部屋干しするにはどれがいい?オススメの室内物干と設置場所

Pid

こんにちは、O型建築士です。

あなたは洗濯物を干す時はどこに干していますか?

 

洗濯物はやはり外に干したいという方もいらっしゃいますし、部屋干し派だという方もいらっしゃると思います。

その中でも年々増えているように感じるのが、洗濯物を室内に干すという部屋干しをされる方です。

春先のシーズンだと花粉が服につかないように洗濯物を部屋干しする方も多いですし、夫婦共働きで洗濯物を取り入れるのが夜になってしまうので外に洗濯物が干しにくいという方もいらっしゃいます。

また、梅雨など雨の多い季節だと、洗濯物を外に干すことも難しくなってしまいますよね。

 

そこで今回は、部屋干しするのにオススメの室内物干と、部屋干しする時に気をつけておきたいポイントをご紹介したいと思います。

日常生活の使い勝手に関わる部分ですので、部屋干しをするという方はぜひご覧下さい。

部屋干しの種類

部屋干しについて考える場合、まず考えておきたいのが、

  • パイプ(物干し竿)を固定して常に何かを干せるようにしておく。
  • パイプ(物干し竿)は簡単に外せる(しまえる)ように可動にしておく。

このどちらが生活スタイルに合っているかということです。

 

たとえば、

小さい子供が多いので洗濯物が多く、雨でも簡単に沢山の洗濯物を干せる場所がほしい。

お客さんが来た時にはパイプは片付けておきたい。

お風呂の後の濡れたバスマットは、使わない時は乾かしておきたい。

 

などなど、場所や使い方によってもそれぞれ違ってくるんですね。

 

以上のことを踏まえながら、それでは次にオススメの室内物干とメリットでメリットについてご紹介していきます。

ホスクリーン

ホスクリーン

Photo:http://www.kawaguchigiken.co.jp/products/monohoshi/

室内物干の代表と言えるのが、川口技研のホスクリーン。

見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。

 

天井に取り付けた金物に、取り外しができるポールを取り付けて使います。

そのポールとポールの間に物干竿を取り付ければ完成です。

それではまず、ホスクリーンのメリットを見てみましょう。

 

ホスクリーンのメリット

必要なときだけポールを差して使えばいいので、室内干しをしていないときはあまり目立たないのがホスクリーンの大きなメリットです。

また、価格も2本で1万円もしないので、そんなに悩まずに気軽に取り付けることができます。

何カ所かに室内物干を取り付けたい時なんかも、これくらいの価格だと取り付けやすいですね。

 

細かい部分ですが、ホスクリーンには天井に取り付ける部分の金具の出っぱりが大きい物と、小さくて目立ちにくい物があります。

出っぱりが小さい方がスッキリするので、同じホスクリーンでも取り付けられる物がどのタイプなのかしっかり確認するのがオススメです。

自分で購入する場合も注意してみてくださいね。

ちなみに、1番出っぱりの少ないタイプはこんな感じです。

SPE-W

 

かなり薄いですね。

また、ポールの長さもいくつか種類が出ているので、天井の高さや身長に合わせてポールの長さを決めるのがオススメです。

 

ホスクリーンのデメリット

ホスクリーンのデメリットを挙げるとすると、部屋干しをするのに物干竿が必要になるということが挙げられます。

物干竿は意外と置き場所に困りやすい上、部屋干しするたびに物干竿とポールを取り付けるというのは、人によってはかなり手間に感じる場合があるんですね。

何だかんだでポールと物干竿が付けっぱなしになってしまうことも・・。

 

そのためリビングなど物干し竿を付けっぱなしにしておくとみっともない部屋にはあまり向いていません。

 

また、一度取り付けると移動できないので、図面上は何の問題もなかったけども、いざ室内干しをしようとして物干を取り付けると、壁や家具にぶつかってしまうということも有り得ます。

そのため、取り付け場所は慎重に選んでくださいね。

 

ホスクリーンは金物を天井に取り付けるだけなので簡単に取り付けられるように見えますが、取り付け場所には下地が必要となるので、自分で取り付ける場合は注意が必要です。

 

ホシ姫サマ

ホシ姫

Photo:http://sumai.panasonic.jp/interior/miriyo/hoshihime/lineup

天井に埋め込んで、使うときに昇降させるタイプの室内物干です。

先ほどのホスクリーンをつくっている川口技研も昇降式の物干を販売していますが、昇降式の物干で1番有名なのがパナソニックのホシ姫サマです。

それでは、ホシ姫サマのメリットを見てみましょう。

 

ホシ姫サマのメリット

先ほどのホスクリーンと大きく違うのは、ポールと竿がセットになっていて天井に収納できるというのが大きな違いとなります。

部屋干しする際に、わざわざ物干を持ってこなくても大丈夫なんですね。

 

また、洗濯物を干しやすい高さまで竿を下げることができるので、年をとっても体に負担の少ない室内物干と言えます。

(ちなみに、ホシ姫サマは電動です)

ホシ姫サマ

Photo:http://sumai.panasonic.jp/interior/miriyo/hoshihime/lineup/dendo02.html

洗濯物が多いという方に合わせて竿の本数を増やすことができるのも大きな特徴です。

 

ホシ姫サマのデメリット

ホシ姫サマの1番のデメリットは、価格の高さです。

先ほどのホスクリーンは一式(2本)で1万円もしないですが、ホシ姫サマは取り付けを含めて10万円前後が一般的です。

室内物干1カ所に10万円となると、予算がキツくなったときに仕分けの候補になる可能性も捨てきれません。

結構いい値段となるので、部屋干しの優先順位がホシ姫サマ導入のポイントになってきます。

 

また、天井に収納されるので、天井に何かくっついている感は結構出ます。

埋め込みタイプはまだいいですが、天井直付けタイプは見た目がかなり目立ちます。

こんな感じです。

hoshihime

Photo:http://sumai.panasonic.jp/interior/miriyo/hoshihime/lineup/dendo02.html

そのため、先ほどのホスクリーン同様、どこに取り付けるかが部屋の印象を左右してくるんですね。

ちなみに天井埋め込みタイプは、天井に梁を出していたり、天井の中に大きな構造材が隠れている時は取り付けができないので注意してくださいね。

Pid

Pid

Photo:http://moritaalumi.co.jp/product/detail.php?id=11

Pidとは、森田アルミ工業が販売しているワイヤー式の室内物干です。

ワイヤー式の物干というと、ホテルの浴室なんかでたまに見かけますね。

森田アルミ工業のPidは巻き取り式のワイヤーを引きのばし、そのワイヤーに洗濯物を掛けて使用します。

ホスクリーンとホシ姫サマは天井に取り付けますが、Pidは壁を使って部屋干しをするという訳ですね。

 

Pidのメリット

Pidの1番の特徴は、色もホワイトで壁紙の色と近いですしデザインも悪くないので、あまり物干という感じが出ないことが挙げられます。

そのため、室内物干をスッキリさせたい場合、Pidはオススメの室内物干と言えます。

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また、価格も1万円もしないので気軽に取り付けやすいですし、柱がある場所に取り付ければ、わざわざ下地を準備しておく必要がないので、家が完成してからでも取り付けやすい室内物干です。

 

ちなみに、長さは4mまで伸ばすことができるので、極端に長細い部屋でなければ好きな場所に取り付けやすいのもメリットと言えます。

 

Pidのデメリット

Pidのデメリットは、伸ばしたワイヤーに洗濯物を掛けていくので、洗濯物を多く掛けると少しタワミが出ることです。

(もちろん、タワミが出にくいように調整はできますが、多少のタワミは出ます)

そのため、洗濯物を多く掛けると真ん中に洗濯物が集まり、洗濯物の乾き方にムラが出てしまうことがあります。

やはり、洗濯物が集まる中央部分の乾きが悪くなってしまうんですね。

毎日室内干しをするのであれば、少し気になる部分と言えます。

 

Pidはデザインも良く気軽に付けれるので、1度取り付けて試してみるのもいいですね。

soraie(ソライエ) 室内物干し

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Photo:http://www.aux-ltd.co.jp/soraie_monohoshi_mw/

面白い家庭用品を扱っているオークスが出している室内物干しが「soraie(ソライエ)室内干し」です。

手軽さとシンプルなデザインで、インテリアの見本市などでも最近よく見かけるようになりました。

 

soraie(ソライエ)室内干しのメリット

窓枠に取り付けるので、窓まわりでコンパクトに展開でき、しかもカーテンの開け閉めも考えて設計された商品です。

似たような商品は見かけますが、カーテンの開け閉めや収納した時の目立たなさという点では、とてもすぐれた室内物干と言えます

 

また、窓の側に洗濯物を干すことができるので、室内干しだとしても日光の恩恵を大きく受ける事ができます。

 

soraie(ソライエ)室内干しのデメリット

「soraie(ソライエ)室内干し」のデメリットを挙げるとすると、窓枠にネジで固定する必要があるので、1度取り付けると、取り外してもネジ跡が残ってしまう事です。

これはどの固定型の室内物干全般に言える事ですが、窓と言う目立ちやすい場所に取り付けるので、部屋干しする場所を後々変えたいとなった時の影響も大きいと言えます。

その場合はカーテンで隠す、ネジ跡を埋めるなど何らかの対策を取りたいですね。

 

また、価格も他の室内物干に比べると少し高めです。

その他

その他の部屋干しの方法として、自立式の物干を使うと言う方法もあります。

こんな感じの物干ですね。

MORY ステンレス 室内多機能ものほし エブリランドリー 高さ調節タイプ WY-01

場所を自由に移動できるのが1番のメリットと言えます。

 

一方、使わない時の置き場所を考慮する必要がある他に、洗濯物を干している時の見た目もあまりよくないので、日中はあまり使わない部屋で使うなど、使い方は工夫したいですね。

室内物干の位置を決める時のチェックポイント

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それでは次に、物干しの位置を決める際にチェックしておきたいことを見ていきましょう。

 

いつ、何を、どのくらいの量を干すのか?

生活スタイルは人それぞれです。

小さなお子さんが多かったりお子さんの部活動で毎日2回以上は洗濯機を回す家庭もあれば、ご夫婦二人の生活で2日に1回という洗濯ペースの家庭もあります。

さらには、洗濯機を夜回す家庭もあれば、朝起きて回す家庭もあります。

また、お子さんの部屋を通ってベランダの物干し場に行く場合、小さい頃は気にならなくても年頃になってお子さんが嫌がることもあります。

 

このように洗濯の頻度と時間、生活スタイルによって、ベストな干し方も変わります。

生活スタイルから想定される洗濯〜干すというシーンを一度はシミュレーションしておきたいですね。

 

物干しと建具が干渉していないか

寝室や廊下に物干しを設置した際に気をつけておきたいのが、建具(扉、ドア)との干渉です。

物干しを設置した際に、クローゼットの扉がぶつかったり、寝室のドアが開かないということがないように、物干を設置するなら予め設計士に確認しておくと1番ベストですね。

 

歩行の妨げにならないか

先日、次のようなお話を聞きました。

「せっかくデザインにこだわって建てた家なのに、洗濯物ののれんをくぐって生活している・・。

スペースが空いているから、と玄関ホールに天井からの物干しポールを2列設置したまでは良かったのですが、ただいまと玄関のドアをあけるとたくさんの洗濯物がブラブラとさがっているし、やっぱり荷物を持って帰ってきた時に洗濯物をかきわけるのは歩きづらい・・。

また通路部分にあたるので、室内ほど照明の光も多くなく、洗濯物で玄関が暗く感じる・・」

これでは何のために物干ポールをつけたのか分かりませんね。

 

廊下など、動線にあたるところにどうしても設置する場合は、「緊急用」の物干し場としておくか、歩行した時に体にぶつからないような高さにしておくのがベストです。

室内物干の設置場所

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室内物干を設置する場所を見てみると、大きく3種類に分けられます。

  • 洗面脱衣室
  • 部屋(寝室や和室など)
  • ホールやサンルーム

以上の3つです。

LDKから洗濯物が見えると、かなり生活感が出てせっかくのインテリアが台無しになってしまうので、基本的にあまり目立たない場所に設置するのが部屋干しをする時のポイントです。

 

それでは、それぞれどんな室内物干しを使うと便利なのか見てみましょう。

 

洗面脱衣室

洗面脱衣室で室内物干を使うケースは、大きく2つのケースが考えられます。

洗濯物を洗濯機から取り出す際に一時的に洗濯物を掛けておくという使い方と、部屋干しする場所として使うケースの2つです。

 

まず、一時的な利用で活躍するのがPidです。

洗濯の時だけワイヤーをピッと伸ばせばいいので、とても使い勝手がよく便利なんですね。

 

では次に、室内物干として使うケースはどうでしょうか。

洗面脱衣室で部屋干しをする場合、部屋の広さが大きなポイントになってきます。

洗面所はそんなに広くないことが多いので、物干竿がいらない物の方が圧倒的に便利と言えます。

狭い部屋で物干し竿を使うと、色んな物にぶつかったりして使い勝手があまりよくないんですね。

 

また、洗面脱衣室はお風呂と繋がっていることがほとんどなので、人の動線とかぶってしまう事が多くあります。

そのため、物干竿を付けっぱなしにしておくのは生活の邪魔となりやすく、簡単に収納できるタイプがオススメとなってくるんですね。

これらのことから、物干し竿がいらないPidとホシ姫サマが便利と言えます。

ただ、Pidは頻繁に部屋干しをする方にとってはワイヤーのたるみが気になってくるので、よく部屋干しをするならホシ姫サマの方が使いやすいと言えます。(洗面なら見た目もあまり気にならないので)

 

まとめると、洗面脱衣室で部屋干しをする場合、Pidかホシ姫サマが向いていて、ホスクリーンは部屋の広さ次第という感じですね。

 

部屋(寝室など)

寝室などの部屋で室内干しをする場合、日中はあまり使わない部屋で室内干しをすることがほとんどです。

そのため、見た目よりも使い勝手の方が重視される傾向があります。

 

そうなると、ホスクリーン、もしくはホシ姫サマといったところが候補になってきます。

部屋が広ければ、ホスクリーンに竿を付けっぱなしなんてことも・・(インテリアにこだわるなら無しですが)

 

また、見た目を重視するならPidという選択肢もあります。

毎日室内干しする訳ではなく、雨の日だけというなら多少のタワミも大目に見る方が多いです。

 

ホール、サンルーム

空いたホールのスペースや、サンルームで部屋干しをするというケースです。

花粉症の方なんかに多いケースですね。

特にサンルームは部屋干しするためにあるような物なので、がっつり干せるのが1番重要になってきます。

そのため、ホスクリーン、ホシ姫サマが便利です。

 

奥行きがあれば、ホスクリーン2列でさらに部屋干しの容量を上げるという方法も。

毎日使うのであれば、タワミの心配があるPid以外の物を選んだ方がストレスは少なくなります。

部屋干しをどうやって乾かす?

howto_illust02_01238Photo:http://sumai.panasonic.jp/interior/miriyo/hoshihime/howto/index.html

洗濯物を効率良く乾かすには、日の光に当てるのが効果的です。

でも部屋干しの場合、洗面などあまり日当りがよくない部屋で部屋干しをするということもよくありますね。

 

その場合、除湿(もしくは暖房)+扇風機が効果的です。

 

このことは、お風呂の換気乾燥暖房機を見てみれば分かりやすいですね。

換気乾燥暖房機の場合、最初は温風が出て除湿し、その後は風を送り続けます。

このように、洗濯物を乾かすには除湿と風がポイントになってくるんですね。

 

そのため、エアコンがあれば除湿(冬場は暖房も有り)。

洗面などエアコンをつけない部屋には除湿器を使うと洗濯物の湿気対策になります。

さらに扇風機で風を送ると、洗濯物の乾き方は大きく違ってくるんですね。

 

ちなみに風を送って乾かす時の注意点として、エアコンや扇風機に近すぎないかと言う点も考慮しておきたいポイントです。

洗濯物を干すための部屋であれば問題ありませんが、よく使う部屋であったりよく目につく部屋の場合、常に洗濯物がヒラヒラと・・。何てことになると落ち着かないですよね。

意外に風は洗濯物の湿気や洗剤の香りを室内に運ぶので、風の通り道についても押さえておきたいですね。

 

その他の方法としては、調湿効果の高いエコカラットや珪藻土を洗濯物を干す部屋に使うという方法もあります。

この場合、それだけで洗濯物が乾くというよりも洗濯物を乾かす補助的な役割というくらいで見ておくとベストです。

エコカラットも珪藻土も価格は安くはないので、洗濯物を乾かすという効果よりも、見た目や調湿効果をメインで選択するのがベターと言えます。

まとめ

今回は部屋干しについて詳しく見てきました。

花粉症の方はもちろん、雨の日だけ部屋干しするという方は多くいらっしゃいます。

 

でも、闇雲にとりあえず室内物干を付けたけども、あとで使い勝手が悪かった何てことも起こるのが部屋干しの難しいところです。。

洗濯物を干す場所によって、室内物干しの使い勝手は変わってくるんですね。

実際に部屋干しする時は、どんな感じの物干だと使いやすいのか、また部屋干しする頻度はどのくらいなのかを一度考えてみると、より使いやすい部屋干しができるようになります。

 

たかが洗濯物、されど洗濯物です。

日常生活に直結するので、ぜひあなたに合った部屋干しスタイルを見つけてくださいね。

では。

 

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部屋干しする時のポイントって何?

  • 室内物干の特徴を知った上で部屋干しに使うと失敗が少なくなる。
  • 使い方や頻度に合わせて室内物干を選ぶのがポイント。