障子が持つ5つの魅力と知っておきたい注意点

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家づくり中のみなさま、こんにちは。ed-commons(江戸小紋)小林です。

和室を作る時、間仕切りの建て具として電灯的な襖(ふすま)や障子がよく用いられます。

最近では和室でも洋風のドアを採用することも多いのですが、障子にも良さがあります。

今日は障子の魅力についてご紹介していきたいと思います。

明るすぎず暗すぎず、室内を明るくする

 

障子の良さはなんといっても光を室内に取り入れることができるということ。

障子は半透明の和紙やプラスティック製の和紙調ペーパーを貼るため、直射日光を適度に遮り、直射の半分くらいの40~50%の光量を透過させます。

 

しかも、面で貼るため、室内の各方向に拡散光として室内全体を均等に明るくしてくれます。

このため、障子の付近だけが明るくまぶしいといった光の強弱がつきにくく、一定の明るさのある部屋にしてくれるんですね。

照明効率がよい

障子紙

障子を使った和室は、日中は室内全体を均等に明るくするために眩しいということもなく「電灯をつけないとまっくらで・・」ということがありません。

和紙の自然な風合いの反射ですので、違和感を感じさせない照度を確保することができるんですね。

明るさはほしいけども、家の中が丸見えだとチョット・・という時も、効率良く光を家に入れることができます。

結露を防ぐ

冬場、暖房が効いている室内でも、窓ガラスの近くでは冷気を感じることがあります。

窓は家の断熱性能の弱点になりがちなんですね。

家の断熱性能を上げるのに1番簡単な方法

 

さらには室内の湿度が高ければ、結露が起こってしまうこともあります。

 

一方、窓ガラスの内側に障子を設置することによって窓ガラスからの冷気を大幅にシャットアウトすることができます。

障子と窓ガラスの間の空気層が断熱材の役目を果たしてくれるんですね。

窓ガラスから入り込んできた冷気が室内では床近くに流れ込んでくるため、下半身が冷えるとお悩みのご高齢の方や女性も多くいらっしゃいますが、そのような場合にも障子は効果的です。

 

また、障子は木など自然素材でできているため、呼吸をして室内の温度を保っていると言われます。

そして、和紙の障子紙は細かな繊維でできており、ごく自然に換気と清浄化を行っているんですね。

障子紙にバリエーションがある

「障子を使うと子供がいたずらして穴を開けてしまいそうです」

「障子紙が破れたら、張り替えが手間になりそう」

そういって障子を諦めてしまう方、ご安心ください。

 

今は和紙の障子紙の他、軽くて丈夫なプラスティック製の障子紙が色、デザインともに豊富にあります。

プラスティック製なので穴が空くということや破けてしまったということもなく、お手入れが簡単で、しかもお子さんやご年配の方も扱いやすい軽さです。

 

プラスティック製の障子紙は店舗などでもよく使われていますが、色やデザインによっては非常にモダンで世界に一つしかないオリジナル障子が出来上がります。

ぜひ、サンプルを取り寄せて色味を確認していてくださいね。

デザイン障子出典:http://www.harikae-net.com/shoji/warlon/index.html

組子のデザインは自由自在

障子は障子紙だけでなく、組子と呼ばれる木の格子のデザインも自由につくることができます。

例えばタテのラインを強調してモダンなデザインの障子にしたり、組子の柄にこだわって印象的な障子にしたりと、障子のデザイン次第で家の中の印象は凄く変わります。

もちろん、組子がすぐに折れてしまったりすれば意味がないので、一定の強度を保つ必要がありますが、他の建具に比べてデザインの自由度はかなり高いのが障子の特徴なんですね。

どんな建具を選べばいい?建具を選ぶときに知っておきたいポイント

 

障子のデザインは特に指定しないと下の画像のような荒間障子になることが多いですが、少し物足りない印象にもなりがちなので、見ていて楽しい障子を選びたいですね。

0823-2障子のデザインを考える時に一番簡単で便利なのが、インターネットの画像検索です。

今では色んなデザインの障子を見ることができるので、好みのイメージに近い物を見せながら打合せすると、スムーズに障子のデザインを決めることができるんですね。

また、窓のサイズや形によっても合うデザイン、合いにくいデザインがあるので、イメージどおりの障子になるかどうかはプロと相談しながら決めていくと失敗がないのでオススメです。

障子の注意点

障子

障子をつくる時、意外に忘れてしまいがちなのが、障子の表と裏、両方に組子をつくるのか、それとも表側だけに組子をつくるのかということです。

特に組子が片面だけの場合、裏側は障子紙だけなのでノッペリとした印象になりがちです。

障子は必ずしも両面に組子がデザインされている訳ではないんですね。

 

窓に障子をつける時などは家の中から見えるだけでも十分なのであまり大きな影響はありませんが、家の中の建具に障子を使った場合、両面から見えることになるので組子は両面につくっておくのがベストと言えます。

価格の関係上、組子は片面だけのことが多いので、家ができてから初めて組子が片面だけに気付いたなんてことも・・。

 

そうならないように、組子は片面なのか、それとも両面なのかは必ず確認してくださいね。

 

障子は組子が細かければ細かいほど、また両面につくった方が価格も高くなっていくので、上手い具合にバランスを取りながら障子をつくりたいですね。

まとめ

それでは本日のまとめです。

  • 障子は外からの拡散光を均一に室内に取り込むことができ、しかも眩しくない。
  • 障子面が大きく均一に光を取り込むので、日中の室内は暗くなることがない。
  • 冬場の窓ガラスからの冷気をシャットアウトし、結露を防ぐ。
  • お手入れやご家族の状況にあわせて、プラスティック製障子紙を使うこともできる。
  • 組子のデザインは次第で、家の中の印象は大きく変わる。
  • 組子は片面なのか、それとも両面なのかは必ず確認してくださいね。

 

いかがでしたでしょうか。

障子は素材とデザインによってはモダンに作ることもできますので、和室だけでなく空間の間仕切りにもご活用いただけます。

なんといっても障子はそのお家にあわせてサイズの微調整をしながら作成するオーダーメイド品。

世界に一つしかない、我が家にぴったりの障子を作ってみてくださいね。

 

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