用」「このスイッチはリビングの間接照明用」と照明器具の配線ごとにスイッチをわけることが多いため、住み始めたタイミングやご高齢のご家族がいらっしゃる場合には混乱されるケースを見る事があります。

一つ一つスイッチを確認して「あ、これはあそこの照明用か」「あ、間違えた」などと繰り返すようでは、自分のお家として使い勝手をカスタマイズされた配線計画とは言えませんね。

そこで今日は、沢山ある照明器具のあかりを一つのスイッチボードでコントロールできるリビングライコンという配線パーツをご紹介します。

リビングライコンとは

パナソニック 照明 リビングライコン5回路マルチ調光タイプ(親器) 【NQ28751WK】[新品]【RCP】

リビングライコンとは、一言でいうと、複数の照明器具のオンオフや光の色や強弱などのあかりレベルをワンタッチでコントロールできるパナソニック製のコントロールパネルのことです。

リビングライコンがあることで、たとえば室内で勉強する時用のあかり、夕食の時用のあかり、家族団らんの時用のあかり、バータイムの時用のあかり、というような、リビングやダイニングを誰がどう使用するかといった場面(シーン)に合った明かりをワンタッチでコントロールする事ができるようになります。

 

たとえば、勉強する時用のあかりに必要なのは、明るく文字がはっきり見るための昼間の太陽の光のような昼白色。

作業するあかりでもあるので、子供達が宿題をやっている間にキッチンで夕飯の支度をしているということであれば、キッチンまわりのあかりも作業しやすい明るく白っぽいあかりを使いたいですよね。

それに反して、夕飯が終わって家族団らんの時のあかりは、キッチンでの作業は終わっているのでそこまで明るくなくてもよいという風に変わっているかもしれません。

逆にリビングの照明のあかりがオレンジ色のやわらかく落ち着く色合いを選択すれば、心落ち着けるやすらぎの空間になりますよね。

 

このように、リビングライコンは夕方〜夜にかけて、使う照明のあかりレベルや場所が変わるのをいちいちスイッチやコントローラーで操作しなくても、シーンごとに登録できるといったすぐれもののコントローラーなんです。

リビングライコンのメリット

それでは、リビングライコンのメリットについて見ていきましょう。

 

沢山あるスイッチが1つにまとまり、見た目すっきり

出典:http://www2.panasonic.biz/es/lighting/home/control/living-lightcontrol/

なんといっても、壁に沢山あるスイッチや調光器をリビングライコン一台に集約できるのが魅力。

「なんの照明のスイッチなのかわからない」といったストレスが軽減され、壁の見た目もとってもすっきりします。

リビングライコンのパネル色は、白とシルバーがあり、インテリアにすっきりと溶け込むデザインです。

 

節電対策にも◎

生活のシーンごとにあかりを切り替えることで、シーンに適した明るさのあかりだけを使えるので、無駄な電力消費を上手に省くことができます。

現在の新築はほとんどがLED照明で、LED球は従来の白熱灯球よりも光が広がりにくい性質をもっているので、配灯数が少し増えているケースが多いのですが、「全部つけっぱなし」が少なくなり節電効果が生まれます。

 

調光や調色レベルも事前設定で操作が楽

出典:http://www2.panasonic.biz/es/lighting/home/control/living-lightcontrol/

調光・調色可能な照明器具を選択される方も多いと思いますが、実際に住宅完成後のお客様に聞いてみると「一度調光・調色レベルをコントローラーで決めてしまうと、使うたびにあかりレベルをいちいち調整することはあまりしない方が多いです。

「ほとんどオン・オフしかさわりません」という方も結構いらっしゃいます。

でも、そうなってしまうと折角の調光機能がもったいないですよね。

どんな時でも同じ明かりになってしまいます。

 

一方、リビングライコンでは一度シーンごとにあかりレベルの設定をしてしまえば複数のシーンのあかりレベルを再現できるので、とっても簡単です。

 

リビングライコンのデメリット

かなり便利なリビングアイコンですが、デメリットもあります。

次にリビングライコンのデメリットについて見てみましょう。

 

3路スイッチとして使えない

まず3路スイッチとは何かについて見ていきましょう。

普通、照明はスイッチを押すことで明かり付きます。

その照明が2カ所のスイッチからオンオフできるのを3路スイッチと呼びます。

例えば3路スイッチの代表的な例は階段。

階段の照明は1階と2階、どちらからでも照明を付ける事ができますね。

これを3路スイッチと呼びます。

 

そして、リビングライコンではこの3路スイッチの設定がありません。

広いリビングのあかりも、3路スイッチでキッチンとリビング入り口に設けたりすることがありますが、リビングライコンと普通のスイッチを組み合わせて3路スイッチとすることはできないんですね。

どうしても2カ所で使いたい場合、子機が必要となるので注意してくださいね。

出典:http://www2.panasonic.biz/es/lighting/home/control/living-lightcontrol/kumiawase.html

 

パナソニック製以外の照明器具とは接続できない(動作保証がない)

出典:http://www2.panasonic.biz/es/lighting/home/

残念ながら、他社製品との互換性はありませんので、リビングライコンでコントロールできるのは全てパナソニック製の照明器具となります。

お気に入りの照明器具がある場合、リビングライコンで使いないこともあるんですね。

 

リモコン操作ができる照明器具とは接続できない

シーリングライトやシーリングファンなどの照明器具自体にリモコンが付属する照明器具は受信機を内臓し、また器具内部にあかりレベルの記憶をする機能が備わっています。

このため、リビングライコンとリモコンの電波を同時受信して正常に動作しないため、リビングライコン上で配線をつなぐことはできないので注意してくださいね。

まとめ

それでは本日のまとめです。

  • リビングライコンは複数のあかりをシーンごとに管理できるすぐれもののコントローラー。
  • 複数のスイッチを1つのパネル内におさめることができ、見た目がすっきり、操作も簡単。
  • パナソニック製の照明器具しか連結できない。
  • リモコン付きのシーリングライトやシーリングファンは受信機が混同するためリビングライコンでスイッチが別になる。

 

いかがでしたでしょうか。

LDK空間が広く開放的になると、そこで使用する照明器具や配線もより多く複雑になります。

家族全員が簡単に使えるリビングライコンは、こうした広いLDK空間を効果的に照らす便利照明パーツの一つです。

住宅会社のショールームでもリビングライコンを採用している所はよくあるので、簡単に雰囲気のあるLDKをつくりたいと思う方は、ぜひ1度リビングライコンを体験してみてくださいね。

 

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