変形地はどうする?知っておきたい家の形状、変形した家編。

変形地アイキャッチ

こんにちは、O型建築士です。

ここ最近続いてきました、「家の形状」シリーズ。最終回の今回は、

「変形地で家をたてる、そんな時の変形した家」について、「変形した家」の特徴とお金の面を含めて見ていきましょう。

家の形状シリーズ、第1回はコチラ。

家を一番安く建てる方法をお教えします。安く家を建てるためのコツ

変形地に建つ変形した家

変形の家

変形地に建つ変形した家

まず、変形地とは何でしょうか?普通、土地は長方形なり正方形なり四角い形をしています。この四角い土地のことを整形地と呼びます。一方、世の中には四角以外の三角形や台形の土地も結構あります。この四角くない土地の事を変形地と呼びます。

変形地は、その形が変形しているために、普通の四角い家を建てようと思っても、土地の中になかなか納まりません。三角形の土地であれば、四角い家を建てる事すら困難です。そのため、変形地は整形地と比べると、土地の価格が安く販売されています。価格が安いので変形地を購入し、いざ建物を入れようとした時に出てくるのが、「変形した家」です。(ちなみにハウスメーカーは規格外となってしまうので変形地をかなり嫌がる傾向にあります。反対に設計事務所は変形地が大好きです。)

「変形した家」とは様々です。角が三角形になって尖っていたり、一部の壁が斜めになっていたり、たまに丸くなってる家もあります。この「変形した家」はその土地(変形地)にあうようにつくった完全オリジナルの家です。変形地に合わせて家の形をつくるか、変形した部分を庭として使って家の形を整えていくのか、設計者の腕が問われます。

価格の面では、角を尖らせたり、斜めにしたり、丸くするのは当然お金がかかってきます。そのため、変形地の安い土地を購入して、その分を家にかけるというのが変形地と「変形した家」の正しいあり方と言えます。

変形地は設計事務所が得意とするところで、工務店は設計力次第で得意なところと苦手なところが分かれます。変形地は購入する前に必ず設計事務所か工務店に相談に行って下さい。どんな家ができるか分からず購入するのはかなり危険と言えます。なぜなら、建築基準法やその他の家に関する法規が不利に働けば、家自体建てるのが難しいこともありえるからです。変形地は普通の土地より売れにくいので、すぐ売れてしまう可能性は高くありません。土地を買っても大丈夫そうだと思うプランができるまで、変形地の購入は待つのが無難です。(納得いくまでプランを詰めなくても、大きさや形的にOKだと思ったら土地を購入しましょう。ただし、プランをつくってもらうと普通はお金がかかります。)

まとめ

変形地の家

変形地は土地の形が不整形なので土地を安く購入できます。その分、四角い家は土地に入りづらく、その土地にあう家を建てる必要がでてきます。「変形の家」は壁が斜めだったり尖っていたり、土地に合わせて家の形がつくられてきます。その分、家も割高になりますが、完全オリジナルで個性的な家を目指す方には向いています。

変形地はハウスメーカーは苦手で、設計事務所は得意。工務店は設計力しだいで得意と不得意に分かれます。気になる変形地がでてきたら、まずは設計事務所か工務店に相談にいきましょう。くれぐれも慌てて変形地を購入して失敗したとならないよう注意してください。土地を買っても何とかなりそうだと思えるプランがでてきたら土地を購入という流れでいけば、失敗する可能性はグンと減ります。

では。

 

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今日の問題解決

変形地に合う家ってどんな家?

  • 変形地とは三角形や台形など、四角形でない不整形な土地のこと。
  • 変形地は通常の土地よりも安く購入できる。
  • 変形地にあわせた変形した家をつくることができる。
  • 変形地は設計事務所が得意、工務店は設計力次第。
  • 変形地を購入前に、プランの相談をしたほうがいい。
  • 変形地を買っても何とかなりそうなプランが出てきたら、変形地を買っても失敗は少ない。